2018/02/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にミリーディアさんが現れました。
ミリーディア > 今、自分は王城内の廊下を歩いている。
研究施設の室長室にいつも引き篭もっていると思われがちだが、偶にこうして離れる時もあるのだ。
目的は特に無い、と言いたいが、最近また王城内で魔族の被害があったとか、そんな話が挙がっていた。
お陰様で、一度、王城内を調べてくれと依頼された訳だ。

この王城内で、人間に紛れ生活を送っている魔族達はほぼ掌握している。
見逃すのを条件に、王城内では面倒事は止めろと連中には伝えている筈だ。
散歩がてらにそういった連中へと念の為に確認はしてみたが、やはり違うらしい。
なのに、こんな事が起こっているという事は…

「…外部からの侵入者か…
やはり、適当な魔族を掴まえて思い知らせただけでは、広まりはせんのだろうな。
これだから、纏まりの無い連中と言うのは面倒でいかん。
それが魔族だと言われたら、それで話は終わってしまうが」

深い溜息を一つ吐けば、後は王城内を適当に巡って帰ろうと考え歩みを進める。