2020/06/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 地下牢」にパルヴィさんが現れました。
パルヴィ > 地下牢にて繋がれ、捕虜として生きるようになって何日が過ぎただろうか。
見張りの交代でなんとなく1日の区切りは予想できるけれど、はっきりとは分からない。

捕虜といっても待遇は悪くなかった。
他国の人間とはいえ一応貴族の令嬢だからなのか他の理由なのかは知らないが。
食事は与えられ、決められた時間に湯浴みもできる。
ベッドが無いなど不満も有るには有るけれど、それを改善してもらうよりは脱出計画を立てることを優先したい。
が、今日も良いアイデアもなく、1日が過ぎていくようだった。
(おそらく夜だろうとの予想でしかないが)

「……今夜は……のんびり眠れそう。」

首輪に繋がれた鎖の長さが立つことを許さないため、犬のように冷たい石造りの床に寝そべる。
昨晩は軍の男が来て、一晩相手をさせられた。
屈辱と望まぬ快楽で泣いても許されず、後半は記憶も曖昧な夜だった。
おかげでひどく眠く、瞼はどんどん重くなっていく。

パルヴィ > なにも起きず好きなだけ眠らせてもらえる日は少ない。
それでも誰かが訪れるまでは安眠を貪り――――。

ご案内:「王都マグメール 王城 地下牢」からパルヴィさんが去りました。