2020/04/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 中庭」にアデリナさんが現れました。
■アデリナ > 春の快晴、午後に城の中庭では王侯貴族が優雅なお茶会を開いている。
珍しい茶葉で淹れた紅茶、ケーキやプディング、エッグタルトなどパティシエが用意したスイーツがテーブルに並ぶ。
貧富の差が激しい国内にて、ここには富める者が集っている。
アデリナは、おしゃべりに夢中になっている王族の姫君たちの脇で静かに控えていた。
伯爵令嬢で元老としての立場を得てはいるが、彼女はあくまで王族のサポートであり、給仕に指示をする立場だ。
閉会までつつがなくお茶会を仕切り、彼ら彼女らに満足してもらうのが仕事。
退屈している方がいないか、困っている方がいないか、不審な人物はいないか、視線を巡らせる。
■アデリナ > にこやかに屈託なく笑う裕福な環境で育った姫君たち。
彼女たちに同意を求められるように話し掛けられ、雰囲気を壊さぬよう微笑んで頷く。
そうして優雅なお茶会はつつがなく閉宴まで。
生きるのに精一杯な者もいるどこかとは別世界のように、幸福に。
ご案内:「王都マグメール 王城 中庭」からアデリナさんが去りました。