2019/07/25 のログ
■レヴィア > 唐突に、ピンと閃いた。
頭上に豆電球のイメージが浮かびそうなくらいピンと来た。
慌てて何も無い空間に手を滑らせると、手品のようにするりと黒革の愛用の手帳を取り出すと、何処からとも無く姿を見せた蝙蝠を指先で摘んで、ひゅるりと羽ペンへと変化させる。
そして手帳に文字をすらすらと滑らせると大きく溜息を吐き出し、新作の小説に一文加えるため、もと来た道をあくまでも優雅な足取りで戻るのであった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からレヴィアさんが去りました。