2019/09/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にファイネアさんが現れました。
■ファイネア > 「くぁ……。」
手に持った短槍にもたれかかり、あまり女性らしくないあくびを一発。
ここは貴族達の集まる夜会場の外。その入口である。
夜会自体は少し前に開始している。やっている事はつまるところ不審者などいないかの見張りである。
懇意にしている貴族の依頼である為、報酬自体は美味しいものなのだが…。
「暇。」
ぼそっと呟いた。
尚一人でやっているわけではない。
すぐそこにはもう一人、ペアで組まされた男が一人。あくびと呟きに苦笑を返される。
困りごとと言えばこの暇な時間だろう。
しばらくすれば交代役が出てきてお役御免という話。
仕事が終れば帰ってもいいし、できれば会場を楽しんで欲しいとのこと。
相方が可愛い子なら口説いて中に行くんだけどなぁ、と考える。
ともかく突っ立ってもうしばらくは経つ。ならばもう少しと言う所だろう。
このまま何事も(多分)無いのよねー、とぼんやりと考えていた。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にアゲハさんが現れました。
■アゲハ >
「おはなー、お花はいりませんかー」
夜、だというのに。ドレスを着た、夜道を歩くにはとても不似合いな子供が、声を大きく歩いていく――
そして、ふと。”客―ひと―”が目に入ったからか。
「あのっ、お花一輪っ、いかがでしょうかっ」
赤と緑のオッドアイをキラキラさせながら、入口の前に入り貴女たちに声をかける。
「百合、薔薇がありますよっ。色は、白と黄色と赤、ですっ」
富裕地区、では珍しい歩きながらの売り――普通なら、”そっち”の売りと勘違いするかもしれないが。
彼女はきちんと、カゴいっぱいのお花を鳥かごに詰めているようで――
■ファイネア > 『よお。上がってくれって。あと顔出してくれると嬉しいってよ。』
やっと終わった。そう思いながら手元の短槍をくるりとひと回し。
相方も終わった終わったと言いながら会場の中へと立ち去って行く。
報酬も受け取らねばならないだろうし当然よね。そう思って交代の男に視線を向け、
暇な仕事だったわ。そう言いながら戻ろうとした時であった。
近づいてくる人影に気づき、そちらに視線を向ける。
?という顔をし、足を止めていれば…。
花売り?と不思議そうな顔をした。小柄でまるで人形のような可愛い子だ。
瞬間、いわゆる隠語の『花売り』かとも思ったが…。
『花』を売るような恰好にも見えない。そういう子は普通は上等なドレスなど身に着けない。
とは言え、交代の男達はニヤニヤと少しいやらしい笑みを浮かべていた。
「綺麗な花。」
ローブのフードの下から籠の花を褒め、少し離れた方がいいかしらねぇ、と考える。
「是非一輪もらおうかしら。ええっと…ちょっとこっちにおいで。」
と男達には見えないように様子を示しつつ、ウインク一つ。
近くの物陰、少し離れた場所まで案内しようかと…。
■アゲハ >
「え、あえ? は、はい……」
こっちにおいでと、言われれば素直についてくる。
「あ、えっと――その?」
ただ離れた意味はわかっていないようで、首をずっとかしげっぱなしであった。
「えー……っと。我慢できなくなったとか、ですか?」
なんて、いっぺん訳のわからないことを口にしながら。
おとなしく後をついてくる
■ファイネア > 大人しくついてくる少女に少し安心。
楽しんでこいよー、という声援を受けたが黙殺する。
女の子は好きだけど、下卑た視線に悩まされるのは嫌いなのだ。
「そんなわけないでしょ。」
やってきた物陰で壁に背をつけてひとつため息。
不思議そうな様子に、ちょっと世間知らずかしら、という感想を抱いた。
「あの男達がいやらしい目で見てたもの。
花売りの勘違い、でしょう?」
お花売っているんでしょ?と籠の中の白百合に手を伸ばし、一輪だけ抜き出した。
「いい香り。
一応、貴女みたいな子は好みだけどね。…これはおいくらかしら?」
■アゲハ >
「――あ、そうなんですか? 我慢、できなくなったら言ってくださいね」
にこにこと、ほほえみながら。
「――そうだったんですか? 匂いのせい、とかでは、なく?」
目線は気にしていなかったようで。うーんっと唸りつつ。
籠から取ってくれた白百合に、嬉しそうに笑顔を振りまく。
「2ゴルドになりますっ。――好み、ですか?」
匂いを嗅げば、ふわりとくすぐる花の香――と混ざって。
甘い甘い、蜜の香りがした――花からは違う、少女からする匂いだ。
「あ、リボンとか、包装とかも無料で行ってますよっ」
■ファイネア > そっちの花も売っているのかしら、と少し驚く。
…この恰好で?
だとすればずいぶんと風変わりな花売りね、と思った。
「…匂い? あぁ、これ?」
花、というよりは蜜のような香り。
すんすん、と鼻を鳴らせばどうも少女から漂ってきているらしい…。
「2ゴルドね。」
どうぞ、と懐から財布代わりの革袋を取り出し、2枚の硬貨を手渡す。
このままでいいわ、とすん、と百合の花の香りを楽しんだ。
蛇の妖と言っても、花を愛でる心くらいは持っている。
「それにしても、いい匂いね。…香水?とっても魅力的。」
その香りに惹かれた、という風ではなく、興奮している様子はない。
興味を抱いたという態度。少女の首元に顔を近づけるようにしてすんと鼻を鳴らす。
■アゲハ >
「毎度ありがとうございますっ!」
両手を差し出し、2ゴルドを受け取り。
「あ、えっ。いや、そういうわけではないです……あの――」
――体臭、です……
なんて消え入りそうな声で告げ。後ずさるわけでもなく、避けるわけでもなく――縮こまった。
恥ずかしいのか、頬を赤く染め、上目で様子をうかがう――
ただ。首元に近づいたからか、それとも彼女の感情に起因してか――甘い甘い、濃い蜜の匂いが鼻腔から入ってくる。
ほんの少し、そんな気持ち、火照るような――”少女―みつ―”を啜りたくなるようなそんな香り――
「あ、えっと、あんまり嗅ぐと、その。大変ですよ?」
■ファイネア > 恥ずかしがった態度。頬を染めた様子から、少し香りが強くなった。
少しくらりと来るような、そんな匂い。
「…ふぅん。体臭なの、変わっているわ。」
桃色の瞳が、面白そうに少女を見つめる。
多分、人ではないのだろう。
ただ誰かを害しようというそういう意志も感じ取れない。
自分のように精気を啜るという事も無さそうだけど…。
「そうね…少し大変かも。」
ふっ、と不意打ちのように少女の片耳に吐息を吹きかける。
同時に、
「ね、貴女を一晩買ったらおいくらなの?」
と、先程からとは打って変わった甘い声が、誘うように耳朶に囁きかけた。
■アゲハ >
「よく、言われます」
――ぇぇっと……? と顔を離してくれないかと、ちらちら様子をうかがいながら。
ふぅっと、耳に息をかけられれば――
「ひっ……ふっ!?」
甲高い、声。でも慌てて大きな声が出ないように手で口元を覆い。
「え、ぁ、ぇぇ――? 一晩、買うっていうのは?」
まず、言葉の意味を理解してないようで――でも、雰囲気からか。
「――我慢できなくなったなら、私のせいですので。その。お金とかは頂かない、です、よ?」
囁いた途端に
また、蜜の濃い香り――鼻腔からまるで媚薬をかがされたようなものが、通り――びりびり、脳に刺激する――
まぁ、”普通なら”の話なのだけれど。
「あの、お付き合い、しましょうか?」
■ファイネア > 「ふふ。」
耳に息がかかった時の反応はとても可愛らしい物だった。
ただ、理解している以上初心という事は無さそうだ。
魅惑する必要は無さそうな様子で…。
「ふふ。少し興奮しちゃったの。
貴女の事、好みだしちょっと可愛がってあげたいなぁって。」
我慢できない、という程では無さそうな様子。
それからもちょっと普通ではない様子がくみ取れるかもしれない。
「じゃ、お付き合いしてもらっちゃおうかしら。」
場所はー、と少し考える。
そういえば近所に豪勢な場所があるではないか。
そう思って、先程の夜会の会場へと案内する事にする。
門番は先ほどの件で顔パスだろうし、ドレス姿なら中ではどうにでもなる。
中ではとりあえず個室一個貸して、と豪勢な部屋に案内してもらう事にしよう。
■アゲハ >
「――そうですか」
なら仕方ない、と。気落ちしたようでも、諦めた様子でもなく。
自分の意志で付き添うように、ほほえみながら
「わかりました。できることはさせていただきます」
さて、と、と考える貴女にとりあえず。花の籠に布をかけて。
今日は店じまい――
毎度のことながら、自分の匂いを嗅いで見るが――まったく本人は、その匂いを感じることはできていなかったようだった
■ファイネア > 自分で興奮する事は無い様子。
種族的なものかもしれないわね、と考えるだけ。まぁ、些細な問題である。
少女を引き連れて夜会の会場に戻り、今度は中へ。
入口の男は茶化してきたが、すげない態度で肩透かしを食らわしておく事にする。
中は身なりの良い貴族や商人ばかりだろうが、特に気後れする事なく一室を借り受け―――。
「さ、着いたわ。」
中は豪奢なベッドか目を引く広々とした個室。
商談なり密談なり、できるように工夫されているのだろう。
ワインなども飾られてある。一体いくら使ったのやら、と考えるのもバカらしくなってくる。
「ねぇ、お名前聞いても?」
白いローブを脱ぎ、黒いインナーと軽装の防具姿になりながら少女に問いかける。
■アゲハ >
「……ほえー……」
手際よく、入っていく姿に感心しながら後をついていく。
会場の綺羅びやかさに、はぁー。はわーなんて言いながら、いつの間にか個室について。目をパチクリ――
「だい、大丈夫なんでしょうか」
汚したりなんかしても――とか、変なことを考えつつ――
「あ、えっと。花屋のアゲハですっ。貧民地区から、富裕層まで手広く歩いて、花を売ってますっ。一番のオシは、薔薇です」
質問されればハキハキと返す。さっきまでの縮こまりや、赤面はどこへやら――
「お、お客様のもお伺いしても?」
■ファイネア > 「? 何が?」
何が大丈夫なのだろう?と純粋に疑問を感じた様子。
不思議そうに少女を見やる目線は、興奮したりがっつく様子もなく…。
「家主は懇意にしてるお貴族様なの。お金の心配なら要らないわ。」
とりあえず一番心配になりそうな話を振っておくことにした。
まぁ、色々あって手を焼きたがるのは少し鬱陶しいのは内緒の話だ。
「アゲハ、ね。私はファイネア。王都では冒険者、ね。
ま、護衛や傭兵の真似事もするし、今日もお仕事してたのだけど。」
可愛い子に会えてラッキーだったわ、と少し嬉しそうに。
しかし、視線だけはどこか妖しく艶めいた雰囲気を持っていた。
「ふふ。私的にはイチオシは貴女自身、が嬉しいけどなぁ。」
■アゲハ >
「いやあの、その汚すのがアレだなぁと思いまして」
お金――のことを聞けば安堵したようにほっと息を吐いた。
「ファイネアさんですね。覚えました。え、あ、いや、その私は商品じゃないのでっ。あの、あくまで我慢できなくなった人のあれですのでっ」
両手を前に出して、ふりふりと振りながら。いやいやと首を振る。
「あ、でも、可愛いっていうのはありがとうございます」
色の違う両目を細めて、嬉しそうにはにかんだ
■ファイネア > 「まぁ、あんまりひどい壊し方とかしなければ。
ベッドなんかはどうせ皆汚しているでしょうし。」
防具を外し、黒いインナー姿になりながら、
しれっとどういう事に使われる部屋か呟く。
つまりはそういう事がよくある話だと暗に示した様子で。
「ふふ。でも普通の人だとあの場で襲っちゃいそうよね。
貴女の香り、とっても素敵だもの。」
手をふりふり。首をふるふる。
そんな様子の少女に近づいて、また首元で鼻を鳴らす。
蜜のような甘い匂い。惹かれてどうにかなる人も多そうな、誘う香り。
「もう。可愛らしすぎね、貴女。」
インナーだけになった姿で手を広げ、ゆっくりと少女を抱きしめようとする。
抱きしめれば、香りの漂う首筋にわずかずつ唇を落としていくだろう。
■アゲハ >
「へ?」
言われて、言っている意味を少しずつ理解して。
あぁっと手をうった。なるほどと言った様子だった――
「え、あ。でもですね、その体臭を指摘されるというのはやっぱりはずか――あんまかがないで……」
すんすんっと首元。また……なんてつぶやき、恥ずかしそうにはするが――拒否はしない。
「あぁ、いや可愛くは――って、ひぅっ!?」
ちゅっと唇を落とされながら、少女を抱きしめれば、少女は力がゆっくりと抜けていく。落とせば落とすほど――徐々に徐々に。
それは、それだけ感度が良いということで――
また、脳を揺さぶるような、匂い。だんだん濃くなる、花の――いいや、貴女の好きな果実の、花の――蜜の、匂い
■ファイネア > 「わからない事もないけれど。自慢してもいいくらいじゃないかしら。」
すん、すん、と香る蜜の匂いは強くなっていく。
それは少女の性感か、感情に反応しているようにも思える。
ファイネアは通常の人間ではないが…それでもその蜜の匂いに惹かれてしまいそうになる。
「感じやすいのね。ふふ、最高じゃない。………愛でてあげる。」
最後の一言は息がかかりそうなくらいにとびきり甘く囁く。
同時に力の抜けた少女を片手で抱きしめながら、片手でドレスの合わせを器用に外していくだろう。
力が抜けていれば、程なくドレスは床に落ちてしまいそうになるはずだ。
■アゲハ >
「ひあああ。みみ、みみにいき、いきかかってますぅ……」
もぞりと、耳を口から逃がすように首を横に。右耳は隠れたけれど。当然、左耳は出てくる――が、逃げないわけにもいかず
「いや、あの、自慢はできない、かなあ……」
匂いで我慢できなくなってる人を見ればどうだ、とは言えないなぁなんて思っているうち。
とさりと、ドレスが地面に落ちた
下には、少女には少し大人びた。青い、ブラジャーとショーツ。
ちょっと背伸びしてみたのがわかる、色と柄だった――
「お、おてやわらかにおねがいします?」
ぐっと、濃くなる。蜜の匂いは――ドレスから肢体が開放されたことと、密着してることにより、肌にうっすら浮かんだ汗が、原因だった。
少しずつ 少しずつ、匂いが浸透していく。染み込んでいく。
最初は平気でも、だんだんだんだん、積もって、いく――
■ファイネア > 「んふふ。耳が感じやすいの?」
そうねぇ、と面白そうに言いながら、出て来た左耳に今度は舌を伸ばす。
ちろ、ちろ、と先端でくすぐるように。その愛撫も徐々に熱が籠っていく。
それは強まっていく蜜の香りのせいか。
「そう?いい香りなのに。 ふふ、でも自慢してて襲われたら大変ね。」
こんな風に。と言いながら、さわ、とブラの上から胸に触れる。
しかし、がっつくような愛撫ではなく、さわさわと焦らすような手つき。
よく言えばお手柔らかに。しかし、焦らす事でもっとという欲求を高めるための手つき。
同時に抱きしめた腕をゆっくりと下げていき、太ももの辺りにもさわさわとした指先を…。
「この下着…誰かに見せる為? よく似合ってるわ。
ちゃんと、女の子してる。」
そして、その甘い汗の匂いに惹かれるまま。
ぺろり、と首筋を舐め上げた。その舌は、人よりも少し長く、念入りにそろりそろりと這い回り――。
■アゲハ >
「んひゅうっ!!?」
耳の形を撫でるような、くすぐられる感覚にまた甲高い声が上がる――
「は、あ、いや、その襲われてるわけではないですけど――いま、も――は、ぁ……っ」
きゅうっと、インナーを握りしめながら声を我慢して。たまに、口でインナーをハムリと咥えて――
「え、あ、いや、そういうわけ、じゃないです、けど――その、失礼は、やだ、からぁ……」
汗を舐め取れば。じんわり甘い――普通ならしょっぱいのに。そんなことはなく、みずみずしい貴女の好きな果実の味――
もっともっと食べたくなるようなソレは。滑ればなめるほど――舌から快感を返してくる――
「ふーっ、ふーっ、首、くすぐった……んんっ」
太ももを触れば。うっすらと”滴り”が手に当たり……
それは汗とも違うのが経験があるなら、すぐ察することができる――
そして――当然のように。媚薬ガスをほうられたかのように。官能の”香り”が、貴女を包む
■ファイネア > 「匂いに、味。まるで甘い甘い果汁たっぷりの果実みたい。
もっと食べて、って言ってるみたいね。」
くす、と笑みを零しながら少女の汗や匂いを楽しんでいる。
しかし、興奮は高まってきている様子。ファイネアの頬もすっかりと紅潮を見せているだろう。
「別に失礼なんて思わないけど…でも、可愛い事はいいことよね。」
さわさわ。さわさわ。と内腿を撫で上げて。つん、と下着に包まれた股座に触れる。
そして、その湿り気には当然気づいている様子で、そうっとその割れ目をなぞっていくだろう。
「どんどん匂いが強くなってる…。
…もっと、楽しませて? 気持ちよくしてあげる…。」
ふにゅり、と乳房を掌が包み込み、ゆっくりと揉み始めた瞬間―――。
つぷ、と下着の隙間から割れ目に指が侵入していく。
■アゲハ >
「――た、食べ物じゃ、ないです――……」
ゆっくりゆっくりと、翻弄されていきながら。
匂いと、香りと――身体で――少女の”味”は濃くなっていく――
なぞれば。下着の外側からでもわかる、湿り気と。粘り気を指で感じて――
「たのしませるって、いわれ、て――もぉっ」
きゅっと、内股になり。その動きを阻害する――反射のような反応――
指が静かに静かに入っていけば、浅いところは、つぶつぶが密集した数の子状態で――きゅうきゅうっと、締め付けて官能を返していく。
蜜のせいなのかはわからないが。指からふわふわと――快楽がかえってきて。本来なら――性感でもなんでもないはずなのに、だ
「んぁ、いりぐち――ゆび、いはいってぇっ」
乳房に触れれば、下着の上からでもわかるピンっと硬い蕾が掌に刺さり――存在を主張し――
「んんっ、なにすれば、いいの、か……っ」
甘い声を我慢するように。また顔を貴女の胸に埋めた
■ファイネア > 「ふふ。そうね。でも、そう言うでしょ? 貴女を食べてあげる、なんて。」
囁きながら、耳朶への舌先の愛撫は止まらない。
ちろり、ちろちとくすぐるような動きは、やがてくちゅくちゅといやらしく耳朶をねぶり、耳たぶに吸い付く。
「簡単よ? このまま―――。」
膣内の様子も、ファイネアを楽しませるスパイスだ。
ここに男性器が包まれれば、動かさなくても快感を得られるだろう。
名器ね、という感想を抱きながらもゆっくりと膣内をまさぐって。
より強く反応が見られる場所……Gスポットを探るように。
探り当てれば、そこを重点的に撫で上げていくだろう。
「―――溺れちゃいなさい。」
囁きながら、下着の上から胸の先端に触れる。
指の間で挟み込むように。そして、乳房をゆっくりと揉み上げて。
耳と、胸と、秘所と、同時に3か所を愛撫し続けていく。
このまま、緩やかに絶頂へと少女を導くように―――。
■アゲハ >
「――おぼ――っ!!?」
意味を聞こうとした途端に、強い刺激――
当てた場所は、尿道――の。少し裏のあたり――
緩やかな絶頂をさせようとした――はずなのに。
少女の身体は、思ったよりも過敏で。そして、好みかどうかはわからないが――男が好きそうなほど――……
”そそる”もので――
「いっ、――いっっく……っ」
ガクガクと腿を震わせた後、支えが無ければ地面にへたり込んでしまいそうなほど力が抜け――
甲高い声が漏れ出ていく――
同時、膣に入れた指を押し返すほどの、圧と――そして――
粘り気のある粘液がジョボジョボと地面を濡らして――激しくイキ震える
”蛇―ひととものではないもの―”としての直感か。
まずいと、感じるほどの、匂い――
とろけるようなむせ返るような、甘い甘い匂い――
動悸も、感度も――自分が制御できないほどに高めるであろう”蜜”が、アゲハの身体から漏れ出て――
それが部屋の匂いになって貴女を襲う――