2020/01/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 王城は、知る限り毎日宴を開いている気がする。
そんな感想を抱きながら、一人の女が、城の中を歩き回っていた。

「……本当に、どこもかしこも、って感じよねぇ」

ちら、と窓から見た中庭では、貴族達にメイドが犯されていた。
廊下の隅のほうでは、まだ歳若い、といえる執事が、貴族の女に奉仕していた。
通りがかった部屋のドアの奥からは、嬌声が響き渡っていた。

「私が言うことでもないけど。
 まぁ、よくも飽きもせずにセックスに興じられますこと」

ま、おかげさまで侵入がしやすいんだけどね、と微笑みつつ。
女は、城の中を歩き続ける。
女の目的は、情報だ。国政、外交、軍事行動。
なんでもいいから、金になりそうな、あるいは面白そうな情報を求めている。

『あぁ、そこのご婦人。どうですかな?
 貴女も私とまぐわいませn』
「フシッ」

見るからに好色そうな、でっぷりとした肥満体の貴族に声をかけられたので。
しゃべり終わる前に、疾風が如き右フック一閃。顎をかすめ、脳を揺らし、気絶させておく。

「お生憎さま。私、貴方の様に醜い殿方には興味ありませんの」

ごめんあそばせ、などと言いつつ。女は廊下を歩く。
身長こそ低いものの、無駄に豊満なバストを揺らしながら。
あまりにも堂々と歩くものだから、逆に侵入者だなんて思われてもいない。

セイン=ディバン > 女は、いつしか廊下の闇へと消えていった……。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からセイン=ディバンさんが去りました。