2017/12/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にタマモさんが現れました。
タマモ > さて、倉庫での一件を終えた後、少女は再び王城内を移動していた。
隠身が見破られた、だが、相手は人間じゃないので仕方ない。
が、式の二人には、やはりそんな言い訳は通用せずで…まぁ、その話は置いておこう。

「次こそは…」

そんな呟きを洩らしながら、隠身の術を再び使い、廊下を練り歩いている。
目的の部屋はあったはずなのだが…なかなか見付からない。
と言うか、もしかして、もしかしなくても、これは…

「なのじゃが………うむ、迷ったようじゃな」

そう言葉を続ければ、少女は懲りず、また違う扉に手を掛けるのだ。
次なる悪戯を考えながら。

タマモ > 「それにしても…のぅ、あれをどう思う?」

次なる部屋へと入る前に、ちらりと視線だけを上に向ける。
前とは別の子蜘蛛、それへと問う。

『混血種か…問わずとも、答えは分かっているのでは?』

答える声は、男のものだった。
その答えに、少女はむすっとした表情を浮かべる。

「むぅ…やはり、妾は気にいらん…」

それだけ言うと、視線を扉へと戻し、扉を開けてゆく。
もちろん、前回同様で普通の者にはそれが理解出来ない。
気を取り直して、悪戯に集中をしよう、と。
…そんな事よりも大事な事があるだろう?知った事か。

タマモ > 今回は、少女にとって当たりなのか、外れなのか。
扉を開き、入っていった先にあったものとは…

ご案内:「王都マグメール 王城」からタマモさんが去りました。