2020/02/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2/とある貴族別邸」にエンジェルさんが現れました。
■エンジェル > どこにだって物好きはいるものだ。特に金が余って余って仕方がないお貴族様ともなれば大体は変わり者で物好きと相場が決まっている。
この別邸の持ち主もそのひとりだった。
一晩で平民の一日の稼ぎが飛ぶような娼館の常連で、娼館へ足を運ぶどころか屋敷へと何人も呼び付けて昼夜問わず遊び耽るような太客。
そのお貴族様がとある地方に伝わる恋人同士を祝う行事を聞きつけたらしい。
その結果、寂しい独り身の男にも恋人の気分を味わわせてやろうと所有する別邸に様々な娼館から娼婦を掻き集めた。
『身分や境遇、そして、日々生きる悩みを捨てて愉しみ給え』
そう言って別邸を解放した。
当然噂を聞きつけた男たちで別邸は溢れ返り、娼婦達は休む間もなく男達の相手をすることとなるのだった。
「やれやれ、ひどい仕事だ。」
つい先程まで男の上にまたがって腰を振っていた長過ぎるほど長い金髪の少女は身支度を整えながらぼやきを漏らす。
そりゃもうぼやきも漏らしたくなると言うものだ。
今日で何日目だったか、数え切れないほどの男達を相手に小さな身体で働き続けている。
今日は不思議と童貞の筆下ろしが多く、まだ疲れはましだが、こう連日では……まあ、若い故に一晩寝れば体力は回復するのだが……。
「姐さん達は大変だろうな……。」
さすがに妙齢の娼婦はもう疲れが溜まってきている頃だろう、交代なんて話にも鳴るかも知れないな。
そんなことを考えながら長い髪に櫛を通し、小さく息を吐く。
「しっかし、もう毎日嫌ってほどヤってんのに性欲は消えねーもんだな……。」
出すものが有限な男はどうなんだろう、そんなことを考えながらドアを開き、次の男が待っているであろう大広間へと戻る。
■エンジェル > 大広間に入るなり次の客はすぐに決まる。
むしろ、男達の人数が多すぎて喧嘩になりそうな状況だった。
故に……。
「んんっ!んぐっ!ぐぅ!んひぃっ!!」
金髪の少女はその小さな身体に、口や性器、そして、後ろの孔にまで何本もの男達を咥え込むことになるのだった。
そんな宴は……一体いつまで続くのか……それは物好き貴族の気分次第だった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2/とある貴族別邸」からエンジェルさんが去りました。