2019/09/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 通路」にゼロさんが現れました。
ゼロ > マグメールの王城は、其れこそ魔窟と言って良いのであろう。
 城の中に潜む魔族に、良からぬ事を企む貴族たち、王の座を狙う者たち。
 それらが様々な思考で、様々な理由で顔に笑顔を張り付けて存在している。
 そんな王城の中、広大な場所の中の一角を、グリーブの音を響かせて歩く一人。
 騎士ではなく、兵士であり、この国の軍の第七師団に所属する一般兵である。
 他の大多数は今現状タナール砦に駐留しているのだが、この兵士は国の中を歩き、遊撃として魔族などを退治したり、困っている人を救っている。
 久しぶりにこの王城に出てきたのは簡単で、様々な報告があり、その報告書を提出してきた後である。
 その足で通路に移動し、警邏の仕事を開始した、それだけの事。

 夜の王城の通路を、全身鎧を身に纏い、仮面で顔を隠した少年が進む。