2021/07/01 のログ
メイラ・ダンタリオ > 膝までの黒髪と、紫髪で背中が隠れるほどの二人
その片面が隠れた貌が ギザ歯を見せつけるようなトラバサミの如き口元が
二人の握る鉄塊のような剣と盾を以って、殺意とも敵意とも違う

それはいつだって使える感情 戦意
闘うという気持ちで満ちた二人は、互いに出会う何某を切り伏せるのではなく
望みあって殺し合いを行うそれ

故に戦意 それで好い

始まりの合図と共に、白い旅仕様のような衣に身を包んだ、鉄よりも布地の多いクルサオル
その手に持つバスタードソードの多様性から繰り出した一撃目は 突き
視界は限られ 一点に定めたそれはどこであろうとその部位を致命に届かせる そうさせる。

対するメイラは、黒で身を包んだ腰のスカートが翻り 長い黒髪が宙でたなびくままに駆け詰める
左腕に通しただけの特大盾 黒い視界すら遮るような壁のような盾
それを握るままに両足は衰えることのない 獣のように走り詰める音は重い

プレートブーツの鳴る鉄の音と共に、靴底が横を向くと同時の、盾が斜に構えた姿で突きを受け止める

              ガ ァ ン ッ !!

鉄の重く、定めた悲鳴
そして、突きというそれは、特大盾を貫き力と硬度と、鋭さで貫通できるほどではなかった
貫けないままに、その突きの姿勢を崩すように、メイラはそのまま押し続けるように突撃する。
見えない視界を、メイラの耳が 長年の暴力に費やした経験が読み、突きに構えられた姿勢を崩すように

最中、途中から鍔競りのような状態から半歩退く
隙間をあけるというそれは、衝撃を与える為の距離

「―――シッ!」

          シールド・バッシュ

盾の面という広さと硬さを信頼した、隙間を作ってから叩きつけにいくという
盾の面積による打撃技
盾で防ぎ、盾で受け止め、盾で押しやり、盾で迎撃する

隙間をあけ、溜めをつくり背中で弾き飛ばす大陸技にも似たそれ
特大盾と暴力の経験が作る盾専が練り上げたような攻撃方法で、メイラは突きのお返しを放った

クルサオル > 剣の先と、盾が受け止めた重い音。
その瞬間、観客たちは確かな風を感じた。
そよ風に等しい、しかしその風が起きた場所が、明白だった。
金属と金属が軋む音が、周囲に響く。

その紫色の、非常に長い髪は盾に当たった瞬間、強い風に吹かれたように伸びていた。
踏み込む速度がいかがか……それで察せられたことだろう。
ただし、受ける側と与える側の力で、前者が勝った時。
一番その衝撃を強く受けるのは後者だ。
確かな腕のしびれを受けながら、クルサオルは……無表情だった。
嗤っているメイラにたいして、クルサオルはただ何も感じず。
次の一手を即、脳裏で考える。
戦意はある。勝利への意欲も強い。
だからこそ、勝つため以外の感情を捨てるのだ。
その在り方は……野生動物が、獲物を狙い定めた時の、それだ。

ざざ……と、地面が擦られ、クルサオルがその力に少しずつ押し負けていく音が響く。
同時に、彼女が半歩退いた瞬間。

メイラの、強烈な一撃が迫りくる。
巨大な質量を、それをぶん回せるだけの力があるメイラにたいして。
それを受け止めるなど愚の骨頂だ。
故に取るべき行動は避け……だが、この距離では、そしてこの面の広さでは不可能だ。
取るべき行動は……

「く――――うっ!」

小さく跳躍して両足を前へと突き出して、衝撃に合わせて……盾を蹴る。
メイラと比べて、比較的身軽だからこそ、そして何より
生まれた時から『受けて戦う』ということをしてこなかったからこそ出来る芸当だった。
だがそれは言わば軽業の類であり、やはり普通の人間では可能なら動作ではない。
空中へと投げだされるが、慣れたように一度宙返りをして、地面へと「トッ」と軽い音で着地する。
だが、その顔には確かな汗が浮かんでいた。
衝撃を利用して、ダメージも抑えたが、ゼロではない。
両足の裏がジンジンと痛いし熱い。

「まったく……力業じゃメイラには敵わないよ、本気で」

そう、ぼやき。構え直す。
仕切り直し、といいたいが少しこちらが不利、と考える。
しかし諦めるつもりはないのは、構え直したことからわかり切っている。
その片方しか見えない目と、覆われたもう半分の『目』に強い闘志に射ぬかれる感覚を覚えることだろう。

―――――ダンッ!

強い音と共に、駆け出して、もう一度接敵。
兎にも角にも、攻め続けなければこちらに勝機はない。
相手は守ることに重きを置いている……などという考えは元よりない。
舐められている……などという考えも、ない。
だが、勝つことに対しては……貪欲だ。

剣を下段に構え、地面へと突き立てながら、滝を上る魚のように振り上げた。
……同時に、抉られた地面から、土や砂が上がり、メイラの視界を塞ぐ。
小手先の技、あるいは小細工、または卑怯、などと侮るなかれ。
砂や土かけは、昔から使われている。
そして同時に……武器へと注視すればするほど、引っかかりやすい。

その土に合わせるように身を低くして、メイラの足のスネへと鋭い蹴りを放つ。

メイラ・ダンタリオ > 両手特大盾という防具による攻防 防攻 の反転していく盾の意義
誰もが言う その広く信頼できる盾を扱う上で、最も難点となるべき場所 それは“重量”だと
そしてメイラは、この 重く 分厚く 鋼鉄であり、しかし生物的な造形を持つ
しかしそれはまさしく鉄塊と言えた盾

それを携えたまま走りだすことも、繰り出すこともできる。
特大盾の最大の難点を、その怪力令嬢という呼び名の通りに表して見せる。

「押し負けからの一点打撃、脚で受け止めてしまうなんて、軽業もいけますのね クー。」

クルサオルをクーと親し気に呼ぶメイラ
クルサオルも又、メイラと身分違いを呼び捨てにしながらも、その顔は見知った相手に対するもの
互いに、似た怪力を持ち合わせながらも重量武器を扱うメイラとは違う繰り出しを用いる故の回避だった。

メイラはそんなとっさの判断に赤い瞳を細めた
ギザ歯は口角を描くままに、魔物混じりと言われることが真実であるかのような三日月笑みは
悪魔的にすら移るままに、左手の盾を表構えから横に携える形へと戻す

クルサオルの瞳は一撃同士を測り終えても諦めない
戦意は今だ静かに猛々しく秘める儘に次の一手
それは弾き飛ばした間合いをまた詰め直すのは当然だ

剣と盾という間合いを詰めて戦う武器同士故に
しかし振り上げによる一撃は地面という切っ先のえぐりで蒔かれる砂礫
間合い詰めに対して待ちに構えていたメイラは怪訝なもの

―――目潰し?
―――らしくない真似ですわ。

身丈170㎝という、メイラを覆うことのできる鰐亀甲のような形状
それは砂礫を受け止める小さな音で満ちながらも、身を低く構えていたクルサオル
それは足払いを狙ったつもりなのだろうが、盾の下端を巻き添えに繰り出したために
メイラがとっさの反射から腕の肉が盛り上がるように固める。

「ッ!?」

脚払いをメイラは、盾を弾き飛ばすつもりだったのかと勘違いするかのような出来事
攻撃と防御による硬直の後

「フンッ!!」

盾で振り払うような、強引なぶん回しによるクルサオルを突き放すような行動
訓練場内で、鉄塊のような盾を振り回し、それよりも軽いクルサオルは間合いを詰められてしまうだろうか
盾から姿を魅せたメイラは、笑みこそないものの、獰猛な表情は消えていない。

「なにをわけのわからないことをっ!!」

そう言って、今度はメイラが駆けだした。
一歩一歩が重いのに早く迫る
角獣や剣背獣のような突進に感じる間合い詰めと共に、

ドスンドスンドスンという音が、早く聞こえるほどにケダモノに感じる

「喰らいなさいっ!!」

そう言って、今までのやりにくさを見せていたメイラは一点して攻撃に移る。
腕を通すためにも使っていた握り取って二本から、上下にすら生やしている内側に突出する 〘 〙 型の握り
それの上辺を掴むと、靴底の踵が、爪先が、重さと速度を止めた際の衝撃を利用して熱く擦り上げる。
黒髪が、スカートが周り描く中で、大亀甲の盾がその鋭い淵を以って、鉄塊のような重量防具を横薙ぎに振り回すという
怪力だからこそできる攻撃へと切り替えてきた。

特大盾を特大剣のように振り回す
そんなめちゃくちゃな道理を、メイラは可能にする筋力と素材性を持ち
歯を噛みしめる力 赤い瞳の眼力 平たくも厚い鉄塊というプレッシャー
相手は刃ですらない特大盾という一撃を食らい、どうなるのか
盾の大振りという、シールドスマイトが、170㎝級の間合いを伸ばしてクルサオルへと胴薙ぎ狙いで迫りくる。

クルサオル > 鉄の塊と呼べるような代物を、どこまでも使いこなす目の前の怪力令嬢。
それにもめげず、果敢に諦めないその姿勢はある種の勇者のようであった。
周囲が固唾を飲んで、その2人の戦いを見守る。

「戦いの手札は多いに越したことはない、だろ?
それにこうして、現に対応できてるわけだしね」

くすり、と親しそうに応えて。
盾を起点に
互いにとって予想外の力のぶつかり合いが起きる。

「くぉっ!?」

突き放されて、すぐに後ろに飛び、一度距離を取り直す。
いつまでも懐にいては、攻撃範囲の差から相手が有利だと判断したがために。
なにより、令嬢からの気配が今までのどこか様子見の姿勢から変わったのを感じたが故に。

さて―――どう、出る?

そう、相手の出方を伺って、距離をそのままに。
剣を片手で持ちながら観察した。
そうして、繰り出されるは……特大盾という名の質量武器を
思い切りぶん回す彼女の姿。
怒っているわけではない、ただ攻め手に講じただけのこと。

それに対して、力に極振りしたもの相手に。
技も磨いた紫美人は、ひとたまりもない一撃を見舞われる。
そう見物人は思い、一瞬、取りやめの言葉を出しそうになる、が。

「はは……いつもの戦い方になってきたじゃない、か!」

―――忘れてはいけない。
―――メイラほどではないにしろ。
―――コイツもそれなりに怪力の持ち主である、と。

ガッ――――ギィン!!!

剣が、盾を。受け止めた。
本来は逆のはずの光景に、一瞬兵士たちは思考を止める。

「う、ぁあああああああああああああ!!!」

絶叫と共に、思い切り真正面から力を比べ合う。
そして一瞬……梃子を外すように、力を抜く。
力を一瞬だけ受け止めた後、流すように力を抜くタイミングを、こちらが抱えればどうなるか。
この令嬢がそれほど単純だとは思ってはいない、が。
まったくの無視は、そう簡単にはできないだろう。

流した先に一瞬、身を崩しかけた彼女の横腹へと潜り込もうと飛び込み
彼女がそれに対応できなければ、その剣を突き立て。
対応するのならば、また力比べをするだけのこと。
……もっとも、力比べをして勝てるかと言えば、NOとしか言いようがないが。

メイラ・ダンタリオ > 盾という防御一択からのそれは必ず先手から受け入れて反撃する形となりやすい
それを、敢えて先に始めながら盾を振り回すという暴挙
普通に盾使いならばしないような選択をメイラはする

一撃一撃をその特大盾を、特大剣のように振るいつけて殴りつけるだけで
普通なら文字通り折れるか飛ばすか
取っ手という握りで振り回す重さと怪力の一撃を、クルサオルは信頼しているのか

その肉幅のあるバスタードソードで裂帛の気合と共に受け止め、こらえる
同程度の怪力を持っているとしても、咆哮をあげるほどでなければ受け止めきれないかのよう
しかし、そんな言葉はまるで飾りのように勢いを殺し終えると同時に残りの振り抜き力を利用して
押し合いをやめ、剣を寝かせるようにして背に回す。

身を低くしたそれは勢いをなくした盾が落ちるように振れたところで、目の前に突き出す形で剣を迫らせた
一撃一撃を勝ちに込めるように突きを繰り出し、威力も高く
その低い姿勢からでも打ち出せる

しかし、メイラという魔物混ざりの腕力と、手指にはめられた黒革の上で包まれた黒鉄色のガントレット
手首から指先のみをまるで手袋のように仕立てられている蛇腹状のメイルが、振りぬいた後から裏拳となった撃
それを剣に叩きつけるのようにして、鉄と鉄の粉が散り、赤い火を焚いて剣花を咲かせる。

盾と剣という位置のみに焦点を置かせたせいで、そのガントレット自体に目をやれていなかったか
特大盾以外での、暴力的な防ぎは行えるというように、ギザ歯は今は笑みを浮かべている。

「 シ ャ ア ッ ! 」

剣をはじいたところで繰り出す、姿勢を曲げられたクルサオル
そこへ放つのは、脇腹への間合いを再び稼ぐためのような靴底蹴り
盾というそれを受け止めて、搔い潜り、一撃を見舞う
綺麗に進んだ後には弾かれてやり直しを迫られるかのような、鋼達の撃がいる

「まるで怪力というものを扱えていませんわねクルサオル
 わたくしが怪力令嬢だの、暴力女だのの謂われを表しているというのに。」

そう言って、再び盾を握る それも上辺の握りを。
その独特な構えは、再び特大盾を振るいあげて、重量を相手にぶん回すという
怪力あるからこそできるでたらめの披露宣伝にほかならず。

クルサオル > 「く……そぉっ!」

悪態をつき、忌々し気に体を丸めて、その蹴りの衝撃を受ける。
思わず腹の中にあるものを戻しかけたが、こらえて。
ズザザザ、と土煙を上げて転がった。

身構えていたおかげか、ダメージは少なく。
……あくまで、それはクルサオルだからだが。
撃ち込まれた部分をさすりながらも、確かに立ち上がる。

「真正面から、腕力だけを使った事なんてないんだよね、実は。
……だから、ちょっと君を見習おうかなと思ったけど」

そう素直に告げて、少し笑いかける。
この戦闘に入ってから、初めて見せた笑いだった。
戦闘中に戦うことはあまりなかった、クルサオルが、だ。

「さて、第二ラウンドといこう。
まだまだ……付き合ってもらうよ!!」

そう、元気よく告げて、今度は真正面から剣を振るう。
刃と盾が火花を散らし合う。
だがどちらの武器も壊れず、毀れず、何度も、何度も打ち合い。

金属がぶつかり合う音が一定のテンポで響く。
剣戟はいつまでも続きそうで…二人はとても、楽しそうで。
見物人が食い入るように見つめて。

何十回目ともなるぶつかり合いの果て。

『 そ こ ま で ! ! 』

ピタリ、とその空気が震えるような怒号が響く。
気が付けば周囲は吞まれていた。
だが一人だけこの戦いの最初の合図を告げた兵士が、止めた。
このままでは本気でどちらかが死ぬまでやりかねないがために。

「……うぁぁ……滅茶苦茶熱中しちゃった……」

どこか後悔するように、ガスが抜けたようにそう気が抜けた声を出して。
その場にへたり、座り込む。

メイラ・ダンタリオ > 巨大な盾と肉厚な剣
盾を飛ばすか 切り落とすか 将又 後ろへ回り込んで切りつけるか
そうしなければ肉厚な盾持ちを終わらせられない

斬鉄というスキルがここにきてどれほど恐ろしいものかわかる
鉄を斬れても鉄を斬れる幅まで増やされれば全ては台無し
しかしそれができない現実と、それを携える二つの現実がクルサオルの表情を苦くした

苦いままで、笑みを浮かべて、獰猛になる
それはやっと、クルサオルが火がついたことを示す
現実的な突きという搔い潜りの一撃を、体の姿勢や身に着けるもので弾き飛ばしながら
再びその重量級をぶんまわすという暴挙を行うメイラとクルサオルは互いに合わせ出す

鉄と鉄 肉厚剣と肉厚盾
互いに剣撃は左右に入り混じるたびに弾かれ、再びぶつかり合いながら火花を散らし、また巻き戻る
腰が、靴底が、そして武器が、黒髪が、紫髪が左右に荒れる

 荒れる  荒れる 荒れる 吹き荒れる

「――― シ ャ ア ア ア ア ア ッ ! !」

メイラの笑みが深まり、ギザ歯に似合う裂帛の声が上がった。
荒らしのように、互いに競り合い負けしなくなる
怪力が同程度という言葉を、互いの撃が示し合う

一撃のたびに両腕が軋む
一撃のたびに撓んだ鉄塊の音が膨らんで、周囲に広がる
左右からいく袈裟が、逆袈裟が一撃でも入れば肩口からひしゃげるだろうか

今度は互いに、弾き合いもしない
まるで根競べのよう 一度でも緩めば全てが終う
故に、次の一撃を狙い続けながらの荒れる剣撃

声が停止をかけた瞬間、それは互いの武器が再びぶつかり合うところで止まり

       ギ ィ ィ ン ッ 

そんな音が耳に響く。
ギシリと肉厚剣と肉厚盾が互いで押し合う形となりながら、汗が広がった互い
まるでチャンバラごっこに等しいだろう それでも、次の一撃を狙いながらの攻撃という防御
それが何度も何度も続いていた。

互いに 一歩 二歩 三歩 下がりながら
息を整えていると、クルサオルが先に体を戦意で満ちていた戦闘から訓練だったという現実へ立ち戻る
床に尻をつけるような姿勢で脱力するのに対し、メイラは愛用の盾を握りに合わせて腕へ通し、握りを掴んで
左腕に携えるという姿へ戻る。

「ふふ ふふふ。」

あんなに重い剣撃を何度も打ち合わせるという非現実
戦場でならそこまでのこと、起こるほどに長続きするもの達なんてそうはいない
一対一の、互いの勢いの流れを変えるような見世物でも起こらない限りは。

「好い運動でしたわ。
 クー 行きますわよ。」

長い髪をバサリと一度浮かせ、広げ直すとメイラはクーを連れて訓練場を一度出ていくだろう
他の競り合いを見てもよかったものの、メイラ自身はもう十分にやり終えたと言わんばかり
クーは、メイラという供回りのような役どころにいるせいか、素直に従って二人でその場から出ていくだろうか

『なんだっつぅんだよあれ……黒ゴリラに紫ゴリラが増えたのか?』

『耳が超いてぇ……何回打ちあってんだ……。』

そんな声が響いていた様子ながら、二人が聞こえない場所から始まったこと
この時から、メイラという怪力女に一人同程度が加わったのだった。

ご案内:「王都マグメール 王城内 訓練場」からクルサオルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城内 訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。