2023/01/02 のログ
■竜胆 > トゥルネソルの家の庭は、とても広い、それはもう、ドラゴンたちが本来の姿で寝ることができる位には広い。
其れでご近所様に迷惑が掛からないような広さだからこそ、色々と悪いこともできると言う事で。
自分から見た姪たち、後、妹のラファルの姿が見えないが、何処かで遊んでいるのだろう、多分。
狼犬グリムも、その辺でスピスピ寝ているので、悪さはしてないのだと言う事は何となく理解できる。
だからこそ、竜胆は別に慌てる様子無く、ごちそうのある所をウロウロして居られるのだ。
というか、其処迄明確に警備員という位置づけにされたわけでもないし、時折来客が来た際の代理対応、という程度。
なので、取り合えず気軽く、食事を摘まんであちらこちらと歩く。
リスと知り合いでなくても、リスの財力を求めてお近づきになりたい貴族とかもいるし、そう言うのに対応するのが役割というか。
そう言う感じで今回は役割があるので、面倒くさい、と竜胆はため息を吐き出すのだ。
とは言え、しなければしないで、色々と面倒くさいことになるのやもしれないので。
今は唯々我慢。
なんかこう、気晴らしに成るような、誰かが来てないだろうか。
そう考えて、庭を徘徊する竜胆。
■竜胆 > 暫くの間、うろうろと庭を歩き回る。メイドたちがあちらこちらと歩き回って、客人たちに食事を振る舞っている。
お酒や弁当を振る舞う者もいる、暴れるようなのは―――まあ、基本ドラゴンに取り押さえられて、家の外へ。
そんな感じで、防衛などは完璧なので、竜胆自体がすることは、ほとんど何もないのだ。
歩き回り、お客人に軽く新年のあいさつをして、視線を家の方へと向ける。
「何時になったら出てくるのかしらね。」
とは言え、リスは両親や、貴族や、商人。其れなりに顔が広いから来客も多い様子。
それらに対応しているとなると、まず出てこれなさそうだ、とそんな気がする。
取り合えず、近くのテーブルに近寄って、ホットチョコレートを手に。それを呷る。
ほんのりとした甘みは蜂蜜の味なのだろう、チョコレートの苦みと蜂蜜の甘みを堪能しながら、ふぅ、吐息を吐く。
もう少ししたら、私も部屋に戻るかしら、と。
一応、義理は果たした、ともいえるのだし。
とは言え、退屈しのぎに、だれか何かいないだろうか、と、もう一度庭の来客を眺めまわしてみる。
■竜胆 > 特に、来客などに顔見知りはいなかった。
来客だけではなくて、知っている顔が、メイド以外にないというのが正しいか。
そして、まだまだお祭り騒ぎは続いていくようなので、そろそろ休むことにしよう。
他の警備の人間が来たことをいいことに、少女は家の中に引っ込んでいくのだった―――
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 トゥルネソル家」から竜胆さんが去りました。