2016/04/14 のログ
■アヤメ > 「ん、ふふ、楽しみに待ってるね?――明かりの魔法はたしかに便利かも」
などとのんびり話していれば、大広間の雰囲気も静かに変わっていく。
そろそろお祭りも終わりの頃合い。ならば少女もそろそろ戻って、雇い主の貴族に合流しなければならない。
折角の会話を終わらせてしまうのは名残惜しいが、今宵はここまで、ということで。
「そうだ、最後の名乗っておかなきゃ。私はアヤメ。よろしくねっ!」
にこやかに笑むとひょい、と立ち上がる。
そしてペコリと一礼すると。
「それじゃそろそろ戻るね。お店に来てくれるの待ってるから。それじゃ、またねっ!」
と元気よく挨拶して、ひょひょいと大広間の方へと戻っていく。
こうして少女は、上機嫌なまま日常へと戻っていくのだった。
きっとお友達になったであろう彼が、自身の店を訪れる日を楽しみにしながら――。
ご案内:「王都マグメール 王城/大広間」からアヤメさんが去りました。
■レオン > 「はい、その時は沢山注文させていただきますね。明かりの魔法が使えるとランタンを持たずに済みますので」
大広間を覗き見れば大勢いた貴族の方々の姿も少なくなり後片付けに走るメイドの姿が見受けられる。
そろそろ警備にも戻らなければならないと思えば楽しい時間の終わりに思わずため息を吐く
「アヤメさんですね。僕はレオンと言います。こちらこそよろしくお願いします」
立ちあがり一礼する少女に深々と頭を下げ返し
「はい、気を付けてくださいね。近いうちにお邪魔させていただきます」
そうして大広間に戻っていく少女を見送ればその逆、大広間の外へと警備場所を移すために足を進めていく。
そして知り合いになった少女の店に非番の時に行こうと決めて
ご案内:「王都マグメール 王城/大広間」からレオンさんが去りました。