2017/08/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 深夜の王城」にロッテルさんが現れました。
ロッテル > 貴族たちはすっかり自室で眠りについている頃だろう。真夜中の王城は、真っ暗ながらも、あちこちで明かりと共に見回りを続ける兵士の姿が。

国の顔ともいえる者に何事もあってはならない。平穏な夜を守り切ることは命をかけてでも果たさねばならない役目だ。

……なのだが、脅威は国の内外に数え切れぬほど眠っている。

暗殺者、盗賊、密偵……そして魔族。内より国家を蝕む魔族の手は、すでに国の中枢へと忍び寄っているのだ。

「えへへ…きちゃった、きちゃった♪ ゾクゾクするなあ、人間さんの本拠地…♪お姫様捕まえて……うふふふふふ~、楽しみだなぁ~」

邪悪な欲望を胸に、舌なめずりしながら夜の王城をこっそり進んでいく魔族の少女。天井やら壁やらを歩き、魔族ならではのなんでもありな動きで巧みに探り進んでいく。

ロッテル > 暗い廊下の壁や天井を歩いて、警備兵をやり過ごしたりして探索を進めるなか、ふと思い出す。

「……なんだったっけ。魔族の中で、人間さんのお偉いさんと結婚してる人がいるみたいな話。ん~?…あたしみたいな事他にもしてる仲間がいるのかなぁ?」

人と魔…ましてや由緒正しき王家が魔と交わるなんて、どのようなタブーだろうか。バレれば首を打たれるでは済まないのではないだろうか。

ご案内:「王都マグメール 深夜の王城」にカゼ=ドーソンさんが現れました。
カゼ=ドーソン > 「んー、今日のお届け物完了っと、」
そんな風にひとりごちる赤黒いスライムが一人
ちょうど依頼された荷物を王城の住人に届けさて変えるかといったところ

「それにしても夜の王城は人がいなくていいねえ、本来の姿でいても特に問題ないし」
若さゆえの油断なのか人目も気にせずスライムのままであるっており
見つかったら言い訳できないような状況である

ロッテル > 具合のいい「繁殖」相手はいないかな。 尻尾をぐねぐねさせながら人の住居であるはずの城をほっつき歩く魔族の少女。

何度も舌なめずりをして、極上の獲物を求めて徘徊するがこれと言って何も収穫は得られず。

「戦争してるとこ捕まえに行くのも気の毒だしなぁ~」

のんきな事を口にしている中、暗いながらも魔族ゆえの便利な五感のおかげで、すぐ近くに何かがいるのに気づく。

人間ではない事は確かだが、尻尾を天井に突き刺し、逆さになってぶら下がって近づいてみよう。

「こらこらー♪人間さんの居城に魔族が我が物顔で足を踏み入れちゃダメだぞー♪キミ人間さんじゃないな~??」

どう見ても生粋の人間でない、尻尾を生やした少女が悪戯交じりに、スライム状のままでいる貴方へ話しかけにいく。

ロッテル > 「……、あれれれ??どこ行ったんだろ?うーん??」

話しかけにいった、闇夜に紛れる赤黒いスライム状の彼。確かに見つけたハズなのだが、見当たらなくなっていた。

「……まぁいっかぁ」

誰だったんだろなぁ と興味を残しつつも、関心はすぐにまた別のモノへと移り行き

「『繁殖』によさそうな人間さん、どこかにいないかなぁ~♪」

そうして、闇の中を再び無邪気に探索するのであった。

ご案内:「王都マグメール 深夜の王城」からロッテルさんが去りました。
ご案内:「」にカゼ=ドーソンさんが現れました。
ご案内:「」にカゼ=ドーソンさんが現れました。