2022/01/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にオリアナさんが現れました。
オリアナ > 「…………」

宴の一角。煌びやかな装飾と、シャンデリアで照らされた空間。
特になにかの祝いがあるわけでもなく、ただの社交場として開かれた宴。
ワインを片手に、周囲の貴族や王族たちを観察しているのは緑のかかった黒髪の女。

溢れんばかり胸を強調するようなフリルの付いたドレス。
ロングスカートにはスリットが入り、歩けば時々鍛えられた肉付きのいい太ももが見える。
いつもなら、騎士服だが今日はしっかりとした王族の娘らしい衣装に身を包んでいた。

「えぇ、そうですわね。今日は事前に招待状もいただけましたから」

そう言いながら、からかってきたほかの貴族たちをあしらう。
やはり、こういう場に出ることに意味を見出せない。
しかし周囲の顔色を診なければ、孤立を生むことになる以上、出席しなければならない。
全く、度し難いものだ。貴族と王族というのは。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からオリアナさんが去りました。