2022/09/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にリッカさんが現れました。
■リッカ > 今日は冒険者ギルドに目立ったお仕事はなし!寝坊してたら大体取られていた!
ほぼ馬小屋みたいな仮の宿でも思い切り眠れるのは種族の頑健さ故である。
そこで今日請けたお仕事は、王城の1区画のお掃除である。人手が足りないところが出たということで、モップで拭き掃除。冒険者だけど、こういうお掃除とかも積極的に請けているのだ。
「……広すぎひん?」
請け負った区画はなんというか、うん、どでかい棟まるまる1つ。こちとら130cm。
■リッカ > 幸か不幸かフィジカルパワフルすぎる種族。こういう境遇になったのも種族ゆえ。おのれ。
歩幅がちっちゃいにも程があるから、流石に走り回っても時間がかかるだろう。おのれ。
しかしやるしかないのだ。こちとら本当に最低限の物と金しかもたされずに放り出された家なき子なのだ。
やらねばご飯が食べられない。
「ぬぁわーーーーーー!!!」
モップで廊下を大爆走。ちびっこ狼はがんばる。今は耳も尻尾も収納してるけど。
■リッカ > 「ふぬーわー!あはははは走るん楽しいー!」
テンションが上ってきた。9つの子供故にその辺走り回ってるだけで面白い年頃。それに加えて狼的なあれそれで、走ってると楽しい。
貴族の子女もたくさんいる場所だけど、笑いながらご機嫌のモップランナー。
そしてやっぱり狼的に汚いかどうかはよくわかるので隅々までぴっかぴかである。
遠巻きにヒソヒソいわれているのは気にならない。変なテンションだから。
■リッカ > 「モップモップ~もっぷっぷ~♪お前ようみたらええ素材やん~♪地味にうらやましいー♪」
即興変な歌まで歌いながらのモップ掃除。
遊びスイッチのはいったチビスケがちょっと変な速度でモップをかけている。
普段の清掃員と同じところが一つもない。
……掃除さえちゃんとしていればいいのだろうが、一応ここ王城の1角である。
咎められなければいいのだが……
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からリッカさんが去りました。