2020/04/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 中庭」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 日中は陰謀と政争渦巻き、夜の帳が下りれば淫蕩の宴が繰り広げられる王城。
そんな王城でも、深夜の中庭となれば流石に凛とした静寂が周囲に満ちている。

「……普段からこのくらい厳かであれば良いのだがな」

夜半まで続いた会議の帰り道。
気晴らしに訪れた中庭で葉巻をふかしながら独り言ちる。
舶来品の甘ったるい紫煙が、豪奢な中庭に満ちていくだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > ぷかりぷかりと中庭に漂う紫煙。
その煙を視線で追い掛けながら会議で凝り固まった首を緩く振ってパキパキと鳴らす。

「……やれやれ。酒でも飲むか、戯れに娼婦でも買うか。有意義な夜の過ごし方があれば良いのだがな」

小さく溜息を吐き出しながら甘ったるい紫煙を三度吐き出す。
長丁場の会議を終えて幾分頭の働きが鈍っているのか、若干欲望の色合いが滲んだ独り言を零す事になるだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > そんな悩みを抱えながらも、少年の夜は更けていく――
ご案内:「王都マグメール 王城 中庭」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。