2019/04/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」に竜胆さんが現れました。
竜胆 > 夜のマグメール、最近はそれなりに過ごしやすくなってきた……気候的には。
それ以外の様々なものは未だに過ごしにくいものである。
自分の家のある富裕地区はシェンヤンの降嫁の件で大騒ぎである。
あそこの家でパーティ、あそこの家ではお祭りあそこの………。

「煩いことこの上ありませんわ。
 ……近所迷惑だと知らしめてあげましょうか。」

 イライラが募る少女は、いっそ家ごと潰してしまおうか、とか思う。
 そんなことをしても……面倒くさい事が起こることはわかるので、苛立たしげに尻尾を振るだけである。
 そのお陰で、石工さんのお仕事亡くならないのです、とか言っておこう。
 彼女が歩いたあとには、割れた石畳が散見されるので。
 せっかく直してもまた割れてる、彼らにとってはエンドレスでお金が貰えることになるかもしれないが、少女の知ったことではない。
 とりあえず、イライラしながら少女は歩いていくのだった。
 目的などはなく、散歩、というもので。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にレチュアさんが現れました。
レチュア > イラつく竜の少女が街の中を歩いているがその先には同じようにイラついている軍服の少女が、少し疲れてもいるようで目にクマができている
「あ”-・・・ご主人様(こいびと)には会えないし、仕事はまだ終わらないし、
なんでこうパーティおおいのよ、もっと少ない場所で一気にやりなさいよ、
それにお父様たちがよこしたリストも距離とかバラバラであっちこっち振り回されるし・・・あーもうやだぁ」

貴族の仕事はあまり好きじゃないのに数日間ずっとあっちこっち長距離歩かされ、ほかの貴族たちにいろいろ言われながら愛想笑いで過ごし続けるのは精神的に疲れるようだ
やめたくても親から頼まれたことはやらなくてはいけないので疲れた体を押してここまでやっとまわってきている

「・・・ちょっと休憩しておこう、このままじゃ持たない・・・」
そう言って道端にべったりと座り込んでしまう
服に砂利がついたりするが知ったことかと無視して空を見上げてぼおっとしている

竜胆 > イラついている少女は、自分の先にもう一人の姿を認める。
 それは何やら、文句を言っているようであり、そして、恥も外聞もなく座り込むのが見える。
 その服装はどこか高貴の生まれのものであろう、しかしそれにそぐわぬ首輪。

 ――――なるほど、誰かのおもちゃなのね。

 少女は瞬間で判断し、座り込む少女を横目にすり抜けて歩く。
 知っている存在でもない、ほかの誰かのおもちゃなんて地雷もいいところである。
 そんなのに手を出して痛い目を見るのは自分なのだ。
 だから、少女は声白かけず視線も向けず少女の脇を通り抜けて進んでいく。
 先ほど聞こえた言葉の端々には自分と同じ――――面倒くさい雰囲気を感じたから。
 そして、少女はそのまま、宵闇の中へと去っていく。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」から竜胆さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」からレチュアさんが去りました。