2017/05/22 のログ
■アダン > 特に何かあるという日ではなかった。今日はごく普通の王城での職務をアダンは行っていた。
とはいえ、王城での仕事が多くあるわけでもなく、自らが率いている街の警備隊の隊長に指示を出すと、とりあえずのアダンの仕事は終わった。
「さて、行くか」
陰謀策謀が満ちるこの王城では、王族であっても何が起こるかはわからない。
権力の闘争は激しさを増しており、隙を見せれば足元を救われかねない。
だが、逆に言えばそれを利用して好きなようなことができるということだ。アダンはそういう男である。
今日の仕事を終えたアダンは、そんな自分の欲望を満たそうと部屋を出て、廊下を歩き始めた。
「……おや、これはこれは。姫殿下」
アダンが向かった先は、最近良く「利用」している王女の元だった。
彼女の部屋へと向かおうとしていたところに、その目的の人物と遭遇する。アダンの下卑た笑いが彼女を捉えた。
丁寧な態度を取ってはいるものの、これが本心ではないことはこれまで彼女してきた行為で明らかである。
「こちらから色々とお誘いを申し上げておりますのに。
最近は色々なお方からお声もかかっているとお聞きしますが」
そう言いながら彼女に近づく。
今までは王城の地下やアダンの屋敷、夜闇の路地などばかりで、公衆の面前で彼女に手を出したことなかった。
ここは王城である。王族にとっては危険な場所であるとともに、一応は地位の保証がなされている場所だ、
にも関わらず、アダンは彼女に下卑た笑いを向け、背後に回るとドレスの上からその尻を手でつかもうとする。
「今日は王城での調教といくか」
彼女の耳元でそうささやきかけた。
■シェリル > 気分転換に自室を出てさほども経たないうちに、出会う人影。
余計な手間が増えている原因で、精神的疲労の源で頭痛の種。会いたくない相手に遭ってしまったと表情を曇らせて、軽く息をつき。
「こんばんは。アダン殿。
ええ、おかげさまで最近は誘いの声をかけてくださる方が増えまして」
一呼吸の間で、表情を取り繕い笑顔を浮かべて優雅に挨拶をしながら言葉を返す。
誘いが増えたのはお前が原因だとか。増えた誘いも下卑た物が多くて不本意だとか、そういう内面の不満や鬱屈を笑顔の仮面の下に押し隠しての、人目を気にしての王女としての応対。
それだというのに下卑た笑みを隠すことなく、近づいてきたかと思うと遠慮なく背後に回ってお尻を掴んでくる。
さすがに、浮かべた笑顔も引きつり。無遠慮にお尻を触る手を払いのけようとし。
「……何をする気、かしら?」
囁かれた言葉に、身が竦み。鼓動が跳ねる。
王城で何をするつもりなのか。何をさせるつもりなのか。強張った表情で、声を低く細めて詰問するようにまなざしを向ける。
ここで、一気に拒絶に走らないのは調教の成果か。隠し持つM資質が姿を覗かせたのか。
■アダン > 相手は笑顔を見せるものの、取り繕ったものなのは明らかだ。
ここが王城と言うこともあるのだろう。今周囲に人がいるわけではないものの、いつ誰かが来てもおかしくない場所だ。
そんな場所で、いきなり尻などに触れられようとすれば、当然その表情も崩れる。
何をするつもりか、と。シェリルは詰るように問いかける。
だが、アダンはそのような眼差しを向けられても涼しい顔である。
何せ、彼女はこのような状況にあっても強い拒絶を行わない。衛兵を呼ぶこともない。
「わからないかね?」
彼女の問にそう答えるや否や、尻を掴んだ後に、すぱぁん! と強く臀部を叩き上げた。
それも二、三度である。王城の中で、本来臣下として使えるべき王族に対して、アダンはそれをやってのけた。
これから徹底的に調教をする。陵辱を行う。いつもの合図のようなものだ。
「私がお前のところに来たということは、肉便器として扱うために決まっているだろう」
その胸を掴んで揉みしだき、尻を掴んでは離して何度も叩き上げる。
そんなことを繰り返しながら言葉を続ける。
「王城の中でもしっかり躾けられる存在だということを教えてやろう。
お前が被虐体質で肉便器の素質十分だということなどもうとっくの昔にわかってはいるのだがね」
後ろからスカートをめくり上げ、下着を引き上げて弄ぶ。
その後、再び彼女の尻を叩いて「先へ進め」と囁く。まるで奴隷に命ずるかのように。
アダンの手は彼女の尻に置かれており、前から見れば連れだって歩いているようにも見えなくはない。
こうして、彼女の背を押すようにしてアダンは廊下を歩き始めた。
進む先は貴族たちの執務室や私室がある区域である。
「しかし些かこれでは長いな。魔術師に開発させた術を試すとしよう」
アダンがそう言って彼女の尻を撫でるとともに、アダンの指輪が光る。
そうすれば、シェリルのスカートの裾が急激に短くなり始めた。
物体に干渉する魔術をかけたようだ。それをこのような形で使うのである。
■シェリル > 「ひゃっ…んッ! やめっ!」
何のつもりだと、王城で調教など本気なのかと問うて返ってきたのは打擲。
何の遠慮もなく強く臀部を叩かれて、驚きと痛みに叩く手から逃れるようにお尻を跳ね上げて、短く悲鳴じみた声をあげ、反抗的に睨みつけるも肉便器として扱うと言われて内心の動揺を示すように瞳は揺れ。
「そんな、わたしは…違っ……んぅ、っ……」
量感豊かに存在を主張する胸を。男を誘う優美な曲線を描く尻を。所有物を扱うように無遠慮に弄ばれ、責められてその手から逃れようと身を捩り。責める手を払いのけようとするも、その抵抗は形だけのような弱々しさ。
下着を引き上げられれば、喰い込む布地が秘所を責め嬲り。その責めに悶えて、喰い込む圧を逃がすように腰をくねらせる。
アダンの言葉を否定する素振りを見せつつも、日常を送る王城の廊下でお前は肉便器だと言われて、そのように扱われて、責められる。その倒錯的状況に、調教された躰はしっかりと反応してしまい。股間に喰い込むショーツには内部からじわりと淫蜜が滲み。
囁く声での命令に、ふるりと身を震わせて前へと足を踏み出してしまう。
「えっ? ちょっと、こんなの!?」
術を試すと言われて、何事かと思う間もなくいきなり短くなるスカートの裾。
さすがに狼狽えた様子を見せて、短くなる裾を抑えるように手は下肢へと回り。
■アダン > 「何を今更恥ずかしがっている。夜の路地を裸で歩いたよりはマシだろう」
ドレスの裾が短くなっていくのにうろたえた様子を見せるシェリル。
アダンはそれを見て満足げな表情を浮かべる。
「誰が抑えていいと言ったか?」
当然、短くなる裾を抑えようとするシェリルに対して、アダンはそう言い放つ。
そして仕置きとばかりに、再び彼女の胸に手を伸ばし、その丸みを帯びた胸を無遠慮に掴み、胸の先を指でこね回して弄ぶ。
短くなったドレスをめくり上げて尻を叩き上げた後、更に下着を引き上げ、蜜の音を廊下に響かせた後、下着の中に手を入れて、秘所に触れる。
「クク、これほどまでに濡れているではないか。
いい加減、自分が被虐体質で、肉便器だと認めてはどうかね。
それにあの夜も卑猥な姿を男に見られて喜んでいただろう。
おい、進め肉便器」
先日のことを一々指摘しながら、指に絡んだ愛液を見せつけた。
そして先に進めとばかり、畜生の躾けめいた言葉を放って一際尻を強く叩いた後、進みを再開する。
スカートの長さはやっと下着が隠れるほどのものになっていた。
下着は隠されているものの、歩けば見えてしまいそうなものである。アダンが尻に手を伸ばせば簡単に捲れてしまう。
そうして先に進んでいく。当然他の人間にも遭遇することになり、貴族や王族とも遭遇する。
皆ぎょっとしたような表情を見せるが、アダンがそばにいることがわかると一種の納得を得たようだ。
普段彼女とも交流のあるような姫も、彼女の姿を見ればどこか軽蔑したような、同情するような表情を作って足早にその場を去る。
数度階段などを昇り降りした先は、いくつもの貴族の執務室や私室が並ぶ廊下であった。
『これはこれは……シェリル様』
そこに、一人の男が通りがかった。
中年の男性貴族であり、シェリルの家の支持者である。
その瞬間、アダンの指輪が光る。
かつてアダンの屋敷でそうしたように、不可視の股縄がシェリルを襲う。
下着を擦り上げるようにして、シェリルのみに作用する縄が食い込んでいく。
しかも今回は、彼女のスカートまでにも効果を及ぼしていた。
抑えていなければ捲れてしまうだろう。
『近々そちらにご挨拶をしようと思っていたのですが……』
男はシェリルのドレスや様子などを舐めるようにみつつ、会話を続ける。
■シェリル > 「場所が違うわよ!」
人目を気にして声を潜めつつも、語気も荒く言い返す。
ここは王城の中であり、人目につく危険性も。顔見知りに出会う危険性も段違いであると、焦燥と危機感をその言葉に乗せて。
「やっ、あっ……ひんっ!」
短くなった裾を抑えた事を咎められ、お仕置きとして胸の先端を捏ね回されて、敏感な個所を責められて胸の先端から広がる甘美な感覚に思わずといった風情で甘い声を漏らし。
尻を叩かれ、さらに引き上げられ喰い込む秘所へと喰い込む下着で責められたあげくに、直接濡れたそこへと触られて、びくんと腰が跳ね。
「あ、うっ……」
嬲る言葉が、卑猥な痴態を晒した夜の記憶を脳裏に蘇らせ。自分の媚肉が溢れさせた淫蜜で濡れた指先を見せつけられ、繰り返し肉便器と呼ばれる。
否応もなく突きつけられる、自分の躰の恥ずかしい反応。人でなく、単なる肉便器。性処理用の道具であるとモノ扱いされる恥辱。それらがないまぜになって頭の中で沸騰しつつも、こんな下卑た男にそんな風に扱われる被虐感が内に潜むマゾの部分を刺激して、反発と羞恥が入り混じる表情を浮かべつつも、瞳が情欲に潤み。
ひときわ強く尻を叩かれて、裾を抑える手を外して内股気味になりながら歩き出し。
出会い、すれ違う王族や貴族たちの向ける表情や視線を意識して、見られる程に肌は火照り。
「あ……んきゅ! はっ、ぁ……え、ええ。それは、ご丁寧に。いつも、ありがとうございます」
自分の派閥の人間の前だと、態度を取り繕うとして股縄によって股間を責められて、爪先立ちになるようにして背筋をしならせて、短い嬌声とともに突然の刺激に反応してしまい。
慌てて、社交的な笑みを浮かべ。普段そうするように、態度を作って言葉を返すが、喰い込む股縄を意識して腰が落ち着きなくもじつき。捲り上がる裾をさりげなく、直そうと悪戦苦闘しつつも向けられる視線を意識して、羞恥と興奮に思考は熱を持ち。捲れる裾から垣間見える下着は股間に染みができ、雄の獣欲を煽る雌の発情臭を周囲に振りまく。
■アダン > 『お元気そうで何よりですな。お父上のところには先日行ってきたばかりなのですが。
アダン殿のお宅や、貴族の皆々様とのご交流も最近よく行われておいでのようで、いつも入れ違いになってしまいましてな。
しかし今日はなかなかにその、涼しそうな御装束でいらっしゃる。私のようなものには目に毒ですな。
……如何なされましたか?』
男は彼女の父親――という事になっている男と懇意にしているようで、それなりに彼女の元にも訪れていたようだ。
臣下といってもよいほどに尽くしているのは、彼女の家の庇護を受けようとせんがためだ。そのために彼女への後援も続けてきた。
彼女の父親ということになっている男が亡くなれば、次の当主は彼女である。
その男は、アダンに対しては一礼を互いに返したのみで、視線はシェリルに向いていた。
彼女の言葉にどこか艶が混じり、喘ぎ声のようなものもまじりはじめているのに怪訝な顔を隠せないらしい。少なくとも、彼女からすればそういう態度に見えるだろう。
アダンや他の貴族との交流とは陵辱と調教の宴のことだ。そのことを知ってか知らずか、男は尋ねてくる。
言葉を濁してはいるものの、酷く短いスカート丈にも言及し、その視線は彼女がさり気なく直そうとしている裾に移る。
明らかに、彼女の振りまく発情臭に中てられているらしい。
その瞬間、不可視の縄が激しく前後に動き始めた。
彼女の下着ごと秘所に食い込む強い動きであり、それに合わせてアダンも彼女の尻を掴んで揉み、軽く尻肉を叩いて見せる。
ぱぁん、と乾いた音が小さく響く。
「もっと足を開いたらどうだ。見られているぞ?」
アダンは彼女にそう囁いた。ここの床は掃除が行き届いているようで、鏡面のごとく像を映す。
短いスカートの中は像となって床に反射してしまっていた。その濡れた下着もはっきりと。
男の視線は、ちらちらとめくり上がる裾から見える下着の有様、そして隠しようもない真下の像にあった。
『……まあここではなんです。せっかくですので私の部屋でお話を致しましょうか。アダン殿も是非』
男は薄く笑ってそう言った。
そうすると、アダンはいきなり彼女の片足を掴んで持ち上げて、濡れた下着の様子を直接彼に見せつけてしまう。
男は驚いた様子を見せるものの、その視線ははっきりと濡れた下着を捉えていた。
仕置きとばかりに男は下着の上からクリトリスを指で弾く。
『しかし最近では、王族の娘が肉奴隷に堕ちるような遊びに耽ることもあるとか。
シェリル様に限ってそんなことはないとは思いますが……世も末ですな』
「ええ、全くです」
そんな会話をわざとらしくかわしながら、二人は歩きだす。アダンはシェリルに進むように支持するように尻を叩いた。
縄の動きは続いており、さらにはアダンがスカートを平然とめくり上げてしまっていた。
そんな状態で先に進めというのである。そして、貴族の男も既に自体を察しているらしい。あるいは、彼女の発情臭に中てられた結果なのか。故にあのような行いまでしたのだ。
『……淫乱めが』
独り言のように言うが、明らかに彼女の向けられた言葉である。
男たちは歩き出した。このまま彼の部屋に行けばろくなことにならないのは明白である。
■シェリル > 「え? ええ。アダン殿とは、最近は交流を持つようになりまして。その伝手で、他の方々にも縁ができまして。よろしくして、いただいています。
本日は、その……アダン殿の趣味で。少しばかり、強請られまして。殿方というのは……」
理性と意志力を総動員して、平常通り。少なくとも、自分自身はそう思っている態度を取り繕うが、情欲に潤む瞳。羞恥に赤らんだ顔。発情具合を隠せない牝の色艶が雰囲気に滲み。
この格好は自分の趣味ではないと、ちらりと咎めるようなまなざしをアダンへと向けながら、繰り返し味わった凌辱と調教の宴の事を感づかれていたのかとひわりとし。
「くひっ……っ!」
不意打ちで股縄が激しく動気初めて、下着ごと濡れた股間に喰い込み責めたてる動きの与える強い刺激に、びくりと腰が跳ねて隠し切れない牝の声が唇から漏れ。股縄の動きを助けるように、膣内から溢れた淫蜜が股縄を濡らし。動きの激しさに応じた大きさで湿った水音を淫靡に響かせ、卑猥な飛沫を廊下に散らし。
尻を叩かれながらの卑猥な囁きに、ゾクリとした興奮が背筋を駆け抜けて。意識するより先に、言葉に従ってしまい。
鏡のように像を写す廊下の表面には、股縄が透明だからこそ、濡れた淫唇がドレスにあわせた黒い下着を咥え込み、溢れる淫蜜でべったりと濡らしているところがうつり。股縄の動きにあわせて、ぐちゃぐちゃに擦りたてられ、形を歪める姿が見える。
そんな卑猥な情景を見られてると、思った瞬間にはきゅんと子宮が疼いて新しく淫蜜が膣内に満ちては溢れて、滴り股縄を濡らし。
「あっ、やっ……ひっ、きぃあっ、あ゛ひぃぃっ……ッ!」
見られる羞恥と露出の快楽。それらが入り混じる状態でいきなり、更なる露出。卑猥な格好を、片足を掴んで持ち上げられて強いられて戸惑いの表情を浮かべたのもつかの間。
既に、発情し昂ぶっていたところに鋭敏な淫核を弾かれて、そこから迸る快感電流に神経を灼かれて跳ねあがる牝声とともに達してしまい。男に見せつけ、突き出すように腰ががくがくと震え。
調教による開発の成果。あるいは、生まれ持った淫らな素質を見せつける。
「あっ、もっと……ゆっくり……」
淫乱と蔑む言葉に、恥辱よりも堕ちる興奮を覚えたようすで被虐の色香とともに吐息が乱れ。
裾を捲り上げられた状態のままで、快楽にがくがくと膝の震えるおぼつかない足取りで尻を叩かれて指示されるままに歩き出す。
このまま行けば、碌でもないことになるとはわかっていても、普段の理性は麻痺して相次ぐ恥辱にM性を引き出された状態では、不安を感じつつもどんな風に弄ばれるのかという期待と興奮が足を進めさせる。
肉便器と言われ、扱われて悦ぶような。まさか、そんな事はとわざとらしく言われたそのままの肉奴隷のごときマゾの姿がそこにあり。
■アダン > 痴態を見られた挙句に絶頂まで晒す有様で、アダンも、シェリルの支援者の男も下卑た笑いを隠しはしなかった。
調教の結果か、生まれながらの資質か。どちらにせよ、仕置きとばかりにアダンは進む間、何度も彼女の尻を叩いた。
股縄や床を濡らし、絶頂の声を上げる様子は当然人の目を引いた。
この階層はアダンの息のかかった貴族なども多いが、それ以外の貴族も当然存在する。
そんな貴族たちが通りかかり、彼女の様子を見れば怪訝な顔をし、声を上げる。
『おいあれ……確か姫様じゃなかったか』
『嘘だろ、奴隷か何かじゃないのか』
『いや、あれは確かにシェリル王女殿下だが……』
「ええ、これはシェリル様ですよ。……見ての通り、ただのマゾヒストですが。
今後は自由に使っていただいて構いませんよ。少しそういうことを示唆してやれば、逆らえなく娘ですので」
『なるほど、噂は真実だったと……』
すれ違った貴族たちに床に映った下着の有様を見られていく。不可視の縄が食い込み、下着越しに秘所が淫らに形を変えていく様が見られていく。
加えて、アダンによる彼女の紹介であった。先程のように片足を持ち上げて、秘所をより強調させる形で貴族たちに見せつける。
彼らは至近距離でそれを眺める。流石に王族相手とあっては最初は及び腰であったものの、シェリルの様子を見て大丈夫だと判断したのか、
淫乱だななどと罵りつつ、彼らもシェリルの尻を叩いたり胸を弄んだりとした後に去っていく。
そんなことが何度か続き、彼女の被虐心を煽り続けていった。彼女が反応を示し、羞恥に悶えるような様子を見せれば男たちの興奮はより増し続けていった。
今後陵辱と調教の相手が増えることは言うまでもない。
そういう行為を続けながら進むのでなかなか歩みは進まない。
だがようやく支援者の男の執務室にたどり着いた。
『ではどうぞ――しかし先程から随分と雌臭い。
まさかシェリル様であるはずもありませんが……もしそうであるならしっかり仕置きをせねばなりませんな。
一応確認させていただきませんと……』
男はわざとらしく言葉を紡ぎながら、扉が開き、アダンとシェリルは中へと案内される。
部屋には来客用らしい椅子と机が一つ置かれていた。男は何か準備があるらしく、隣の部屋へと消える。
男の言葉からして、仕置きがなされるのは明らかだった。
「行け。ああ、座る時はしっかり脚を開け。前のようにな」
アダンはそう彼女に短く命じる。前とはアダンの屋敷に連れて行ったときのことである。
今の状態で脚を開けば、下着も何も全てが丸見えである。貴族の男も、椅子の方を注視していた。
アダンは椅子の方に向かい、背もたれを叩く。そうすれば、魔力が椅子に行き渡る。
彼女が座れば魔術が起動し、彼女の尻穴を幾つもの球のついた張り子が襲うことになる。そんな場所にアダンは座れと命じた。
『お待たせしました。どうぞお飲みください』
部屋の奥から戻った男が机においたカップには大量の精液が注がれていた。
これを飲み干せというのである。
これで体が反応するようならば、と肉便器として扱うつもりなのだろう。
その結末など既に予想されているのだが。
これ見よがしに、男の使用人のメイドが何やら部屋の隅で拘束台のようなものを組み立て始めていた。
■シェリル > 痴態を曝け出し、イク姿を見られた挙句。
恥ずかしい格好のまま、尻を叩かれ歩く姿を他の貴族連中にまで見られる。
ひそひそとした声が聞こえる。戸惑い交じりのその声が、羞恥を煽る。それだけでなく、わざわざと片足を持ちあげて、濡れそぼる恥ずかしい状態の秘所を見せつけ、貴族たちの視線にさらさせられてしまう。
そうして、耳に届く他の貴族たちの蔑む声。尻を叩かれ、胸を弄ばれて、投げかけられるそれらが、ガリガリと理性を削り、羞恥と引き換えの快楽と興奮でもって脳髄を茹で上げていく。
羞恥の熱と等量の興奮が体の芯から肌を火照らせ、快楽に染め上げる。
責められて恥ずかしがりながらも、嗜虐を煽る媚態痴態を周囲に見せつけ、欲望を煽りたて。
途中、幾度かの軽い絶頂を体験してようやく部屋に辿り着く事に。
「はっ…ぁ……あぁ……」
荒い息をつきながら、ようやく到着したと心は緩み。
雌臭いと言われて、びくりと身を震わせ。お仕置きとの言葉に、じくりと媚肉が期待に潤む。
覗き見ることができるのなら、ひくりと言葉にあわせて淫唇がひくつく姿さえ見れただろう。
「はぁ…い……」
命ずる言葉に、反発する様子も薄く。とろんと情欲に蕩けた表情で、ゆっくりと言われたままに腰を下ろしていく。
膝を開いた大股開きの姿勢で、濡れた股間を見られている事を意識しつつ、見られて興奮しているとわかる牝の貌でゆっくりと。
「んぉ、お゛ぁぉぉぉっ~っっ……っ!」
椅子に腰を下ろした、と思えば尻穴を襲う無数の弾のついた張り子。ぐぽぐぽと無数の球を尻穴に呑み込みながら腸内を抉られる感覚に背筋をしならせ、仰け反るようにしながら全身をがくがくと震わせる姿は尻穴絶頂をきめているのが窺え、後ろの穴の開発具合と感度を見せつける。
そのイキ姿がひと段落したところで、出されたカップ。それを満たすどろりとした精液。
普段ならば、なんだこれはと怒るところが、今はその臭気が興奮を煽る。
責め嬲られる快楽と結びついたその臭気に誘われるように、手を伸ばしカップを口元へと運び。カップを満たす精液を、その粘性を味わうようにゆっくりと飲んでいく。
一口飲むごとに、鼻先から脳天へと突き抜ける精臭が欲情を煽り、浮かべる表情は蕩けゆく。
■アダン > この貴族の部屋も床は鏡のように磨き抜かれており、アダンにも男にも、彼女の秘所が男場に反応して濡れ、陰唇が引くつく様までも見えていく。
「さすがに雌だの仕置きだのと言われて雌穴をヒクつかせているような肉便器は違うな?
肉便器だとバレれば仕置きされると言われておきながら尻穴でイクような雌はな」
椅子に腰を下ろすと共に、彼女の尻穴を陵辱する無数の球。
それはアダンたちによってもう一つの雌穴として何度も扱われた穴に、ぐぽぐぽと音さえ立てながら飲み込まれていく。
そうすれば、シェリルは背を反らしてはしたない喘ぎ声を上げつつ、尻穴で絶頂した。誰の目にも明らかな様子であった。
アダンは彼女の脚を掴んで更に大きく広げさせた後、ぱし、と太腿を軽く叩いて、部屋に入る際にみた秘所の反応を指摘する。
どうせ見られたがっていたのだろう、気づかれたがっていたのだろうと言わんばかりに。
貴族の男の前でしっかりと尻穴が雌穴に開発されていることを示してしまったことになる。
当の男といえば、カップを机においた後、しゃがみ込んで彼女の秘所の様子を覗き込んでいた。
不可視の張り子に貫かれ、はしたなく絶頂するそのさまを。
『……シェリル様、おいしゅうございますか。私の精液は。
全く……本当に残念です。シェリル様がこのような卑猥で被虐の気質の肉便器だったとは!
お父様に恥ずかしいとは、思わないのですか!』
カップに注がれた精液すらも反抗せずに口にし、恍惚の表情を浮かべている有様を見て、貴族の男は怒ったような声を張り上げる。
無論実際に怒っているわけではない。全ては欲情の発露である。
もし精液を飲んで愛液でも垂らしていようものなら、アダンは椅子にまた力を込める。不可視のスパンキングが尻に追加され、それは潮を吹くまで許さぬという勢いであった。
『このようなドレスにそのような下着まで身につけておいて、どうせ男を誘惑していたのでしょう。
見られて仕置きされたがっていたのでしょう……高貴な王族であるのになんという。この肉便器めがっ!
こんなに張り付いて透けていて……!』
男は言葉を放ちながら、彼女の秘所に手を伸ばす。下着の上から手のひらで秘所を覆い、秘所全体を手で擦り上げる。
そして何度も執拗にクリトリスを指で摘んでは弾き、下着を片方の手で秘所に食い込ませ、言葉に合わせて下着を引き上げる。
秘所の形が浮かび上がればそれを指摘し、果には透けているだのなんだのと罵倒し、普段の行いや装いまでも男を誘っていたのだと決めつけてしまう。
グチュ、グチュと時折膣口に下着越しに指などをつきいれて音を立てながら執拗に秘所を嬲った後にようやく男は手を離した。
その口調は最早、王家に対するものでも、主に対するものでもなかった。
『さて、どうしようもない肉便器だとわかったところで……言ったはずだったな。
肉便器などであった場合は仕置きだと……お望み通りそうしてあげましょう、シェリル様。
これからそちらに伺うたびにこうした仕置きが必要になるでしょうからな。
ああ、いつも私が貴女に種付けしたいと思っていたのも当然でしたな。このような雌だったのだから。
降りろっ、調教だ!』
貴族の男の口数の多さから、その興奮の度合いが知れるだろう。いつも彼女に男が情欲を持っていたのも彼女のせいだということにされてしまう。
アダンが背もたれに力を込めれれば、尻穴にハマっていた張り子の球が入ったときよりも更に大きくなるとともに、通告なしに一気に勢い良く引き抜かれた。
シェリルが絶頂しようと何であろうと、男は彼女を立たせ、部屋の隅に置かれていた拘束台へと連れて行く。
アダンも手伝い、シェリルを拘束台へと拘束していく。それは断頭台のようなもので、丁度尻を突き出した状態で固定されることになる。
まさしく、これから肉便器扱いされることを示唆させるもの。
「……よかったじゃないか。お前の好きな肉奴隷としての扱いだぞ?」
アダンはそう言うと、シェリルの尻を数発たたき、下着をずらして尻穴をかき回した後に彼女の正面へと回る。
貴族の男は背後に周る。衣擦れの音が響き、巨大な熱い肉の塊がシェリルの尻の谷間に押し付けられる。
その後、乱暴に下着がずり降ろされ、貴族の男の肉棒が何の遠慮もなく彼女の雌穴に、秘所に突き入れられていく。
腰を掴んでいきなり激しく動き、子宮を突き上げながら、仕置きとばかりに何度も何度も尻を直鉄手で叩き始めた。
『これほどになるとはこれまでの扱いが想像できるな。
言え、どんな調教を受けたのか私に言え! 私はいままでこのような肉便器を支援してきたのだからな!』
すぱぁん! と尻を叩き、秘所を穿つ。これまでの調教のことを聞かせろなどと言いつつ、物のように彼女を扱う。
アダンは彼女の顔に露出した肉棒を押し付けつつ、彼女の胸を乱暴に揉みしだく。
乳首をこね回し、時折絞るようにもしながら。
「ああ、安心しろ。いつものようにこれまでのことも記録している。後でお前の屋敷に送っておこう」
■シェリル > 「ひぐっ! あ、あ゛あ゛ぁぁぁ~っ! お、おじりぃ…がぁ……見られている、のにぃ……っ…」
尻穴をひとつ球がくぐるたびに、びくんと腰が跳ね。球の連なりが尻穴を犯せば、びくびくと体を震わせて尻穴を抉られる変態快楽に悶え。尻穴を犯されている恥ずかしい状態の股間をさらに曝け出すようんに、もっと大きく脚を開かされながらの肉便器と揶揄する言葉がマゾ牝状態の心に突き刺さり。
言葉ひとつで、淫唇がひくついて感じて興奮している様子を見せ。太腿を叩かれて、感度を増している肌はその刺激を快感として受け止めて、内腿の肉がその刺激に耐えるように張りつめひくつき。
心を嬲る言葉と、尻穴を犯される快感にだらしなく前の膣穴は愛液を垂れ流して雌の淫臭を室内に漂わせ。
垂れ流される愛液でぴったりはりつく下着の布地は、その下の恥肉の形を隠すことなく浮き彫りにし。敏感な淫核への責めは、嬲る言葉と合わせて快楽の階段を降りる事を許さず。
「ご、ごめんなさい。被虐気質の肉便器でごめんなさいぃぃっ!
お仕置きされたくて、男の人を誘惑していましたぁぁ……。だから、王族肉便器のわたしを、肉便器らしくお仕置きしてくださっ……いひぃッッ!」
精液を飲み、その舌を犯す味と臭いに発情して、精液を飲みだけでさらに愛液を溢れさせ。お前は肉便器だったのかと怒る言葉に、反射的にお仕置きを求めて媚びた雌の表情を浮かべ。お尻を責めるスパンキングに、耐え切れずにガクガクと腰を跳ねさせながらぷしゃりと潮を噴きながらまた達してしまい。普段とはまるで違う、マゾっ気たっぷりの痴態をふたりに見せる。
口数多く、語気も荒い男の状態が興奮の度合いを感じさせ。敬意の欠片も感じさせない、その態度が自分が肉便器であるという実感を刻みつけてくる。
男の種付けを誘うはしたない雌の肉便器であり、それにふさわしくお仕置きされ調教される。そう思うと、ゾクゾクとした興奮が脳天まで突き抜けてふるりと背筋を震わせて喘ぎ。
突き入れられる指を貪るように、きゅうきゅうと締めつけて応え。
さらに大きくなった球を不意打ちで一気に引き抜かれると、尻穴快楽の奇襲に耐え切れずに今度は潮まで噴きながら嬌声を跳ね上げてビクビクと全身を震わせてイキ姿をさらしてしまって、発情しきって感度が上がっている様子を窺わせる。
断頭台を思わせる拘束台に拘束され、自由を奪われるとモノ扱い感が増し。拘束されて死角となった背後からの、遠慮のない突き込みに背筋が跳ねる。
膣穴は膣穴は待ちわびていたとばかりに肉棒へと肉襞を絡めて、隙間なく粘膜を密着させて肉棒を扱きたてて奉仕し。ごつごつと、突き上げられる子宮は子宮口で亀頭に吸いついて精液をねだり。精液排泄用の穴として調教されたその成果を男へと体感させ。
「はひっ……わたひぃ…っ…はぁ……ちんぽに奉仕する肉便器とし、てぇ……」
尻を叩かれるたびに被虐の興奮にきゅっと媚肉は締まって、肉棒へと刺激を与え。モノ扱いで犯されながら、マゾヒスティックな悦びに打ち震え。訊かれるままに、今までに受けた調教を告白していき。
顔に押しつけられた肉棒へと命じられるまでもなく、舌を這わせて舐めしゃぶり奉仕を始め。
たわわな胸を乱暴に扱われて、痛みよりも快楽が勝っている様子で乳首を捏ね回されて甘い声で啼き。
堕ちた牝の痴態を曝け出しながら、安心できない内容を安心しろと言われて理解しているのかどうか。蕩けた表情で頷き。
■アダン > マゾ性をさらけ出し、精液を飲み、秘所を弄ばれ、尻穴を一気に責められ、潮まで吹き上げる。
そんな様子を見せられたのだから、男たちの興奮の度合いは否応に増した。
普段は高貴な姫君として、強気な娘として、そんな振る舞いを見せるシェリルであるが、マゾの雌に堕ちきっている。
特に貴族の男はそれを直接見るのははじめてだった。故に、その後の責めは更に苛烈になる。
物のように拘束して、貴族の男はシェリルの膣内の乱暴に何度も何度も突き上げる。
『やはり、やはりそうかっ! このマゾめ、肉便器め! 私がどれだけ、支援してきたと思ってる!
これがそんな、肉便器だったとはな! 何度仕置しても足りん、わっ!』
肉便器らしく仕置きしてほしい、とそんなマゾとしての言葉。
さらに、これまで受けた調教の全てを吐かされていくシェリルの言葉。
それを聞けば男の肉棒はますます膨らみ、巨大なものとなっていく。
『そんなにほしいか、精液が!
ええい、これからは私もその調教に参加するからな!』
秘所はまっていたとばかりに肉棒に絡みついてくる。しっかりと隙間なく、むしろ狭いくらいに。
突き上げられる子宮口は亀頭に吸い付き、精液をねだる。貴族の男に、しっかりと調教された肉穴であるということを示す。
それを知れば、更に感情が高ぶったとばかりに容赦なく尻を叩き上げ、一気に腰を引いてぱちゅん、と子宮口を貫く勢いで腰を打ち付ける。
一度肉棒を引き抜いた後に一気につき入れれば、中の空気や愛液が溢れ出し、酷く下品で卑猥な音を立てる。
それを彼女に聞かせんと何度も繰り返す。
これまでの調教を羨むように、その欲望を彼女に遠慮なくぶつける。彼女の片足を上げさせて、より密着しながら、膣内を犯し続ける。
「ほう、自分から奉仕するようになったか。だが勘違いしていないか、お前は肉便器だと、言っただろうが!」
アダンは胸を弄んでいたが、彼女が自分から肉棒に奉仕するのを見ると口角を釣り上げる。
彼女の頭を掴むと、何度も彼女を犯した巨大な肉棒で口内を犯し始める。まさに使うという表現がふさわしい。
雌穴として口内を使い、何度も何度も喉奥まで犯し続ける。
そして、二人の肉棒が更に膨らみ始めた。
二人の責めは激しさを増し、そして――
『よし、出すぞ。肉便器にふさわしく精液を捨ててやる!!』
大量の精液が、二つの穴めがけて一気に注がれた。
どくどくと勢い良く精液が膣内と口内を染め上げ、子宮口に密着した肉棒が子宮の中に精液を注ぎ込んでいった。
二人は一気に肉棒を引き抜き、残った精液を彼女へとぶっかけていく。
「……さて、まだまだ終わらないぞ。どうやら噂を聞きつけて肉便器を使いたい方々がやってきたからな」
見れば、いつの間にか多くの貴族たちが部屋に現れ、シェリルを取り囲んでいた。
今日一日、このままの状態で肉便器として扱われ続けるのは想像に難くないだろう。
ご案内:「王都マグメール 王城」からアダンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からシェリルさんが去りました。