2020/12/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【訓練場】」にヒュームさんが現れました。
ヒューム > 「やぁ! たぁ!」
広い広場にポツンと一人、
声を出して気合を入れるが幼い声故迫力には欠けるが本人は懸命に少し苦手な剣を訓練中。
刃をつぶしたショートソードを振り下ろして型に従い動きを一つ一つ丁寧に確認していく。
冬の時期で訓練場は寒くもあるが、訓練に勤しむ少年の体は熱くうっすらと汗ばんでいる。
広い訓練場に響く足を動かす度になる小さな音と、ショートソードを振り下ろし風を切る音、掛け声が響いていく。

ヒューム > 静から動、そしてまた静へ。
今はただただ丁寧に型をなぞりながらショートソードを振るう。
足を動かす度にザムと小さな足が地面を踏み込んでから流れるように体を動かしていけば流れる様に動いていく体。
強くなろうと懸命に、ていねいに体を動かしていく。
素振りを始めてどれくらいだろうか、
額に浮かぶ汗によりさらさらの金髪は額にぴたりと張り付き、長髪はふわりと浮き揺らぎ、褐色の肌に浮かぶ汗が冬の日差しによって照らされきらきらとした光を帯びる。

ヒューム > 型の訓練は次第に流れるように繋がっていき、
剣舞を踊り始める。

体は絶え間なく動き、ふわふわと舞う尻尾の様な長髪。
薄手の訓練着の下、幼くもしなやかな体で舞い続ける。
呼吸の感覚は次第に速くなり体中で酸素を消費し、それを補う様に速いテンポで肺に空気を取り込んでいく。

ご案内:「王都マグメール 王城【訓練場】」からヒュームさんが去りました。