2018/07/29 のログ
ネルソン > (クッキーを一枚口に入れ、もぐもぐと咀嚼をして良く噛んで味わって、それから飲み込んで。更に紅茶を一口飲んでゆっくりと流していく)

「胃が悪い時期が長かったせいで良く噛んで食べる癖が付いた気がする……まぁ、その方が消化にもいいし健康にもいいんだけど……」

(その所為で食べる時間が長くなってしまって、いつも休み時間ぎりぎりまで食べていることが多くなっているのが少し問題になってしまっている)

ご案内:「王都マグメール 王城/中庭」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーからころ、からころ、しゃら…

城内廊下を歩く…昨日上空から参上した中庭、どうにか其処に着こうと頑張ってきたものの、なかなかたどり着けずに完全に迷子になっていた。

「お城とか屋敷って綺麗だけど、どうも同じ景色をグルグルさせられてるみたいに見えるんだよねぇ…っ、あ!
花の香り!!」

からころと音を立てて走り出す。
そして、柱の影からひょっこりと。
…視界の先には、テーブルとティーセット。
そして、雪のような男の人。

「…あら、先客さんだ」

貴族の優雅なティータイム、というヤツだろうか…夜の庭園に月光のような銀糸が映える。

ネルソン > 「……何か、音が聞こえたような……何の音でしょうか。軽やかな音ではありますが……」

(耳心地の良い音が聞こえてくる、それがどこからくる音なのか首を左右にめぐらせるも直ぐにはその音の源を見つけることが出来なくて。城の七不思議的な何かだろうかと思っていれば聞こえてくる声に、其方の方を振り向く)

「……こんばんは、今はもう城の訪問時間を過ぎておりますし、正規の手続きを踏まずに入った場合は侵入者として排除されかねないですから……お茶をしたらこっそり帰って下さいね?」

(夜、人目のつかない中庭、城で見た覚えのない人物、つまりは侵入者。非力な自分に適う相手ではないと判断すれば、即座に懐柔する方へ回り、立ち上がって椅子を引き、どうぞ?と手で指し示す)

紅月 > 「……、…こんばんは」

おぉ?誘ってきた。
つっついたら折れそうな深窓の麗人っぽいのに、見た目に反して胆力はあるらしい。
ギャップ萌えだのと浮わついた事を言うつもりはないが、やはり…こういった人物にはついつい興味が湧いてしまうというもの。

「…それじゃあ、お邪魔しちゃおっかな?」

柱の影から、かららん、と。
それこそ貴族には見慣れない装束だろうか…西と東を混ぜて、少し東の香りを強めにしたような。
そんな女が紅の髪を揺らし、男のもとへと歩み寄る。

「いや、何か寛ぎの時間の邪魔しちゃったかな…ごめんね?」

なんて謝罪の言葉は口にするものの、招かれたのがうれしいのかニコニコと。
引かれた椅子に素直に腰かける。

ネルソン > 「ええ、どうぞどうぞ?……失礼ですが、お名前をお伺いしても宜しいでしょうか?私はこちらで政務官として働いております、ネルソンと言います。以後、お見知りおきを……」

(柱の陰からこちらへと近づいてくる女性、着ている衣装の見慣れなさにどこから来たのだろうか、出身地はと考えるものの、余りにも手がかりがなく。シェンヤン、の要素も見られるため、名前も手掛かりになるのではとまずは自分から名乗って相手の名前を尋ねる)

「いえいえ、一人で寂しくお茶をしていただけですし、話し相手がいてくれた方が楽しいですので。それでは、どうぞ……粗茶ですが、とこういう時は言うのでしたか?」

(予備のカップに紅茶を入れていき、クッキーの乗った皿も相手の方へと勧めるように寄せて。にこにことしている女性にこちらもにこにことしながら紅茶を一口飲む)

紅月 > 「あぁ、こりゃあ申し訳ない…!
…私はコウゲツ、東の果ての地にては紅の月と書きまする」

スッと姿勢を正し、真っ直ぐ相手の紅の瞳を見詰めて名乗る。

「冒険者だから、所属はギルドって事に…あー……ごく最近に第六師団の客将頼まれたから、城で名乗るならソッチの方がいいのかなぁ?」

ただし、凛としていたのは名乗りまで。
うんうん唸りながら、困ったような顔で首を傾げている。
…見るからに、この地の作法に詳しくないらしい。

「…ふふっ、役人さんも『粗茶ですが』なんて言うんだ!
是非、いただきます」

クスクスと愉快げに笑いつつに、カチャッと小さく音を立ててティーカップを持ち、一口。
適度の渋みと美しい色、香り…ほぅ、と、伏し目がちにうっとりとした、ため息をひとつ。

「…美味しい!」

幸せそうに、ふわりと微笑んでみせようか。

ネルソン > 「いえいえ、余りお気になさらずに。紅の月で、紅月様ですね……綺麗なお名前ですね、貴女の瞳の用だ。冒険者でもあり、我が国の師団の客将でもあると……」

(意外にも身元が確かであるということが分かり、ほっとしたように笑顔を浮かべて。困ったように首を傾げているのを見れば、くすりと小さく笑って大丈夫というように見つめ)

「お口に合うと良いですが……美味しいですか?それなら良かった。宜しければ後程、茶葉をお分けしますよ?私物なので部屋に一度、取りに行かないといけないですが」

(以前は王城の台所にある茶葉を使っていたのだけれど、胃痛が酷くなるにつれ、胃痛に効果のある茶葉で美味しいもの、と自分で取り寄せるようになっていて。幸せそうに微笑んでいる相手に、胃にもいいとは流石に言えないけれど)

紅月 > どうやらこの殿方は、おそらくそれなりに礼儀知らずな態度をしてるだろう今の状況を黙認してくれるらしい。
いやはや有り難い…堅苦しいのは正直苦手だし、現状では書いてそのまま『物知らず』なのだ。
まず生きるのびる事を重視してアレコレと術を学んだ故に、まだ礼儀作法の類いはてんで赤子。
最初から身についている東のそれしか知らなかったのだった。

「…ふぇっ?
えっ、ぁ…うっ、うん……ありがと」

勿論こういった社交辞令の捌きかたも知る由もなく、ついつい頬を染めポリポリ掻いて。

「わぁ、いいの?嬉しいっ!
好きなんだ~、紅茶…ハーブティーも捨てがたいけど。
…あ、そうだ」

食には嬉々として笑顔で食い付く。
…遠慮?遠慮なんかしてたら無くなっちゃうじゃん?
さて、そんな彼へのお礼には…お手製プチスコーンでも贈ろうか。
真横に手を伸ばせば、肘から先がプツリと消える…ひょいっと腕が戻ってくれば其処には密閉瓶と、その中にオレンジピールの一口スコーンがコロコロと入っている。

「…よければコレも食べて?
手作りだから味の保証はできないけど」

クスクス、楽しげに笑って瓶をテーブルに置く。

ネルソン > 「……いえいえ、どういたしまして。ところで、このような夜更けに城に何か御用だったのですか?今の時間だと流石に先触れがあっても城の者に会うのは難しいかと思いますが」

(頬を染めている相手に、どうやら警戒はしなくても良い相手だと認識して。ほっとしたように雰囲気を和らげて、茶葉を譲ることに悦んでいるのを見ては笑顔を浮かべる)

「もちろん、構わないですよ?お近づきの印にということで。ハーブティーもいいですね、あちらは鎮静……いえ、心を鎮めてくれますし、リラックス効果ですね」

(ハーブティーも胃痛に効くものがあるので一時、良く飲んでいたことを思い出して。そして相手がそうだ、と言って腕を伸ばしてそれが消えたことに目を丸くするものの、戻ってきた手に握られたものになるほどと頷く)

「魔法の収納アイテムか、収納の魔法、といったところでしょうか。便利ですよね、それが仕事で使えたらと思うことが良くあります。手作りですか、それはありがとうございます。それでは頂きますね…………ん、美味しいですよ?オレンジの香りがとても清々しくていいですね」

(出された瓶、スコーンが入っているのを見て遠慮するのも失礼だろうと早速いただいて。さわやかなオレンジの香りと味に美味しいと)

紅月 > 照れ隠しにサクリとクッキーをかじる…バターの香りが舌に心地いい。

「…うん?うぅん、強いて言うなら脳内マッピング。
私、よく迷子になるから…こう、暇なときに位置関係とか体で覚えとこうと思ってさ」

あはは、と、若干乾いた笑いを漏らす。
その『迷子』というのは大抵の場合本人の意思とは微塵も関係なく、気紛れな悪戯によってもたらされるモノであるのだが…その辺りはもう諦めの境地である。

「そうそう、珈琲や他の茶類よりも穏やかだから胃にも優しいし…寝る前なんかには理想的!
…勿論種類によりはするんだけどね?」

ニコニコと、和やかに笑って。
別にネルソンの体内状況を見たわけではないのだが、偶然薬効を知っていたから何となく言ってみた。

「魔法の方だよ、私のは分類的に精霊魔法だけど。
頼み込んで仕舞わせて貰ってるんだ!
…ふふっ、夏といえばシトラスかなって。
作ってみてよかった」

先程の異空間収納を軽く説明して、ふんわりと…実に嬉しそうに笑う。
美味しいの御裾分けは大好きなのだ。

ネルソン > 「こちらのクッキーは流石に私の手作りではないですが、城の料理担当者が作ったものですので、品質と味は保証できますから。迷子ですか?しっかりしているように見えますが……城の構造や位置関係は外では言わないで下さいね?機密事項もあるかも知れませんから」

(目の前の女性が迷子になったりするのだろうかと不思議に思いつつ、城の配置は機密情報になっているものもあるので外では言わないで欲しいとお願いをしておいて)

「珈琲も嫌いではないのですが、胃が弱っているときには少しきついのですよね。ええ、寝る前に飲むと安眠できますし……種類によっては真逆になりそうですね。精霊魔法ですか、それだと誰にでも使える、という訳ではなさそうですね。相性が良くないと駄目でしょうし。なるほど、確かに美味しいですから正解でしたね」

(自分のカップへと紅茶を入れていき、相手の紅茶が減れば注いでいって。和やかにのんびりした雰囲気に警戒心はなくなっており、楽しそうにお茶を楽しむ)

紅月 > サクサクサ、ク…
リスよろしくモグモグ動いていた口が数拍止まる。
…お、王室御用達クッキーだとっ!?
な、成程…そりゃあ美味しい筈だ、照れ隠しがてらヤケ食いしなくてよかった。

「勿論勿論、口外しないよぅ…まだ死にたくないし」

城だの屋敷だの、そういう場所には表の衛兵の他に…裏の、護衛がついているものだ。
根無し草の冒険者がうっかり余計な事などすれば、プツンとアッサリ草刈りされてしまうだろう。
くわばら、くわばら。

「あー、わかる…あの珈琲飲んでから時間差でくる痛み、やめてほしいよねー。
うん?あー、妖精たち気紛れだから…私の真似しようとして自分が仕舞われちゃった人、居たなぁ。
誰でもとなると魔道具か…収納の魔道具、作れなくもないんだけどねぇ。
手順や術式が面倒だから量産が難しいんだよなぁ…空間魔法って変わってるの」

魔法の話しになると、ついついつられる。
空間術式による収納は本当に便利なのだ、が…其処に至るまでが難関なのだ。

サクサク、と、やたら美味しいクッキーをかじりつつ、に…?

「……あれっ、宮廷コックって王族に料理作る人…じゃなかったっけ」

今さら気付く違和感。
政務官って、役人さんって、王族じゃなくてもそういうの食べられるんだろうか。
首を傾げる。

ネルソン > 「あ、別に頼んだら幾らでも作って貰えるから気にせず食べて下さいね?ええ、良い心がけです。胃痛の時に飲むと荒れるんですよね、私……精霊にしまわれたらどんな末路を辿るのか……想像するだに恐ろしいですね」

(食べる口が止まるのを見て幾らでも貰えるから気にせずに、と笑って勧め、口外しないという相手に安心したように頷いて。気まぐれな精霊に仕舞われた人物はどういう末路を辿ったのかと思うと、恐ろしく感じる)

「ああ、こう見えても一応、王族なもので。継承権は無いに等しいくらい後ろなんですけれども。まぁ、王族と言うことで貰える食い扶持だけじゃ色々と足りないので、政務官として働いているのですよ。と、大分いい時間になってしまいましたね……紅茶とクッキー、それからスコーンが無くなったら、お茶会はお開きにしましょう。お約束通り、茶葉はお分けしますので……楽しい時間、ありがとうございました」

(首を傾げる相手に、ネタばらしをしながら敬われるほどの身分でもないと言うように困った顔で笑って。そうやって他愛のない会話をしながら、夜のお茶会を楽しみつつ……お茶会終わりには部屋から紅茶の茶葉と部屋にまだあったクッキーの残りを持ってきて。手土産ですと渡して、またいつか、一緒にお茶をしましょうと相手を見送り、自分も部屋に帰ることに……)

ネルソン > 「不思議な方でしたね……さて、それではお休みなさい、良い夢を……」

(部屋のベッドに入り、誰に言うでもなくお休みと言って眠りへと落ちていく……)

ご案内:「王都マグメール 王城/中庭」からネルソンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」に紅月さんが現れました。
紅月 > しまっちゃう悪戯について、ちゃあんと救出してやった事をしっかり話し…妖精の気が向いて出してもらうか、運良く出口さえ見つけられれば生還できる事を話しておこう。
むろん、たまたま運が悪ければ彼は…誰にも気付かれぬままにミイラという名のアイテムになっていただろう。

「っごふっ!けほけほ…ね、ネルさんってば王族だったの……
あ、うん、私でよければ全然…ネルさんと居るとマッタリ落ち着くし」

驚いた…白雪姫ならぬ、白雪王子だったというのか。
と、いうか…王子様に何気なく焼いた手作りスコーン食わせた上に、お土産のお茶と茶菓子まで貰っちゃったんだけど大丈夫だろうか。
…そろそろ当局の方々に干されるのではないか、己は。

下手をすれば妖精の気紛れと同じくらい恐ろしい展開が起こる可能性に、ほんのり肝を冷やしつつ。
紅茶の茶葉とクッキーを大事そうに胸に抱え、ホクホクと帰路につくのだった。

ご案内:「王都マグメール 王城」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にイヴリールさんが現れました。
イヴリール >  
『どちらへ?』
──お城の中をお散歩に

『衛兵をお連れに…』
──大丈夫です

淡々とした言葉の返し
召使い達は少し面食らっていたように思えた

ドアを開けて回廊へと出れば部屋の前を守る衛兵に小さく会釈を

「夕餉までには、戻りますから…」

そう告げて、回廊の先にあるテラスへと、ゆったりとした足取りで歩きはじめる

イヴリール >  
テラスへと辿り着き、その手摺りへとその身を僅かに背伸びして預け、手にした小さな望遠鏡を覗き込む

「今日は、何が見えるかな……」

方角を平民地区のほうへと向ける
富裕層の住むエリアとはまた違って、賑やかな往来

猫耳猫尻尾な女の子が酒場の客引きをしているのが見える

「可愛い…ミレーかな……」

この国では奴隷として扱われるミレー族
でも望遠鏡越しに見るその女の子は悲哀に満ちた顔などもせず、とても元気で明るく見えた
王女の方が、よっぽど自由がないんだな、なんて思ったりもしながら…

イヴリール >  
眺めていると少し往来が慌ただしい雰囲気になっている

「……あ」

肥えた貴族の乗る馬車が、往来の真ん中を何も気にせず通り抜けていったのだ
さっきの女の子は尻もちをついていた
既に遠ざかった馬車に罵声を浴びせる者、石を投げる者…

馬車の主は当然のように降りることも、止まることもせずに、王城に向かっていた

「危ない……ひどいことするのね」

望遠鏡を顔から離し、その眼を細める
──自分より自由に見えても、その実は理不尽な危険と隣合わせて生きている
鳥籠の中は安全で、大事に扱われて、飢えることもなく……生かされている

「………」

少し、気が滅入りテラスから踵を返す
城内をもう少しだけお散歩しよう
…テラスに出ていることがバレるよりは、怒られないし

イヴリール >  
──今日は誰ともすれ違わない
淡々と歩いていると、どうしても考えに耽ってしまうのは、きっと悪い癖……

…人前には出るな、と子供の頃から言われ続けていた
その理由が判ったのは確か10歳くらいの頃
なんとなく寝付けないでいたら、召使いさん達のひそひそ話が聞こえた
"不義の子"、その意味を知ったのはもう少し後のことだった、はず…
この国には自分以外にも王女がいて、自分と同じ様な生活をしていると思っていたのだけど、どうやらそうではないらしい
私と同じような身の上の子も、いるのかもしれないけれど…
人前に顔を出せない王女なんて、きっと少数に違いない

「……黙っていれば、バレないのにね」

なんとなく、そんなことを思ってしまう
ここしばらく出会った人達は、みな自分を王女として扱ってくれたからだ

ご案内:「王都マグメール 王城」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (偶にくる王城での商談、古い宝物などを納めて
代金を受け取るという、鑑定以外は簡単な仕事なのだけれど
今回は少々困ったことがあり、顎に手を当てて思案顔で歩いて
くる)

「ふぅむ…困りましたね、どうしたものでしょうか…おっと、
どなたかいらしたみたいですね…こんにちわ、お初にお目に
かかります」

(困ったと呟き、歩いていると前方からドレス姿の少女が歩い
てくるのに気付き、道を譲りながら挨拶をして頭を下げる)

イヴリール >  
「………」

少女はどこか浮かない、思案顔
そのせいか、男には近くに寄るには気付かなかったのだろう

「……わ…、あ、こ、こんにち、わ……」

声をかけられ、少し驚いたような表情を見せた

見慣れない人だな…と思いつつも、
そもそも部屋から滅多と出ないだから当たり前なのだと一人で納得して

「…はじめまして。…えっ、と…お城のバトラー…でしょうか」

なんとなく、男性の服装からそうなのかと思ったようで

エイブラ > 「こんにちわ、初めまして。いえ、城付きのバトラー
という訳ではないですよ?今日はちょっとした商談でお城に
お伺いしたのですが、少々困ったことになりまして。思案し
ていたもので、気づくのが遅くなりまして申し訳ありません」

(少女の方も何やら思案していた様子で、こちらが近づくのに
気付いていなかった様子。バトラー、つまり執事かと尋ねられ
れば穏やかに笑いながら首を振って困り顔をする)

「申し遅れました、私、エイブラと申します。ときどきこちら
に古い時代の美術品を納めに参っている、まぁ、古物商のよう
なものでしょうか」

(名前を名乗り、何で城に来ていたかを簡単に説明をして)

イヴリール >  
「あ……商人の方、でしたか…。
 私はイヴリール……フォン・カルネテルと申します……。
 …困ったこと…何か、お力になれることはありますか…?」

相変わらず、家名を名乗ることに少しだけ言い淀んでしまう
そしてつい力になれるか聞いてしまったものの…
何の力ももたない自分に何かできることがあるのか甚だ疑問であった
それでも、困っている人は見過ごせないのだけれど……

エイブラ > 「ええ、商人のようなものです。
イヴリール様、ですね?それでは…ここで立ち話も何ですの
で、いつも私がこちらで商談の時に使わせて頂いている部屋
へ如何でしょうか?勝手に使って良いと使用許可を頂いており
ますので」

(相応に高価な貴重品を納入している為、城からは良い待遇を
与えられていて。そのために与えられた城の一室へと少女を
誘い、了承して貰えれば廊下を先導するようにゆっくりと歩い
て、部屋へと向かっていった)

エイブラ > 【場所移動】
ご案内:「王都マグメール 王城」からイヴリールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からエイブラさんが去りました。