2019/03/19 のログ
ご案内:「王城内の練兵場」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
マリサ・ブラックバーン > 練兵場にて木人相手に剣の練習を行う見習い。

彼女がわざわざ城内で練習を行うには理由がある。
ここは城内のお偉方や名の知れた戦士達もよく通るのだ。

手にしている剣は親から買ってもらったもの。
これといった特徴があるわけではないのだが、親から送られた品だけに愛着がある。

「はぁぁーーーーーーーーーーーー!!」

剣を背に担いだ状態からの両手を用いた振り下ろし。
生来の怪力も乗った一撃は木人を木端微塵に打ち砕く。

「ふぅ~~。 こんなもんか。」

バラバラになった木人の前に剣先を突き刺して。
額に浮かんだ玉の様な汗を手の甲で拭う。

木人を一撃で粉砕したと見習いとなれば多少の宣伝効果は期待できる。
少女は程よい達成感に満たされていた。

マリサ・ブラックバーン > (訓練は続く。)
ご案内:「王城内の練兵場」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。
ご案内:「王城内の練兵場」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
マリサ・ブラックバーン > 見習い同士での模擬試合。
互いに木剣を持っての打ち合いだが、ここでも少女は怪力を発揮する。

強烈な上段からの打ち込み、ある時は素早い巻き上げで相手の剣を弾き飛ばす。
剣を教わったばかりの少女の動きは今のところは型通り。

経験を積んだ熟練の戦士が相手なら簡単に見抜かれてしまうだろう。
だが、周りも見習いだらけの練兵場に限っては腕力の差が圧倒的な勝利をもたらしている。

「今日も良い汗かいたな。」

練兵場に居る見習い騎士達を一通り打破した少女は達成感に満たされる。
心地よい笑みを浮かべては練習から離れ、地面に腰掛ける。

「…そういえば、まだ朝飯食べて無かったよな。」

腹の虫が鳴る音で空腹であったことを思い出す。

マリサ・ブラックバーン > 練習を終え、朝食へと向かう。
ご案内:「王城内の練兵場」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にルクレーシャさんが現れました。
ルクレーシャ > まだ薄暗さの残る早朝の少々手狭な訓練場。
早すぎる時間が故、人気は少なく、少ない人数で訓練をするにはもってこいだった。
然し、手狭な訓練場にはそれに見合った広さの更衣室しか与えられる事は無い。
一緒に集まっていた同僚達が更衣室を使い終わるまで、訓練場の簡単な修繕を行い、漸くやってきた己の番。

「さて、今日はどうしたものかな。」

非番でも必ず熟す定量の訓練をこなしてしまえば、後は完全なる自由時間だ。
自分以外いない更衣室の中、独り言を洩らしながらフルプレートアーマーを脱ぎ、下に纏っていた薄手の衣類も抜いてタオルを手に、汗を流す為の仕切りの中へと向かって。

ルクレーシャ > 木製の扉がついた仕切りの中に入り、タオルを戸に引っかければ両手で器を持つような形を作る。
その空間へと魔力で水の塊を作れば軽い所作で自身の頭上へと浮かせ、維持していた力を解く。
落ちてきた水が頭にぶつかれば、ばしゃん、と大仰な音が響きいて。
それを何度か繰り返し、籠っていた熱をある程度散らせば今度は人肌よりも少し熱いお湯を作って同じ動作を繰り返し。

「―――――…ふー…さっぱりした…。」