2020/10/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 メイドカフェ」にさんが現れました。
> 教育の行き届いた富裕層に存在するカフェの一つ
スタッフ全員がメイド服を着用し、平民地区の元気溢れる女将や看板娘とは違う
清楚 瀟洒といった空気を纏い、接客をこなしていく。
しかしその日、周りのメイドスタッフの眼にはどこか戸惑いが。

「お待たせ致しました、蒼海老のグラタン マグ・メール風でございます。」

料理を運び、一人一人に接客をこなすスタッフの一人
しかし明らかに服装の意匠が違う見覚えのないスタッフだと、周りは困惑中。
しかしその本人はと言えば、なんら表情に出さず、せっせと配膳 清掃 時にはお見送りなどをこなしている。

事実を言えば赤の他人であり、メイド服を纏いながら堂々と混ざって仕事と言う名の暇つぶしに励む
それだけの密やかな迷惑行為であった。
しかし利益になっており、なんら不自然さもないことから、周りは話しかけはしないものの
時折チラチラと目をやる程度。

> 空きテーブルの空の食器を片付け、クロスを取り換え、整える。
仕事をこなしているのは周りの誰かの仕事をまねているだけであり
顔見知りや既知な人物でもいれば口元から噴き上げるかもしれない光景。

せっせとこなす際中、満足要ったのか、キリの良い所で元のテーブルへ戻る。
ピークタイムを過ぎたことで参加する理由が消えたということ。
周りはメイド服を着用した客の一人だと気づいたころには、空のテーブルに冷えた紅茶が一杯残された席
其処には箒が一本立てかけられており、椅子に腰を下ろすのなら、何人かがあわあわと。

しかし本人は気にすることもなく、メニューを開きながらメイドカフェの中でメイドが食事をとるという
矛盾行為を行っており。

> 食事を終えると何事もなかったかのように箒を携えて会計するものの、周りは困惑しっぱなしだったとか。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 メイドカフェ」からさんが去りました。