2019/06/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」に淑華さんが現れました。
淑華 > 王城の1室を借り、今宵婚礼宴会が開催されている。
王国の伯爵と帝国の公主が仲睦まじく賓客を順に回り、会場には耳障りなほど大音量で音楽が演奏されていた。
今回公主と知己ということで招かれていた喻家の当主、淑華はまだ慣れない王国式の宴に四苦八苦しながらも、それなりに上手く立ち回っている。
手にしたグラスの蒸留酒がほとんど減っていないことから、リラックスとはほど遠い状態であったが。
挨拶が一段落し、ようやく自由に歩き回れるようになったのは開始からかなり時間が経過してのことだった。
キャンドルに灯された炎が熱いと思うような熱気に、彼女は会場から続く中庭に出ていく。
香水の匂いに頭が痛くなってきていたのもあった。
慣れない土地に滞在するというのは、なかなか骨身に堪える。

(この地に嫁ぐ者に比べれば大したことはないが……やれやれ。さっさと話を纏めて国に帰還したい)

夜空を見上げる涼しい顔をして、なにげにホームシック気味。

淑華 > いつまでも休憩しているわけにはいかない。
今回の滞在はいろいろな思惑があり、喻家も例外ではない。
外の空気を吸った淑華は頃合いを見て、再び会場へと戻っていく。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」から淑華さんが去りました。