2021/05/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 室内型の遊水場 ナイトプール
光源は蛍光発色された道筋のライン 一番光が集まっているのがプール内の壁や床という
遊ぶ者らが一番影というシルエットになっているだろうか

水着姿や、時折裸で飛び込む者もいる中で、海辺とは違う塩辛くない魔術だろうか、浄化された巨大な温かい淡水槽
思い思いに過ごす中で、一仕事を終えた後のメイラは梅雨時の湿気る空気の中、こういった場所で寛ぐように選択したのは悪くなかった
プール内は良い運動場にもなるせいか、富裕地区に構えていても鍛えられた冒険者や同業と見える者がちらほらといる

全員が防御力の薄い身なり故に、こういった治安が好いとされている富裕地区に構えているのはもっともなものだろう
薄暗がりの蛍光が主な水辺 恐れなく楽しめるのだから。

「海よりはよっぽどマシですわね。」

荒波の中を夏に乗り上げて楽しむ者や、船の上で身を焼く富豪
それらを羨む気も起きないのは潮水や風で身に着ける装備や黒髪がべっとりとしてしまうせいだろうか
メイラも又、一泳ぎ楽しんだ後故にプールサイドのビーチチェアで身を寝そべらせ、寛いでいる
口の中を洗ってくれるドリンクが傍らにあるのも都合がよかった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 ナイトプール」にルフィナ・エニコフさんが現れました。
ルフィナ・エニコフ > 少しずつ夏季の気配が近づいてくる季節。
ナイトプールには避暑に訪れたのであろう人でにぎわっており。

自身も軽くひと泳ぎした後。
軽く寛ごうかとプールサイドで空いている場所を探して歩いていれば見知った顔を見つけ。

「あら、メイラ嬢。
 こんなところで会うなんて奇遇ね」

以前会ったのは社交場ではあったが今回は完全にプライベートであるせいか。
のっけからラフな口調で声をかけ。
見ずに濡れた髪をかき上げながら相手に近づいて。

メイラ・ダンタリオ > 気温よりも湿度を掃いたくて訪れるだろう富裕層や金を持つ者
奴隷や使用人を連れだつ者 ナイトプールという暗がりの水槽に訪れるそれら
人の入れ替わりが見える中で、ちゅぅ とドリンクの管に通されたそれをギザ歯で咥えて啜っているメイラ
不意に名前付きで呼ばれながら向ける先 メイラをダンタリオではなくメイラと呼ぶ知己とすぐに判断が付けば
その赤い瞳が暗闇の中でもうっすら色がわかるかのように相手を見た

暗い中の赤い瞳という、お決まりな構図の中で見えたのは先日の社交界で知り合った優秀な双子の片割れだった
ドリンクを持ったまま、瞬きを数度 思い出す必要もないほど記憶には残っていたのだろう
その瞳はパチリと開いたそれから笑みを描く

「ええ、奇遇ですわねルフィナ
 貴女も水辺にいたくなったようですわね。」

思い出すのは中性的な姿やそれに見合う体
メイラのように腹筋がうっすらと浮かぶ、凹凸ある女の戦士といった体ではない
どちらかと言えば華奢な銀髪令嬢 自身とはいろいろと逆な同性

「ん……。」

ゆっくりと身を起こせば、濡れた姿 ふき取りもしていない滴る髪
今メイラが寛いでいるのと同じように、寛ぎばを求めたといったところに見えるなら
メイラは黙って指をクイクイと同じビーチチェアに誘うように仕向けた

一緒に座れと もしくは寝そべるように共同で使えと言うのだ
明らかな過密と化すだろう中で、蛍光発色していると思われるペンを谷間から出すメイラ
数度、向こうへと円を描いて振るうとスタッフが静々と訪れた

はしゃぐ者もいる中、一番わかりやすい明かりの合図

「わたくしのと同じものを。」

そう言ってドリンクを用意させながら、水気滴るルフィナを傍にやり。

「濡れた体もなかなかそそりますけど、痛みますわよ、ほら。」

こちらへ来なさいなと誘い、軽く体の水気を、そして髪をポンポンと叩くようにして
水気を傍に合ったタオルで吸い取ってあげつつ、耳元ではひそひそとからかうように小声で話しかけ。