2019/07/01 のログ
■竜胆 > 注文をしてから、少女は視線を本に戻す。
内容は、錬金術に関する書物であり、とりあえずは読んで覚えなければならない。
基礎に関して書いてあるらしい本であるからである。
自分で行うのであれば基本は必須であり、その基本というのがこの本にあるという。
書物としての分量は多いので、時間つぶしにはもってこいなのである。
勉強としても、持って来いであることは間違いはない……はず。
ぺらり、ぺらり、と本を捲っていれば、給仕がコーヒーとケーキを持ってくる。
それを食べながら、少女は時間を過ごしていくのだろう―――
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 カフェテラス」から竜胆さんが去りました。