2018/02/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城/資料室」にルミエラさんが現れました。
ルミエラ > 庭園や訓練所へと向かえば賑やかである王城も人の近寄らない場所となれば静かなもの。
その静かな場所の一つと数えられる資料室、滅多に人が来ない本などが乱雑に詰め込まれた大して広くもない部屋で据えられた机に積まれた大量の本や紙束に囲まれる小柄な姿。

「こんなのもあったんだね。フーン……」

いかにも古いという本を眺め読みをしてそれを知らないと思えば羊皮紙に書き出しては紙束に積み上げて次をと書きだし。
時折に巡視の兵が着たりとするが見慣れたことと気にもせずにさっていく。

ルミエラ > 「ん……結構いろいろと新しい発見はあったね」

どれだけ本を読んで書き出したか、手を止めて背を伸ばせば骨の鳴る音が聞こえ。
ペンを置き固まった体を解す様に腕を回して。

「少し外の風にあたってこようかな」

このまま続けてもいいのだが少し気分転換をしようと決めれば資料室をそっと出ていく。

ご案内:「王都マグメール 王城/資料室」からルミエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城/テラス」にルミエラさんが現れました。
ルミエラ > 月が見える時間帯の王城の一角にあるテラス、そこにある椅子に浅く腰を掛け背もたれに身を預ける姿。
元々小柄に加え座り方のせいもありパッと見ただけでは誰もいないように見える。

「たまにはこうやって月見もいいね」

殆ど毎日の大半を日の当たらない室内にいるだけにたとえ夜空しか見えなくても外の空気にあたる新鮮さにリラックスしているという姿でくつろぎ。
時々に聞こえる巡視と思われる足音を耳にしては月見を静かに続ける。

ルミエラ > そのまま月見を続け、いつの間にか眠りについて……
ご案内:「王都マグメール 王城/テラス」からルミエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にセリアさんが現れました。
セリア > だだっ広い大広間は、今日も王族の来賓をもてなす為に開かれたパーティの出席者で賑わっている。
その隅。廊下に続く大扉の傍らに、軽鎧を纏った騎士団長は暇そうに佇んでいた。

一応警備という名目があるものの、お飾りのようなものといっても過言ではない。
誰にも見えないように小さく欠伸を零し、年の随分行った紳士と談笑する若き令嬢を眺めている。

「はぁぁ……」

まだ暫くこうしていなければならない苦痛を思うと、ため息も零れ落ちる。
こっそりいなくなっても誰にもバレないのでは…?というくらい、今の自分には存在感がないのだ。