2021/05/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 ティルーム」にシシィさんが現れました。
シシィ > 王都、富裕地区に所在がある、そこそこ整った様式の外観をした建造物。
場所が場所だけにある程度の身分は求められるが、その中でも平民にも開放されている施設の一つ、ではあった。
酒類だけではなく基本は茶を提供するため女性をそのターゲットとする向きもあるが、基本が個室のため、商談にも利用がしやすい。

───その性質上密会の場所としても利用しやすい、というのはあるが。

女はその一室でゆるりとお茶を嗜んでいた。
旬の茶葉は香りが鮮烈で、味わいの深さというよりも香気を楽しむ逸品だったが、それも季節の味、ということだろう。

名目としては商談の場として借り上げてはいるが、だが貴族は基本的に気まぐれで訪いを待っていたとしても時間通りに現れるとは限らない。
お茶を楽しむだけの時間となったとしても、それはそれで、贅沢な時間といえるから。

シシィ > ───それからしばしお茶の時間を楽しみ、扉の開く音に顔を上げる。視線の先、扉を抜けた先に立っていた相手に柔らかく笑みを向け、そうして扉は閉ざされる。

その後は仕事の時間が続いた模様

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 ティルーム」からシシィさんが去りました。