2022/09/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 富裕地区の路地裏。袋小路と言える場所に、その男はいた。
黒いローブで顔を隠し、何時来るともしれぬ相手を待っている。
彼が待つのは、ある種の挑戦者。或いは、生贄。

とある貴族の子女を誘拐し、代わりに手紙を置いていた。
"帰してほしければ、この時間にこの場所に、可憐な女性を一人使わせる用に"と。

「(要するに変則的な人質交換だが……無論、彼らも馬鹿ではない。
今頃、冒険者なり軍なりに声をかけて、奪還作戦を組んでいるだろうな)」

こちらを油断させるために一人で来たと見せかけて、伏兵を潜ませるのが常道か。
だが、無論彼とて魔王――その程度の罠など食い破れる心算はある。
寧ろ、その様な危険な囮を引き受ける、誰かにこそ興味がある。

「(美しき心を持つ女性。危険を省みず、此処まで来るならば、そう呼ばれる資格はあるだろうからな)」

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にクリステルさんが現れました。
クリステル > 空は茜色に染まった逢魔が時、普段は落ち着いている富裕地区でも時間帯的な物騒がしさはある。
とはいえ、他の地区と比べると静かなものだが、路地裏は多少違うやもしれぬ。

そんな袋小路に静かに現れる一つの影、置手紙の通りではある。
令嬢は密室から忽然と消えていたため、魔族の仕業だろうと多少離れた位置に伏兵は隠されている。
ただし、現れた者はその事を知らず、令嬢の両親が勝手に組んだ作戦である。

「私、一人で来ましたのでエリーゼ嬢を開放して頂けませんか?」

約束通り一人ですとゆっくりと近づき、おかしな者は持っていませんと視認できる距離でくるっと回ってみせる。
さらにはスカートの端を持ち、恭しく頭を下げた後で静かに訊ねて。

ロブーム > 学院においては生徒と教師の関係。
尤も、その辺は認識阻害魔術によって、クリステル本人ですら"そう"と感じさせない様にしているが。
しかし、此処で彼女が来たのは、彼にとっては嬉しくあった。

「(彼女の事情を考えると、"堕とす"のではなく"遊び"に徹するべきなのが痛し痒しだが……まあ、それならそれで遊び様はある)」

そう考えつつ、男は指を鳴らし、そして近くの建物の窓を指さす。
本来、そこは安宿の窓のはずが、何故かその中は、高級ホテル並みの調度の整った、豪華な部屋になっていた。
貴族令嬢エリーゼは、その中ですやすやと寝ている。
外から見る限り、外傷はない……寝ているのは、軽度の睡眠魔法に拠るものだろう。

「開放するに吝かではないが……しかし、私としては彼女を気に入っていてね。ただで帰すというのも、ね。
それに、私は悪魔。悪魔から何かを得ようというのなら……賭けをするものだと相場は決まっている」

くつくつと笑い、それから「なあに、難しい事ではない」と言う。

「この中にいるエリーゼ嬢は、私が魔法を解いたと同時に通常の睡眠に戻る。
起床まで約一時間と言った所か――その間、彼女を起こさないこと。
つまり、君が彼女が起きる程の大声を挙げたり、大きな音を立てたりしなければ、彼女を解放しようじゃないか」

無論、逆に私が大きな声を出したりして起こせば、その時点で賭けは君の勝ちだ、と言い添える。
本来なら、彼女にとって圧倒的に有利な条件だ。
この賭けの内容ならば、いっそ逃げ回っても全く問題が無いのだから。
それを男は理解しているのかしていないのか、優し気な笑みで彼女に語り掛ける。

「さあ、どうする?」

クリステル > 普段の男装姿とは違っているのに、一方的に気が付かれている。
学院での関係性から互いに気が付くはずだが、認識阻害魔術のせいで別人だと感じているためだ。

指を鳴らされて上げた顔、そのまま建物を指されて視線はそちらを向く。
外見は安宿だが窓から見える中は高級ホテルの豪華な一室、天蓋付きの豪奢なベッドで眠るエリーゼ嬢の姿が見える。
外相も何かされた様子も見えず、すやすやと安らかに眠っている様子にほっと息を吐いて。

「一方的な言葉に思えますね。抑々呼び出しからしてそうなるわけではありますが。
 ただ、見える限りでは何もされていない様子、それだけに貴方様の言葉を信じられはします。
 消えた時の事から悪魔と言うのも正しくでしょうし、仰るとおりにするしかないのでありましょう」

くつくつと笑って告げられた言葉に僅かに首を傾げる。
難しい事でないのなら、呼び出す必要があったのか、何よりも攫った必要性はと。
表情にも声にも出さず、そんな事を考えながら続いた言葉をまた僅かに首を傾げる、それなら何の意味があったのだろうかと。

「少し此方が有利すぎる気もしますね。
 ただ、断るとエリーゼ嬢が返ってこないのは確かであります。
 その上で、どうすると言われて返す言葉は一つ、分かりましたですね」

圧倒的に有利すぎる賭けの内容、それの意味することに気が付かないまま、暫し悩む。
元々よく知った者と言うほどでもなく、困っているからと申し出た事。
此処で断って帰った所で、本人から恨まれる事はないが言えの事を考えるとそういうわけにはいかない。
こくりと頷き認め、さてどうしたら良いのかなと優し気に見つめる男を見返して。

ロブーム > 「宜しい。賭けは成立だ。さて……」

そう言うと、男は密かに結界を起動する。
それは、外からの干渉を防ぐ結界だ。
同時に、内側から外を見た時に、誰もいない様に見えるという効果も付与してある。
逆に、外から見た時は、中の様子は見える様にしたのは、これから彼らの家が用意した頼みの綱が、どの様に嬲られるかを見せつける為だ。

「ゲームは成立したとはいえ、どうやら君は様子見のようだ
こちらが何をするか解らぬ以上、賢明と言えるが……ならば、こちらから盤面を動かすとしようか」

そう言うと、空中に手が一本現れる。
それは、香炉の様な物を持っていて、彼女の周囲をふわふわと浮いている。
その香炉から漂う煙に衣服が触れると、その衣服が徐々に朽ち始める。

「私としては、君の柔肌を拝むのは眼福だが、しかし君自身はどうかな?
屋内ならともかく……外で裸になると、そしてそれを誰かに見られると、非常に困る事情があると推察するのだがね?」

空中に浮かぶ手は、捕らえようとすればひらりひらりと逃げ、衣服を朽ちさせる煙を吐き出し続ける。
だが、そうして香炉に気を取られているうちに、彼女の死角から別の手が現れる。
その手は、背後から彼女に忍び寄り、背中をカリカリと指先で擽ってくるだろう。
そして、その刺激に耐えたとしても、その手も香炉を持つ手と同じく、ひらりひらりと躱しつつ、彼女の首筋や耳、背中などを擽ってくる。
まるで、彼女に声を出させようとしているかのように。

クリステル > 「ええ、成立ですね」

空間に作用しているのだろうか、目に見えて何か変わったわけではないが、結解が起動されて僅かに首を傾げる。
何も変わったことが無い様子に、気のせいだろうと効果などを知らないまま、内に取り込まれる。
こっそりと配備されている者達からは、何も変わらずにエリーゼ嬢が現れないまま、駆け引きされている様子が見えている。

「様子見と言うよりも、貴方様との会話の発端が無いという状況でありましょう。
 何をしてくるか分からないというのは確かではありますが」

そうしてまた鳴らされる指、それに合わせて空中に手が現れる。
航路を手にしていて、ふわふわと周囲を漂い、その香りは悪くないと思いながら動きを見つめる。
吹いた風によって流れる煙、服の袖をかすって崩れ落ちるのに気が付き、目を見張る。
今はまだいいが、時間共に煙が増した事でどうなるかに気が付き、薄く睨むように男を見つめる。

「眼福だと仰られても貴方様に見られたいとは思いませんが。
 そうですね、今はまだ貴方様だけですが、人が増えるとも限りませんし、エリーゼ様が早く目覚める事を願うばかりです」

香炉から流れる煙は、空高く上がって消える事は無く、ある程度の高さと広さで留まり続ける。
どれぐらいの時間で周囲が包み込まれるかは分からないが目の前の男が言うとおりであり否定出来ずにいる。
少なくとも何もしないよりはと逃げるように漂う手から香炉を奪って火を消そうと動き始めて。

「ふぇっ!?」

煙を浴びずに手を捉えようとする動きは目に見えて隙が大きく、周囲から覗いている者達には、ワンピースがふわふわと揺れてまるで踊っているかのようにも見えるだろう。
死角から不意に現れ縦に気が付けるはずもなく背筋をすっと撫で下ろされて思わず、間の抜けたような声が上がる。
そのままカリカリと掻かれるが、口を閉じ声が上がりそうになるのを抑える。
その手から逃げながら香炉を追っても捉えられるはずがなく、二兎を追う者は一兎も得ずといった状況。
風が吹いて煙が流れる煙を避け、さらに手から避けるもずっとは続かない。
時間と共に煙から逃げきれずにワンピースは崩れ落ち、純白レースの下着に包まれた薄っすらと染まった裸体が現れ、見ている者皆を楽しませる。

ロブーム > 「ほう、黒色が好みかと思いきや、下着は意外と可愛らしい。
だが、良いのかな?その様に口を押さえていても、全く問題は解決していないが……」

手は、更に二つ増えて、今度は口を抑える事でがら空きになった、両脇の窪みをこしょこしょと指先で掠める様に擽り始める。
首筋とは違う明確で、強いくすぐったさを与える。
それでいて、まるで加減を心得た様に、手で押さえてさえいれば耐えきれない程ではない絶妙なくすぐったさを与える。
だが、それは同時に、彼女の両手は完全に自由を失ってしまったことを意味する。

「それとも、こういうのがお好きかな?
例えば、こういう甘さが刺激が混じったものなどはどうかな?」

そう言うと、更に手が二つ追加され、彼女の下着をずり降ろす。
そうしたかと思えば、擽りに悶える彼女の両尻の表面を、こちょこちょとあやす様に擽り始める。
快楽と、くすぐったさの中間。今はまだ、擽ったさの方が上かもしれないが……

「甘い刺激と言えば、やはりこれは欠かせまい。
何しろ、優しい愛撫の事を、フェザータッチと呼ぶぐらいなのだから」

そう言うと同時。彼女の目の前に、新たなる手が現れる。
だが、彼女にとっては手そのものよりも、それが持つものの方に、意識が割かれるかもしれない。
それは、純白の羽根。ふわふわとして、手触りの良さそうな、一本の羽根であった。

クリステル > 「勝手な事を言わないでくださいませ。
 それはそうですが」

告げられた言葉に薄く睨みつけ、心外だと小さく告げる
指を鳴らされまたも増える手、脇を閉じながら口を押さえているが、そんな状態で開こうとする力に勝てるはずがない。
脇を開かれ窪みを擽られ、口は抑えたまま身を捩って逃げようとするが限界はあり、香炉は追えなくなって煙はどんどんと増していく。

「ひっ、やっ、やめてぇっ」

またも増やされた手に下着を摺り下ろされ、男の目の前にプラチナの叢に楚々と覆われる股間が露になって。
ふわり、ゆるゆると撫でられる尻タブ、絶妙な指先加減で思わず声を上げる。
目覚めるほど大きくはないが、既に声を殺しきれなくなっているのは明らかで、エリーゼ嬢が目覚めるよりも早く限界に近づいているのは明らかだろう。

「はぅんっ、ひぃっ、やぁっ」

目の前に突き付けられた純白の肌触りが良さげな羽に目を見張る。
豊満な乳房を覆っていたブラも擦り下ろされたショーツも増えた手からの刺激で、煙によって朽ち果てた事には気が付いていない。
ふわふわの羽が、桜色の乳首を軽く撫でられ、身に纏っていた物を全て失い、屋外で一糸纏わぬ裸体を晒した事にを意識させられ、零れたのは甘い声。
艶やかに彩り、汗ばむ肌からは甘い雌の香りも漂い始め、最初に此の場に来た目的が流され始めているのを伝えて。

ロブーム > 羽根を持った手は、増え続ける。
最初は、両胸に一つずつ。柔らかな羽毛の部分で撫でるだけだったが、二つになれば乳首を挟み込み、上下違いにゆっくりと動かす事で、乳首の両脇から蕩けるような快楽を流し込む。

そして、胸だけではなく、尻の方も羽根が忍び寄る。
尻肉の間を羽毛で掃除する様に、尻の谷間に沿って羽根を上から下に、下から上に。

「これは、私が捕まえた天使の羽根でな。
羽毛一つ一つが細かく、優しく撫でるのに向いている。
天使の側も、まさか女を責めるのに使われるとは思っていなかっただろうが……」

そう言って、近寄ってくる男。
そのまま彼女の背中に回ると、彼女の尻を掴んで、二つに割る様に掴む。
尻肉が別れれば、尻穴の位置がはっきりと見え、

「特に、こういう敏感な部分を撫でるとな。もう堪えられんらしいのだよ」

そう言うと同時、羽根が、改めて尻の谷間を撫でた。
だが、今度は先ほどの表面を擦るのとは違う。
普段はぴっちり閉じて本人にさえ触られる事のない内側の尻肉も、そして不浄の孔も。
羽毛と言う、繊毛の塊に、するりするりと撫でられる。

「さて、何時まで声を挙げずにいられるか、実に見ものだ……」

無論、このまま声をあげずに絶頂と言う事もあるだろう。
だが、それならそれで腹案はある。
或いは寧ろ――ここで声を挙げた方が、彼女の尊厳は保たれると、そう言える程に悪辣な腹案が。

クリステル > 羽根を持つ手が増え始め、それまで身体を撫でていた手は優しく掴み、覗いている者達に見せる様に身体を支える。
柔らかな羽毛で乳首を柔らかに擽られるたびに小刻みに震え、ぷっくりと膨らみ始める。
乳首を刺激する羽根が二つになり、挟み込まれて上下に扱かれると桜色の乳首は存在を主張するように硬く屹立し、同時に別の羽根が脇から乳房を柔らかに撫でて味わう、蕩ける様な快楽に甘く震えて熱い吐息を零す。

新たに現れた羽根が、掃除をするように左右に掃きながら、背筋を下り尻の谷間にまで潜り込んでくる。
上から下に、後ろから前に羽根が這う事で掃かれる尻孔と雌孔、淫蜜が滲んで雌の香りをより強くし、感じ始めているのを伝える。

「ぁふぅっ、んっ、はぁんっ、くぅんっ」

手に支えられた身体は近付いてくる男から逃げれるはずがなく、簡単に背後に回り込まれる。
不意に尻肉を鷲掴まれ、ぶるりと跳ねる身体、左右に割り開かれてむわっと雌の匂いを浴びせかける。
小菊の様に整い窄む尻孔、じっくりと男に視姦されている前でふるりと羽根に掃かれ、誘うかのように震え蠢いて。

「ひゃぁんつ、はぐぅっ、そっ、そんなぁっ」

説明を受けながら羽根に尻の谷間を撫でられてぶるりと震える。
普段は人目に触れず、ぴっちりと閉じている尻孔の表面を軽く撫でるだけでなく、優しく中へと潜り込んでくる。
究極の繊毛と言って良い天使の羽根は、しっかりと窄んでいる尻孔を問題とせず、強引に開く事なく柔らかに潜り込んだ後に小刻みに震え、尻孔を内から優しく撫でてくる。

「ぁぅんっ、おっ、お尻ぃっ…なぁっ…なぁっ…ぜぇっ…♡…」

羽根によって受ける初めての感覚、尻の中から優しくゆっくりと開かれていく感覚に思わず甘い啼き声を上げる。
男の目の前でゆっくりと拡張される尻孔、鮮紅色で淫猥に蠢く腸内を鑑賞させるように羽根に開かれ見せつけていく。
甘い啼き声を零してはいるが、男の耳に届く程度で、エリーゼ嬢を目覚めさせるようには感じられはしない。
快楽に啼かされ、溺れ始めているようにも見えるが、賭けの事を聞かれると甘い声でまだ決着はついていませんと返す様子は感じられて。

ロブーム > 「おや、こんなものはまだ序の口だよ?」

そう言うと、羽根の動きが徐々に早く、強くなっていく。
彼女の感じている快楽も、それに応じて強くなっていくだろう。
それでいて、強く擦れ過ぎて痛くなるという事はない。
蕩けるような快楽が、蕩けるままに強くなっていく。

「ほれ、胸の方も羽根を足してやろう」

そう言うと、更に四つ。羽根が追加される。
胸の根本、その際を、さわさわと撫でまわされる。
蕩けるような快楽が乳首だけから胸全体になっていくが――乳首の快楽が、柔らかなものから、カリカリと何かに引っ掛かれるようなものに変わる。
羽根を持つ手が、羽根を逆に持ち、今まで持ち手にしていた硬質な部分でカリカリと引っかき始めたのだ。

「さあ、そろそろイクかね?」

蕩けるような尻の快楽が、苛むような乳首の快楽が。包むような胸の快楽が。
全てが、彼女を押しあげ、絶頂に導こうとしている。
だが――それこそが、悪魔の罠。

「なら、イカせてあげよう。ただ……満足するかは、解らんがね」

絶頂の、瞬間。
今まで溜まっていた快楽が、絶頂と言う形で解き放たれるその瞬間を見計らい――全ての手が停止する。
絶頂は、するだろう。が、それは彼女が期待していたような強烈なものではなく、寂しい甘イキのようなものだった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からロブームさんが去りました。
クリステル > 【次回継続】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からクリステルさんが去りました。