2019/09/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 会議室」にマリアナさんが現れました。
■マリアナ > 少し前まで軍属の者が集まっていた会議室。
今は一人のエルフが椅子に座り資料を捲る音だけで、静まり返っている。
出身国では王族であった彼女もこの国では明確な身分も存在せず、このような場所に立ち入ることができるのは軍人だからという理由以外にない。
自国の恨みを忘れられないのではと指摘されることは、最近少なくなってきた。
それだけ彼女の働きは忠実だという証になるかもしれない。
それは本日も。
「明日から数日は船上か。……巨大な水棲生物の目撃情報……と。」
師団に属さぬ己は使い勝手がいいようで、人手が足りない場所に配属される。
それでも一兵士としてではなく、参謀として徴用されているのは元王族への配慮が感じられた。
■マリアナ > 考え事をするように床に視線が落ち、時間は過ぎる。
やがておもむろに立ち上がり、資料を手に部屋を出て行った。
ご案内:「王都マグメール 王城 会議室」からマリアナさんが去りました。