2017/07/13 のログ
イゾルデ >  
「(……まーそんなことゆっても)」

結局腹が減れば無節操に食い荒らすことには変わりがない
けれどそれだとわざわざ人間の街に遊びにきた意味があまりないではないか

はむっとお皿に残っていた最後のお肉を頬張る

「(…つーか)」

てくてくと中央付近へ歩いていってテーブルにお皿を戻す

「(こんな超美少女がいて誰も声かけてこねーとかマジデスか。ロリコン貴族の一人くらいいねーデスかよ!)」

イゾルデ >  
「ふぅ」

テーブルにあった子供用のドリンクもついでに頂いて一息
集団の喧騒から離れてテラスへと移動する

「しかしこのお祭りいつまでやってるんデスっけね…。
 終わるまでにはなんとかして金づるゲットしておきたいデス」

よいせっとテラスの手すりに座るようにして登る
非情にお行儀が悪いものだが、宴の中心とは離れた位置、誰も見ていないだろう

「また来るデスよ」

白い衣服だったものが白く輝き、腰から伸びた翼の形へと変化する
そのまま人知れず、夜の空へと羽ばたき消えていった

ご案内:「王都マグメール 王城 宴の外れ」からイゾルデさんが去りました。