2021/05/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 水主公園」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > マグメール 富裕地区 “ミズヌシ”の公園
富裕地区の中で、わざわざ土地を広く使い整った芝生や手入れのされた庭園のような木々
腐ることなく濾過されている水沼がある場所は物好きに金をかけていると言われる

欲望の王都ではそう言われても仕方がないものの、安全に過ごせる緑の場所というものは意外と需要があった
建築と金だけの場所なら安全に寝そべれる場所 野外でシートを敷いて茶をする裕福な子女 など
自身の庭以外で行えるそれに少しの娯楽を感じるのだ

メイラからしてみれば、王都の外で活動することも多く公園に需要は感じない
しかし水沼の中では高位 陸の上でも中間捕食者には位置できるだろう純粋な水獣 鰐の系統が管理、飼われているこの場所
それ自体が好きで気まぐれに訪れている。

ペットとして購入したがる貴族もいれば、立派な革を目当てに 中には“処分”を依頼しに来るものもいる
定期的な数増やしが行われている池沼の陸では日向を浴びるそれや、水の中で脱力し浮かんでいるものもいる

「実に立派な体ですわねぇ……体がもっと大きければ乗り物にしてみたかったものですわ」

強力な柵で眺めるメイラ
長い犬を超える伸びた歯列口
頑強な背筋の凹凸に太く逞しい尾を見ては、陸では鈍間 水では俊敏な水獣を見る。
手に抱えていたのは、木桶が一つ

「こいこい、ですわ。」

ぽむぽむ と鯉か魚でも呼ぶようにすると、木桶の中身に気付いているのか、のそりと寄ってくる何匹か。

「ほーらお食べなさいな。」

ポイポイと謎の切り落とし肉が放られれば、 ばくんっ がぶんっ ごっくんっ と素早く消えていく謎肉

メイラ・ダンタリオ > 謎肉を与えていくと、口調や生地の素材からか 腰の物で察したのかもしれない
公園という日向で寛ぎに来ているほかの令嬢が興味がありそうに、肉の切り落としを放り込んで餌付けしているメイラに寄ってくる。
メイラも、貴族令嬢だけに話し合う礼儀は持ち合わせながらも、爵位云々の身分に捕らわない

王以外でメイラに偉そうに接したのならば腹部にグーパンである。
そんな中で、和やかに切り落とし肉を与えてみなさいな、とトングを渡してポイと、捕食種強者に与えるという
ある意味でも快楽を感じたらしい令嬢 メイラも切り落とされたなんらかの脚や腕を与えながらに、お気に入りはあの子だと
指を指し示す一頭 でっぷりと肥えた体に感じる確かな筋肉を持つ一投 明らかに餌付けでひいきされているかのよう。

「デブキャラはいいものですわ。」

最後の肉を、コントロール良くデンとそこにいたお気に入りに抛ると、口を開けて待ち構えていた其処にすっぽり
ダイナミックローリング肉千切りをすることもなく、顎の力がで飲み込みやすいように肉骨を折り曲げて飲み込む姿。

「なくなりましたわ。」

餌付けも終わってしまい、好奇心な令嬢と別れてしまえば木桶をその場に置いては満足げにベンチの上に腰を下ろす。
時間に余裕があるらしく、公園で少し日光浴を続けることにしたらしい。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 水主公園」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。