2020/05/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェテリア」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 麗らかな春の陽光――というには少し気温の高い富裕地区の午後。大通りから少し離れた通りに面したカフェテリアのテラスで、書類に目を通しながらカップを傾ける少年の姿があった。
スイーツやパフェで有名なカフェではあるが、世界各国の珈琲やココアも仕入れている。その中でも特に糖度の高いココアを嗜みつつ小さく息をついた。

「……もう少し書類仕事も減ってくれれば良いのだがな」

今日は珍しく休日。アポイントも夜会や会議の予定も無い。
その間に溜まっていた仕事を済ませてしまおうと、気晴らしも兼ねて外出したまでは良かったのだが、結局これでは休日になっていないのではないか、と溜息を吐き出した。