2017/08/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にミリーディアさんが現れました。
■ミリーディア > 肇国節の大祝宴、終わりを迎える大々的な宴の後。
研究施設にある室長室にぽつりと明かりが灯っていた。
それを見て肇国節の大祝宴直後から働くなんて真面目な、とか受け取られるかもしれない。
実際に中に入れば、それがまったくの誤解と分かるだろう。
室内の一部にあるのは不思議な事に水の塊らしきもの。
すぐそばには脱ぎ捨てられた黒のドレス。
その水の塊の水面にぷかぷかと一人の少女が下着姿で浮いていた。
見る者が見ればスライムに取り込まれているような光景にも見えるか。
「無駄に疲れた上に暑い日はこれに限る…このまま寝てしまっても良いかもしれないな」
この呟きを聞けば、単に部屋に張った水場で涼を取っているだけなのは理解出来る。
少女からすれば簡単な事だ、水を作成し、その場に固着させるだけなのだから。
■ミリーディア > 肇国節の大祝宴という時期のお陰で、今この研究施設には他には誰も居ない。
大概の者はこんな時間にこの室長室に入ってくる事は無いはずだ。
この時期の前にも一度やったのだが、知らずに入って来た研究員に見付かり驚かれたものだ。
後にさすがにこれは拙いだろうと注意を受けたが…
因みにその時は下着さえも穿いていなかったが、それが拙かったのかもしれない。
水を固着する範囲を広げ、ほぼ部屋の半分を埋める程にする。
貸し切った小さなプールのような状態になった室長室内を楽しんで。
当然だが、後に部屋が水浸しなんて状態にはならない。
その程度の調整なんてものは、少女にとってお茶の子さいさいである。
■ミリーディア > 結局のところ、そのまま眠ろうとは思うが水に浸かりっ放しは拙いだろうと適当なところで水を戻した。
ゆったりと椅子に座り眠りに付くが…下着姿であるのを忘れ、次の日まで目を覚まさなかったとか。
ご案内:「王都マグメール 王城」からミリーディアさんが去りました。