2021/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > ダイラスほどではないものの、マグメール富裕地区に構えられたカジノエリア
その地下に存在するのはナイトプール 天井と壁に囲まれ、日差しがなければどこだろうと夜と同じ
人肌程度の水温で満ちた蛍光発色するプール壁や通路のラインという道標
ナイトプール内は燥ぐ水音 楽し気な会話 そして近々の音以外を掻き消すようなBGMが流れている
アケローンの映像魔具系統を用いた者だろう、延々と流れる楽し気なそれ
メイラは、そんな薄暗がりの楽し気な中で、一仕事を終えた後なのか
湿度や梅雨の雨 体に張り付く汗と気温を拭い忘れるように、この地下ナイトプールで涼んでいた
すでに何度か泳いでいる後なのか 髪はしっとりと濡れ、体も拭き残しがまだあるように水滴が塗れている
プールサイドのビーチチェアの一つで寝そべり、周囲が見渡せる程度の角度で起こされた上半身
手元の軽めの酒精が混ぜられたカクテルグラス片手に赤い瞳は、周囲の楽し気な者らや
メイラと同じように一人、この薄暗がりの水場で気分を換えている者がいるだろうか。
「日が落ちるまで、ここにいてもわるくないですわね。」
カジノエリアで遊ぶ気質はなく
喉を潤した甘いカクテルグラスをもてあそぶままにそんなことを呟いて。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。