2020/08/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」に小藍さんが現れました。
小藍 > 夏の陽射しが幾分和らぎを見せる昼下がり。
風にほんの少しの涼気を感じるようになったとはいえ、照り付ける熱さはいまだ健在。
もう少し日が傾いてから出歩いた方が良かったかもしれない。
そんな若干の後悔を額の汗とともに滲ませながら、綺麗に舗装された石畳の道を歩く。

舗装された道は歩きやすくて良いのだけど、照り返してくる熱が堪らない。
生卵を割って落とせば、目玉焼きができてしまうかもしれない。
王国では魔導機械なるものが普及しているという話なのだから、もう少しこの辺りを改善したら良いのにと嘆息をひとつ。

ともあれ、さすがにこれ以上は干上がってしまいかねない。
揺らめく陽炎が立ち上る往来の真ん中で、行き倒れてしまうというのもシュールな光景だろう。
少しでも休憩ができそうな場所があればお邪魔しようと立ち並ぶ店先へと視線を向け。