2022/11/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にアストラさんが現れました。
アストラ > 現在、依頼中である。
何時もの露出過多な魔術師タイトローブではなく、王城の下級メイドに支給される簡易なメイドのお仕着せに身を包んだアストラは、王城内の洗濯メイドとして入り込んでいた。
目的は騎士団の中でも見目のいい男性騎士の身辺調査──という名の、好きな人がいるかどうかを調べてきて欲しいという一風変わった依頼を請けた。
裕福な商家か貴族のご令嬢の依頼だろう。かと言って冒険者がホイホイと入れるほど警備がざるな場所ではない。
そこで、依頼主が持ってきた紹介状。洗濯メイドは人の入れ替わりが激しいと言われる下級職で、王城内の衣類布類を一手に担うからこそ人数も多い。
アストラが一人紛れ込もうと、新しく入った新人だろうと思われるだけのはず。
念のために紹介状も貰っているので、いざとなれば身分証代わりにもなるだろう。

「王城内を見学する機会なんてそうそうないものねぇ」

いい機会と経験。
厳かな城壁、豪奢な建築、美しく広々とした通路から意匠のこらされた天井画まで、アストラは洗濯メイドとしての仕事もしつつ楽しく見学していた。
そして夜になり、仕事も一段落したところで、下級の洗濯メイドたちは帰り支度をして帰路へつく。
貴方も早く帰った方がいいわ、と囁かれた理由はよくわからないけれど、アストラは本来の仕事を果たしに向かい────あっさりと仕事は終わった。
目的の人物が人気のない部屋で、メイドの一人とひっそりと睦言を交わし合っていたのを見つけてしまった。
豊満な胸に挟んでいた小型の射影魔導機で盗み撮りもしておいたので、これであとは依頼を報告するだけ。

あっさり片付いてしまったわ、と残念そうにしながら、こっそりと離れて踵を返し、人気のない廊下を歩いていく。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (とある王族との会合――
何か謀が在った訳では無い、ただ、顔を広める為の一寸した"外交"
自らの運営する娼館が、少しでも王都にて安定した立ち位置を得る為の人脈作り
でなければ、こんな場所に、態々と自らの魔力を精密に隠匿して足を運びはしない
まぁ、運んだからには、其れなりに愉しんで帰る心算では在ったが

ふと、散策の途中。 何気なく廊下の向こうから、給仕服の使用人が来る
王城なのだ、多くの使用人が雇われて要る関係で、別に珍しくは在るまい
だが、其れは其れとして。 ――ただの給仕服にしては、少々。)

「―――――随分と、派手な魔力が流れているねぇ?」

(すれ違いざまに、つい、そんな戯言を囁いて仕舞う。
相手の身に満ちる、人並外れた魔力の存在と
まるで荒れ狂う川の流れめいた、無秩序に乱れがちな魔力の流れとを指摘する様に

――だから何、と言う指摘をする心算は無い
女が此処で何をして居た所で、別に己には何の関係も無い事だ
ただ、物珍しい物を見たと言う、そんな世間話の様な調子で
女へと、紅の瞳を向ける、か)。

アストラ > 人気がなかった通路の先から薄っすらと人影が現れる。
王城を歩く姿が定められたお仕着せ以外の私服を纏うのならば王族あるいは官吏、または貴族か。
遠目にも分かるのは術者が纏うようなローブで、魔術師か、魔法使いの方なのだろうと考えた。
何にせよ今のアストラは下級メイド服に身を包んだ洗濯メイド、という立場だ。
歩きゆく上位の方があれば端へと寄り、頭を下げる。
青銀色の髪を後頭部で束ねて白いメイドキャップを被っている。
外見からしてもそれなりに見目が良く、メイド服の上から見てもスタイルの良さがわかるだろう程度。
されどすれ違いざまに囁くような声には、数度瞬きをした。

アストラは自身の身に宿る魔力について、体感する以上の知識はないと言っても良い。
魔力というものがあり、それを扱えること、魔術に適正があると言われたから覚えたこと。

「────?」

感知できる者がいたとして、それが目の前の人物として、だから何だろう、というのがアストラの感想。
それぐらい自分の身に流れる半魔の血と魔力は、アストラの人生にとって「便利」以外の何物でもないもので。
言葉通りに受け取るなら「ありがとうございます」と、褒められたと捉えるだろう。

とは言え、頭を下げたままながら視線は感じるので足を止めて見られているのか。
咎めるような声でもなく、世間話のように話しかけられて、アストラは何と返すべきか反応に困っていた。

ルヴィエラ > (――其の反応は予想外でも在った
例えばもし患者の類であったとして、自らの正体に言及する様な物が現れた場合
先ずは警戒、驚き、そう言った類の感情が現れる事が多い
だが、目の前の女は、そう言った物が微塵も感じれぬ
感情を隠した不自然さも無く、ただ純粋に
其の意味を図りかねる、と言った様子で首を傾げる物だから

此方も此方で、一寸瞳を瞬かせ、其れから可笑しそうに口元へ弧を描き。)

「――――魔力を隠す術を知らないのか、其れとも気にして居ないのか…。
……其れに、どうも魔力が正常では無いね。 ……最近、何かに襲われたりしたかい?」

(或いは、何らかの罠に引っ掛かったか。
何処から、如何話して見た物かを少し考えた後
そんな風に問いかけては、言外に、身体に不調が在るだろう、と。
そう言った物が、知識や感知する術が在るなら
判る者には判って仕舞うと言う事も、言外に伝えようとしつつ

――少しばかり、相手の姿を、静かに見下ろす
観察にも似た視線を、上から下まで、ゆっくりと往復させれば
適うなら其の額に、ちょん、と人差し指で触れ様とするか
触れられたなら、刹那、女の身体に、反響の様に魔力が通る

正常とは言えぬ、乱れの影響が発生している箇所が
その一瞬――再活性、し掛ける様な感覚を、与えるやも知れぬ)。

アストラ > 言葉を続ける魔術師風の彼に、アストラはゆっくりと頭を上げた。
楽天的な性格をしている為に目の前の彼が何を考え、何を思い、何故可笑しそうに笑っているのかわからない。
それでもなお魔術師としてか、魔力の話を続けるのであれば、それもそれで困ってしまう。

「えぇと……まぁ、特に隠す必要もないと思っていますけど。
 ──最近……まぁ、そうね、襲われたと言ってもいいのかしら」

軽く首を傾げて頬に手を当てる。垂れ目の金の目が斜めに向けられて、目の前の彼へと向き直る。
思い当たる節がないわけでもないのだが、こうして今無事に生きて活動出来ているので、気にした様子もない。

つい最近、確かに強大な魔力を持つ魔族に襲われた。
その時の影響で膨大な魔力が純粋にアストラ自身だけのものではなく、
いわば残滓のようなものがぐるぐると渦巻いているのだろう。
見る者が見ればわかるというのならば、それは確かに不調として捉えられるのかもしれない。

頭から足先まで観察されるような視線を受けつつ、伸ばされた指先がアストラの額に触れた。

「────ッッ……ぁああぁっ♡♡」

刹那、アストラの口から艶めいた嬌声が上がる。
渦巻く魔力の中で乱れの原因足る魔力が再活性し、
電流のように甘い痺れが胎の奥が切なく疼かせ、熱を持ってじゅわりと蜜を溢れさせていく。
アストラの体を造り替えた魔力は、特に子宮と卵巣に関わるもの。
それが再活性しかければ必然と発情し、乱れた魔力が強制的に排卵させてくる。
たったそれだけのことで、アストラは甘い絶頂にいたり、思わず腹部を覆ってよろめきながら、体を震わせた。
信じられないというような泣きそうな目で、彼からとっさに後ずさった。

ルヴィエラ > (――成程、価値観の相違か。
己にとっては、魔術師の重要な要素として話して居る事では在るが
単純に、目の前の女にとっては、さしたる問題に感じられないのだろう
其れでは、幾ら言葉で忠告した所で無意味

――とは言え、己は別に教師でもない。
其処に教授する理由も、縁も、無いと言えば全く無いのだが。)

「――――……ほら、こういう事になる。
魔力に干渉する事が出来れば、悪戯も容易いと言う事でね。」

(――言葉よりも、体感した方が余程身に染みるだろうか
指で触れる、其れだけで、襲われたと言う其の時の名残が、娘を襲う
漸く警戒を抱いたのか、距離を取ろうとする相手を眺めながら
――されど、既に触れた後。 女から己へ、細く細く、糸の様な魔力の繋がりが
距離を取ろうと、途切れる事無く、"路"として形成され――)

「勿論、君ほどの魔力量なら、生半可な魔術では難しいだろうがね。
そうでなければ…、……ほら、この通り。」

(一歩を踏み出し、再び女へと距離を詰める。
同時、繋いだ魔力の糸から再び、女へと己が魔力を流しては
再び、魔力の乱れを活性化させて――次の排卵を、促そう
胎の奥で、卵巣が強く拍動する感覚を自覚出来る程に、其の肉体を翻弄しながら

抵抗の気配が在る度に、強制的に、排卵を引き摺り出して制し
其の身体を、己が腕の中へと、緩やかに抱き捕えては
――足元から湧き上がる影の波。 其の中へ、己ごと娘を、攫って仕舞おうとするか。
王城で、変に騒ぎを起こして仕舞うのも不憫で在ろうと――場所を移す、為に)。

アストラ > 魔力を隠す必要がある理由を、彼は"親切に"教えてくれたのだろう。
アストラは常から、他者からの魔力に干渉されやすい。
洗脳だとか、催眠だとか、記憶操作だとか。あるいは強制的な発情だとか。

さておき、後ずさった身を弄ぶように彼は魔力を通してくる。
既に路は繋がったというように、活性化される残滓がアストラの体を淫らな雌に変えていく。

「はぁっ♡ あっ♡ ひぁ、あぁぁ…っだめぇ…っ♡♡」

子宮の奥で異常な排卵が強制的に行われる。本来ならばあり得ない。
だが魔力によって造り替えられたアストラの卵巣はそれを成してしまう。
排卵絶頂を数度繰り返し、白い太腿にまで濃厚な雌の蜜を滴らせて、
白い素肌が覗く胸周りも汗と乳頭から滲む液体で濡らし、下着はもはや機能していない。
王城内の廊下でひっきりなしに嬌声を上げて、腰を痙攣させ、
抵抗も逃げ出すことも出来なくなったアストラは、容易く男の腕の中に捕まるだろう。

暗い影に飲み込まれる。
そのままどこへなり、彼が行き先を定め、二人の姿は通路から消え去るだろう──。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からルヴィエラさんが去りました。
アストラ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からアストラさんが去りました。