2020/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 BAR」にシュティレさんが現れました。
■シュティレ > 私は今、酒場に居ます、仮の住まい近くを散策していた所に見かけたその酒場は、とても静かな雰囲気を醸し出していました。
興味に釣られて私はそこに入ると、10席程度の小さな酒場と言う感じの場所で、おしゃれなマスターが銀色のコップのようなものを振っているのが見えます。
マスターは私を見ましたが、直ぐに無言でお辞儀をしてくださいました、認められた、という事なのでしょうか、その後、給仕がやって来て、私に席を案内してくださいました。
腰を下ろせば、スツールは柔らかく座り心地の良いもので、カウンターも磨き上げられているのが判ります、とても清潔な店です。
そして、平民地区や貧民区の酒場との違いの大きい所は、誰も大声で騒いでいない事、静かに酒を嗜み、小さく笑う程度なのです。
此処は、静寂が良しとされている酒場の様です、騒がしい所も良い所ではありますが、このような夜のような静寂は、私はとても好ましく思います。
それに―――、楽師の方が引いてくださっているハープが聞こえます。とても、美しく静かな調べ。
「すみません、ホットワインを。」
私は、軽く注文をしてから、楽師の奏でるハープの音を堪能するのです。