2016/03/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 待合室」にリーゼロッテさんが現れました。
リーゼロッテ > 庭園の手入れという雑務を引き受け、庭いじりに城へと訪れていたものの、それが終わり戻ろうと思った時だった。
メイドの手が足りないので、追加報酬を払うから手伝って欲しいと仕事を放り込まれてしまう。
どうしたものかと思うものの、お茶を出したりといった簡単なことだけでいいというので、それならばと頷き承諾すると、使役獣の大きな隼に伝言の手紙を渡して見送ったのがつい先程。
そうして今は何をしているかといえば…お茶ぐらいとぼやいた青年のいる部屋の前にいた。
流石にこんな仕事は練習もなかったのもあり、妙に緊張してしまう。
深呼吸を一つすると、よしと気を引き締めてコンコンとドアをノックした。

「失礼します」

少し緊張した声で一言かけると、ドアを開くとティーセットワゴンを押して室内へと入っていく。
恰好は何時もの茶色系の制服姿なので、メイドと言うには奇妙な見た目かもしれない。
けれど、緊張している本人はそんなことに気を払う余裕もなく、丁寧に紅茶を入れていくとテーブルの上へと差し出していく。
一緒に焼き菓子も添えていくのだけれど、少し動きが固く、表情も同様に固く緊張していた。

「ど、どうぞ…」

変に声が引きつってしまい、隠せぬ緊張に少し恥ずかしくなってしまい頬が赤くなってしまう。
ちらりと彼を見やれば、体付きや眉のところに見えた傷跡から戦う仕事の人だろうかと、何となく察しつつ、すっと視線を下へと落としていく。

スヴェン > 庭園から手を振っていた子供が何か此方に叫んでいる
ハッキリとは聞こえず、要領を得ないからどうしたものか、と悩んでいればドアをノックする音
しめた、とドアの向こうへ「はい」と返事をし、部屋の中へと戻っていく
緊張しているのか、それとも己自身に何か問題があるのか、覚束ない手で紅茶を入れていく様を見れば、
背格好のこともあり、奉公にあがって間もないのだろう、等と思いながら様子を見守る

「ありがとう、喉が乾いていたから助かる」

引きつった声に微苦笑を浮かべながら、紅茶の入ったカップを手に取り、一口飲む
良い香りに目を細めつつ、「美味しい」と彼女に伝えれば、テーブルにカップを戻し

「…失礼だが、どこかの貴族のご息女か何かかな?
…家名を聞いてきっと判りはしないだろうが」

彼女は緊張している様子であったし、自分も人を待つ他、する事はないから、
単純に暇つぶしに、と何の事はない話で時間を潰そうと尋ね

リーゼロッテ > 何時もなら、他愛もない言葉を交わしながらお茶を淹れるぐらい出来るものの、城のメイドの代わりとしていれるとなると、妙に緊張してしまう。
内心、受けたのは失敗だったかもしれないなんて公開しながらも、不安定な手つきながら何時も通りに美味しく淹れることが出来たらしい。
美味しいと聞けば、良かったと言わんばかりに安堵の微笑みが溢れ、少し肩の力が抜けていく。

「…ふぇっ!? ち、違います…! あの、本当はお庭の手入れに来たんですけど…手が足りないからと、お手伝いに」

貴族の娘かと問われたところで、びくっと跳ねながら手も合わせて頭を振ってしまう。
心の中では、そうだったら少しだけこの大変な生活から離れていたのかななんて、想像に楽しむぐらいは出来て、少しだけ笑みが見えるかもしれない。

「あの…そちらもお仕事ですか?」

おずおずと、今度は彼の用事を問いかけてみる。
こうして改めて彼を見つめると、戦う仕事の人から感じる雰囲気やら戦いの爪痕が感じられた。

スヴェン > 「庭師だったか…しかし、城の連中も庭師にお茶を入れさせるとは、無理難題を押し付けたものだな」

彼女の反応を相まって控えめながら笑い声が零れた
何もそんなに慌てることもないだろう、と頭を振る彼女に続ける
四脚椅子に深く座り直せばまたカップを手に取る
このくらいの年齢の女の子と会話をするなど、何時ぶりであったろうか?
臭い汚い煩い、と三拍子揃った自分の部下たちとは比べるまでもない

「詳しい話はこれからだから何とも言えないが…まあ、十中八九は仕事になるだろうと思う
ティルヒアの方も落ち着いてしばらく経つから、本土の方へ本腰を入れるつもりではないかな?」

呼び出しはされたが此方も詳しい話はこれからで話せる事は少ない
とはいえ、知己でもない貴族が食事でも、と呼び出すはずもなかろうから、彼女の言葉に頷く
彼女に向けられた視線に気がつけば、苦笑交じりに首を傾げて、

「…綺麗にしてきたつもりだが、血の匂いでもするだろうか?」

と冗談を零して

リーゼロッテ > 庭師という言葉に肯定するように小さく頷けば、続く言葉にクスッと微笑みが溢れる。

「引き受けちゃった私も大概かもしれないですけど…私がいる組合が色んなお仕事を引き受けちゃうので…言えばやってくれるかなと、思われちゃったのかもですね」

お庭の手入れも言われるまでは受けたことがなかったんですよ? なんて、冗談めかしたような口調で楽しげに語る。
青く丸い瞳を細め、微笑む度に薄茶の細い髪が揺れていく。
ラインも細く、女性らしい体付きについては未発達とはいえ、華らしいものは有るはず。

「…そう、でしたか。あれからティルヒアは平和なんでしょうか」

故郷の名を聞くと少しだけ顔色が曇る。
色々と恩赦も有って良くやっていると言われてはいるものの、少しだけ気がかりにはなっていた。
そんな暗い表情も、彼の冗談っぽく掛けられた言葉に崩されていくと、花咲くように柔らかな表情へと変わっていく。

「そうじゃないですけど…組合の人みたいな雰囲気とか体付きとか…あと目元のところとか、そんなのがあったので。ちょっとだけ親近感みたいなのを感じてたんです」

目元といったときは自分の眉の辺りを指さし、彼の傷のことを示す。
こんな格好こそしているものの、何気なく腰にはフリントロックピストルが収まったホルスターがかかっていたりと、庭師という割には少々仰々しいものを携えている。

「ぁ、遅くなりましたけど…リーゼロッテと申します。皆からはリゼとか、リーゼと呼ばれてますので、お好きな感じに…」

ぺこりと頭を下げれば、歳相応の屈託のない微笑みを浮かべて自己紹介を。
頭を下げた時に、紅茶や焼き菓子とは異なった甘い香りが、薄茶の細糸達からふわりと広がっていく。

スヴェン > 「あまり安請け合いをするものではないと思うがな…その組合とやらに、過剰労働分の金銭を要求するべきだ」

庭の手入れも言われるまでは引き受けたことがない、という彼女
組合とやらがどのような組織かは皆目見当はつかないが、何でも屋というか冒険者のようなものなのだろうか?
青い瞳に薄く細い茶色の髪、愛らしい、と言って差し支えない彼女も中々どうして逞しいらしい

「…さて、な。俺は終戦前に引き上げたから何とも言えないが、叛乱し負けた連中は何時だって憐れなものさ
戦争したがってた連中はみんな死んじまって、苦労するのは残された市民というのは想像に難くないな」

彼女の表情に陰りがあるのを見落とさない
それくらいの機微を察する事は出来た
彼女も何かは判らぬがティルヒアに縁のある人物なのだろうこれ以上尋ねるのも詮無いことだ、と
すっぱりとその話を切り上げ、柔らかな彼女の表情に合わせるように此方も努めて笑みを浮かべた

「なるほど…まあ、年中、戦争している国だ。俺みたいな連中は一山幾ら…そこら中にいるからな…」

眉の部分の傷を指摘されれば、そこに手をやり、これか、と苦い表情を浮かべる
眉の部分を縦にしっかりと傷が残っているから、途切れてしまった眉毛を指摘されるのが、
自分の未熟さを指摘されたようで少々恥ずかしい
それを笑って誤魔化すように、小さく笑い声を零せば「なるほど、なるほど」と呟き

「そうか、リーゼロッテというのか…なるほど、涼やかな響きのある良い名前だ
俺は、スヴェン・アルヴムという傭兵だ、よろしくなリゼ」

立ち上がり彼女の前にたてば一瞬、彼女の腰のホルスターに視線をやる
その後、何でも無かったかのように手を差し出せば握手を求め…

「リゼ、過剰労働のついでに1つ頼みがある
これから俺は貴族に合わねばならんのだが、俺の見てくれはおかしくないか?無礼があると後で煩いからな
どこかおかしな所があれば指摘して欲しいんだが…」

こういう事は、部下のむさ苦しい男連中よりもきっと彼女の方が目端が利く
彼女の前でくるり、と回ってみせればどうだ?とでも言いたげに首を傾げる

リーゼロッテ > 「平和なお仕事の方が安定するって組合長さんが言ってましたから…ふふっ、それはちゃんと後でプラスしてくださいねってお願いしました」

逞しいところもありながらも、ちゃっかりもしているらしく、少しだけ得意気に小さな胸を張ってみせる。
戦いの話を聞けばやはり苦労してるのかなとも思えていたが、自分は両手に収められるだけの人を助けるのに精一杯だった。
これ以上なんて無理なんだからと緩く頭を振って、自分に言い聞かせていく。

「魔族の国から悪い人が来ちゃうんですよね、私は…やっぱり戦うのが怖いから、お兄さんみたいに戦える人がすごいなって、皆を見ててよく思うんです」

戦う人がありふれた場所だとも、ここに移り住んでから理解はしたものの、やはり戦える人を尊敬していた。
彼を見つめる瞳にもそんな色合いが混じり、微笑みながらに尊敬の眼差しを向ける。

「ぅ、ぁ…そ、そんなほめても何もないです、よ?」

名前の音色をほめられると、少々気恥ずかしくて声の音がぶれていく。
顔にもありありと浮かんでしまい、白い肌に赤い頬と分かりやすく恥じらいが浮かんでいくと隠すように両手で頬を隠し、指の間からちらりと彼を見やる。

「スヴェンさんですね、こちらこそよろしくです。私は…チェーンブレイカーって組合で魔法銃の先生とかをしてます」

ティルヒアとの戦争の最中、敢えて敵と仕事をして名を認知させた後、私有地として小さな魔導石坑道を手に入れ、ティルヒアの敗残兵を引き抜き、九頭竜山脈の麓に居を構え、傭兵と名乗らず民間軍事組合と名乗った組織。
仕事柄、何か聞いたことがあるかもしれない組織の名前を答える。
銃を持っているのもその理由と、視線には気付かなかったが奇しくも答える形になるはず。

「いいですよ、私に出来る事なら。変なところ…ですか?」

身だしなみは女にとって大切なことと習ったこの娘に問うのは、予想通り最適だろう。
何かあるかなと、一周回る彼をじっと見つめていた。
ちょっとコートの襟が乱れてるかなと思うぐらいだったものの、何か気づいたのか腰のベルトに掛けたポーチから小さな瓶を取り出すと、一緒に取り出したハンカチに中の液体を染み込ませていく。
それを手にすると、彼の真正面からぐっと背伸びするようにして両手を伸ばす。

「襟がちょっとグシャってなってますけど…これは直せますから…あとコートって襟に匂いがついちゃうんです。だから…」

と、襟元を正していきながらハンカチを持った手を彼の首元へ伸ばした。
届けば襟口の肌の当たる面に石鹸水を染み込ませたハンカチを滑らせ、その香りを擦り付けようとしていく。
それが叶うなら…間近でぴょこぴょこと背伸びしながら薄茶の髪を揺らす少女の顔や体が、直ぐ傍に迫ることになる。

スヴェン > 思った通り、見た目以上に逞しくちゃっかりしている彼女にだろうな、と頷いた
戦時であるからこれくらいは当然なのかもしれないが、それでも少女と言える彼女が逞しいのは小気味良い

「一概に魔族が悪い、とも言えんがな…彼らには彼らの言い分がある。同様にこの国の連中にも言い分があるんだろうよ…
すごくはないさ、リゼが俺にお茶を淹れるのと同じだ…俺は紅茶を美味しく入れることが出来ないから、
戦場に行くというだけの話だ」

彼女から向けられる視線が面映ゆい
自分は己の仕事に貴賎を感じているわけではないが、面と向かって尊敬されると少々、むず痒い
それも直ぐに彼女が歳相応に恥じらって見せれば、微笑ましく自分のそれはどこかに消えてしまったが…

「その歳で先生か、才能があるのだろう
そのチェーンブレイカーとやらを首になったら俺を尋ねると良い
幾らでもこき使ってやる」

噂程度にしか聞いたことのない名前だったが確かに聞いた組織の名前であった
規模のほどまでは知らぬが、そこで武器の扱いを教えるというのであれば腕も経つのだろう
冗談交じりに彼女をスカウトしつつ、自分の身なりを確認してもらう
彼女が背伸びし、ぴょこ、と何度も跳ねるようにすれば慌てて膝を折り屈んでみせ

「…任せる。それと、仕事の交渉が旨くいくよう願っておいてくれ」

シャボンの仄かな香りに紛れて甘い少女の香りが鼻先を掠める
茶色い髪や華奢な身体が間近で久しく抱いていない女を感じさせ、こういう仕事をさせる女を
雇っても良いかもしれない、と一瞬だけ思いもするが行く先々連れ回すことを思えば自分の思考を鼻で笑い

「…ありがとう、リゼ。これなら見た目で侮られはしないはずだ。助かった」

コートの襟を正してもらえば、立ち上がる
そうだ、と紅茶と共に運ばれてきた焼き菓子を幾つか手に取り、懐からハンカチを取り出せば包み
彼女に差し出してみせた

「お礼だ。俺は食べないから遠慮無く持って行くと良い…と言っても、俺が用意したものではないけれど…」

差し出しながら彼女の頭に手を伸ばし、髪を撫でようとして

リーゼロッテ > 「ぅ~…出会うたび、いつも変なことばかりされますから納得がいかないです」

体に手を出されたり、悪戯されたりと、魔族と名乗るものからは散々な目にあっているのが思い浮かぶと少しばかりムスッと拗ねたように頬を膨らませた。
けれど、紅茶と適材適所の言葉にそれも消えていく。
それならお互い様なんですね、と何処か安堵したように答える。

「これだけは自信がありますから…ふふっ、もしものときはお頼りしますね?」

銃の技術はあっても、いざ戦いになると人が殺せないマイナスが強いのもあって後へと回されているのも有るわけで。
スカウトの言葉には、冗談とは分かっているものの微笑みながらその言葉に乗って行く。

「ありがとうございます。じゃあ、お祈りしておきますね?」

屈んでくれれば、お礼とともにちょこちょこと襟口を正しながらハンカチで香りをつけていく。
香りという判断材料だけでも、多少なり身形がよく感じさせられるので、おもいっきり下と見られづらくなるだろう。
身だしなみを整えていく中、彼が僅かに笑ったように見えると、何かあったのかなと気になっては、きょとんとした表情で軽く小首を傾げる。

「いえいえ、お役に立てて良かったです」

立ち上がる彼を見上げながら、緩やかに頭を振った。
ふと、彼が菓子を包み始めるのを見ると、どうするのかなと目でその動きを追っていく。

「わっ、ありがとうございます……!」

美味しそうだなと、すこしばかり思っていたのもあって嬉しそうな声が素直にあふれてしまう。
細い猫毛の薄茶はとても手入れが行き届いており、指の間をするりと絹のように滑り落ちていくだろう。
撫でられる合間、心地よさそうに目を細めてされるがまま撫でられていく。
そんな中、不意に外から隼の鳴き声が聞こえるだろう。
声の主はひと目の付かない場所へと降下していき、ここからでは見えない。

「組合長さんが帰っておいでって言ってるみたいです」

呼び寄せの報せだと彼へ苦笑いを浮かべた。

スヴェン > 「俺たち人間とは思考が違うからな…彼らを理解するのもまた難しいことだ…」

彼女が頬を膨らませればキョトン、としてそれで怒っているのか?と苦笑する
他に出来ることがあるのであれば、無理に戦場に出る事もないだろう、というのは本音である
傭兵ながらにあの職場環境は劣悪、命を落とすこともある、酷い時には賃金すら貰えない…
適材適所、というやつだ、と安堵する彼女に頷いて

「まあ、俺を頼るような事にならないようを祈っているがな…うちは男所帯だからきっと苦労するだろうし」

自分の部下たちが彼女をどう扱うのか
玩具のようにしてしまうと思えばゾッとするが、存外、逞しいようだから可愛がられるような気がしないでもない
ただ、それにしたって歴戦のあらくれ達である
苦労することは間違いない

「大した量ではないけれどな…そこに残っている分も、欲しいのであれば貰っていくと良い
金貨の1つも渡したい所だが、うちも財布番が五月蝿くてな…無駄な出費はするな、と喧しい」

そっと髪を撫でれば心地よさげに目を細める彼女
髪はしっかりと手入れが成され触り心地も良い、何時までも撫でていたくもあったが、隼の鳴き声が
耳に届くのに僅かに遅れ、ドアをノックする音がした

「此方も仕事の時間のようだ…名残惜しいが、ここまでだな…それではなリゼ、君と戦場であわないよう祈る」

ドアを開いた執事風の男に呼ばれ、彼女の頭から手を離せばまた、と軽く手を上げて案内をする執事風の男に促され
待合室を後にする

リーゼロッテ > 「だからって…ああいう…うぅ…っ」

されたことの常識の無さは彼も同意するだろうと思うと、思わず口走りかけた言葉をぐっと飲み込む。
それこそ何を言おうとしたかは、勝手に真っ赤になってうつむいている姿を見れば、察しがつくかもしれない。

「ぁ…う、な、なるべくそうしたいです」

こちらも男性の割合は多いものの、ミレーの娘やら組合のお姉さま方がいたりと、多少は女性も存在している。
それこそ集落に行けば女性の仕事もあるわけで、いないはずもない。
玩具にされる可能性もあるものの、ライオンの檻に放り込まれた子猫の様に可愛がられる方が多いかもしれない。

「甘いのだから…酒場の娘に持っていてあげたら悦ぶかな…。そんなに気にしないでください、ちょちょっと整えただけですから」

ね? と語尾を重ねて撫でられながらに微笑む。
ゆったりとした時間もあっという間に過ぎてしまうもので、ドアがノックされる音が聞こえると、釣られるようにドアの方を見やった。

「お仕事、頑張ってくださいっ、またお会いしましょう…そ、そこで再開するのは困っちゃいます」

戦場では出会いたくないと苦笑いで頷くと、離れていく彼を見送っていく。
ドアが閉ざされた後、焼き菓子を酒場の娘達のお土産にいただきつつ片付けを終えてから、少女も城を去るだろう。
隼の背に乗りながら、彼の仕事の成功をお祈りし…ふらついて落ちそうになると、隼に叱られながら山の麓まで飛んでいく。

ご案内:「王都マグメール 王城 待合室」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 待合室」からリーゼロッテさんが去りました。