2016/05/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城/廊下」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 「こういう場所を歩くのも久しぶりだよね。どれぐらい前だったかな」

日も落ちた王城の一角の廊下。
そこを歩くに相応しくない姿をした少年が我が物顔で歩く。

「警備も薄いし皆簡単に術に落ちるし…駄目だよね、こういうのは」

窓から侵入し出会った警邏の兵には暗示をかけ何事もなかったように追いやった事を思い出せば王城なのに脆いよと思わず口にする。
特に意味もなく暇つぶしを兼ねて前々から興味があった場所へと侵入をしたまではよかったが早速散策するにも面倒になり始める。

「こう…曲者って勇ましい人でも来ないかな。あんまり笊過ぎると仕掛けの一つでもしたくなっちゃうしさ」

足を進める途中に外を見れる場所を見つければそこに腰を掛けブラブラと足を揺らし誰か来ないかと廊下を眺める。

クロイツ > 「人払いし過ぎたかな…」

待っても誰も来ず。もしかすればこの辺りの警邏の兵士が暗示のせいでどこかほかの場所に行ってしまったのかと考えれば失敗したとため息を吐く。

「また今度でなおしかな」

仕方ないと諦めれば、そのまま開口部から背を外に…落下するように飛び王城から姿をくらませる。

ご案内:「王都マグメール 王城/廊下」からクロイツさんが去りました。