2020/09/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 闘技場レストラン」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 闘技場レストラン 二階席
一階は待機所と武舞台のみで構成され、奴隷や挑戦者 闘士などが覇を競いあう
それの果てが致命傷であれ、辱めであれ、上階に座る者達はそれらを肴に酒精を傾け、料理を食む。

メイラもまた、一人ブーツを鳴らしながら席に腰を落ち着けた。
メニュー表とボーイとのやり取りは、ちょっと金額が高い食事場と変わらない。
しかし眼下に向けば、そこでは皆が楽しんでいる光景が広がっている。

「酒精は軽めのものを、炭酸が効いたものがいいですわ。
 料理は肥獣のステーキを。サイズはこのテーブルの半分ほどで。
 焼き方はミディアムで。」

サイズに思わず確認するボーイに頷くようなら、手をツ、ツと二度送り下がらせた。
酒精が後に注がれ、微炭酸の泡を立てたグラスを持ち上げ、クッと外の不快な気温を掃うように
気泡のそれが喉を冷やしていく。

眼下の争いごとを見つめながら、戦場程とは言わないものの、心地よい空間だった。
マウントを取りながら、必死で相手を気絶させようと、どこから意識がないのか、縁起かもしれない
だから 何度も 何度も 相手が確実に堕ちたと知れるまで、必死で涙声に殴りつける光景を見つめ。

「まるで新兵が処女を切ったかのようですこと、」

メイラ・ダンタリオ > 眼下から見下ろす決闘の武舞台を見ながらも、大好物の肉料理を終えると、軽い酒精を二度、三度と終えてから
満足気にレストランを後にし。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 闘技場レストラン」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。