2019/11/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にヒュームさんが現れました。
ヒューム > 城の一室。
白色にに塗られた壁際、性別や年齢もバラバラに、男女別に並ばされている者達。
唯一の共通点は無骨な太い黒皮の首輪。

少年は男たちの列の中に並ばされているが、一人だけ目を引くような純白のドレスを着させられている。
幼い顔立ちも、白くぷにっとした二の腕によりまるで少女のようにも見えるが、スカートを捲り見分をすれば間違いなく男の象徴が付いている。

よくわかっていない少年はどうして自分だけが女の子の服を着させられているのだろうと…
どことなく恥ずかしく下を見るように俯き、項を僅かに桜色に染めている。

ヒューム > さらりとした金髪の前髪が作るヴェールの下、緑のつぶらな服は純白のドレスを見て、小さな手を合わせキュッと握られ、緊張に少し震えてしまう。

今は貴族様に向けての貸し出し販売の為。
時折貴族様が部屋にやってきては誰かを連れて行ったりもしてその視線が来るたびに小さな体はびくりと怯える様に体を震わせ、素通りすれば小さく息を吐きだす。

ヒューム > そして少年の緊張する一時は続いていく。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からヒュームさんが去りました。