2019/04/15 のログ
■ホウセン > 使用人が伝えた事柄は、この女物の装束に袖を通すことを求められている以外にも幾つか。
このこと一つだけならば、図太い人外が表情をあのように引き攣らせることは無かっただろう。
曰く、本日の”お題”は、着せ替え人形達の競演。
それだけでも十分噴飯ものだというのに、その先が求められていたのだから。
見目麗しい幼子達が、自分の用意した衣装をまとって肌を重ねる様子を夢想する、または秘密裏に鑑賞する。
…だけで満足するには、この家の貴族の性癖は捻くれ過ぎていたのだ。
「なぁに、少しばかり特殊な性癖をした彼奴に、より充実した興奮を与えてやろうというだけの話じゃよ。」
キスは端整で端然としたものに収まらず、唾液の交換やら口唇の舐めしゃぶりやらで、口の端から鈍く光る液体が垂れる。
細い細い指で感じる突端の膨張は、いっそ露骨で食指が動こうというもの。
薄布のすべやかな感触を纏う手の先でクルリクルリと乳輪を周回してから、乳首が横倒しになるよう手折り、親指の原で乳房に埋めるが如く磨り潰す。
少女の息遣いに呼応するよう、客人の吐息もほぅっと微熱を帯びる物へ。
愛撫の狭間、少女の口を貪っていた唇を耳元へとスライドさせる。
「つまりは――」
ぽそぽそと小声で何事かを開陳し、時折戯れに耳朶を食む。
伝える事柄のどうしようもなさは、伝言役の客人自身が保証をするところだ。
けれど、其れは其れで愉しめようとの打算も存在しているし、だからこそ擦り合わせられ続けた股間が、朧な輪郭ながらに昂ぶりの兆候を見せるのだ。
「一枚噛んでみる…というのも悪い話で無かろう。
考えようによっては、”主の為”なのじゃからな?」
くくっと、喉仏も見えぬ喉の深いところで忍び笑い。
少女のプロ意識の片鱗は、これまでの言動から何となく察せているが故に、そんな免罪符を添えてみる。
■エンジェル > 「んんっ!あっ♡あんっ♡」
執拗に胸の先端へと与えられる刺激に重ねた唇から甘く甲高い嬌声が上がり始める。
黒い下着の中はべっとりと淫蜜に濡れ、張り詰めた陰核が割れ目から顔を覗かせ布地を押し上げる。
「イク……イク……♡
乳首……だめぇ……♡」
蕩け切ったメスの顔で切羽詰まった声を上げ快楽を訴えながらも頭の中では冷静に少年の言葉を吟味する。
なるほど、あの変態が覗いているってわけか……。
だったら、乗るしかないだろう。
「んはあああぁぁぁぁ♡」
一際大きな嬌声を上げ、胸の先端への刺激だけで絶頂を叫ぶ。
ガクガクと腰を震わせながらうっとりとした表情を少年へと向け、甘く囁く。
「きょうはごしゅじんさまいないから……かたいのおまんこにいれて……ほしいな?」
普段あてがわれる男たちが使うのは後ろの穴。
前にはここ最近主の硬いものしか受け入れていない。
暗黙の了解として客人も後ろしか使わないはず……だった。
しかし、それを反故にするような言葉を少女が口にした事実……それは主のモノでは満足出来ずにもっと硬いものを欲していた……淫らな欲求。
■ホウセン > 嗚呼、やはり。
妖仙も表情を取り繕うことは間々あったから、あからさまに表情を動かすことはしない。
其れでも、”主は、少女に出かけると言い残し、その実覗いている”とか、”何でも『おいた』をする所を鑑賞したがっている”とか。
最小限の情報提供だけで、”共犯者”として最適な振る舞いをするのだから脱帽だ。
「呵々…!
中々に敏感な様子故に、堪え性がなくなってしまったのかのぅ。
儂は構わぬが…嗚呼、彼奴のツラに泥を塗ってしまうやも知れぬのぅ?」
阿吽の呼吸で、主催者以外には空々しいかもしれぬ台詞。
勿体をつけるようでいて、行動は既に起している。
生地そのものは厚ぼったいが、所々に切れ目のある装束は、合わせを解いて布を捲りさえすればその下が露に。
そうして豪奢な衣服の外にまろび出た其れは、これまでの刺激で十分に硬さを帯びている。
「ほれ、お主の要望どおりの”硬い”のじゃ。
これを突っ込んで欲しい…アレの言い付けに目を瞑って。
そうじゃな?」
半勃起から七分勃といったそれは、女々しい装いにも、子供らしい容姿にも背反する長大な”牡”だった。
一本芯が通った硬い逸物を、客人を挟んでいたが故に裾が捲れあがってしまっているワンピースの内側に、即ち黒の下着へと押し付ける。
押し付けたまま、気忙しく湿り気を帯びた割れ目を、布地越しに擦りたてて自身の逸物を研ぐように。
刻一刻と肥大する男根は、”愛人”の想像していた範疇に収まるか怪しい。
身体同士を密着させたまま、小器用に腰だけを蠢かせて肉杭の先でショーツの股布を脇に寄せ、切っ先でグリグリと膣口を解すのも束の間。
ミチっと膣肉に圧を掛けながらの挿入が始まる。
■エンジェル > 部屋の構造、家具の配置、そして、ベッドの向きから覗いているであろう方向を大体推測する。
そして、そちらへと視線を向けないようにしながら、達した直後の蕩けた横顔を向ける。
「いいの。きょうはもうかえってこないから……。
いっぱい、いーっぱいきもちよくして?」
差し出された肉棒は予想を上回る威容。
ちらりと視線を向け、それの大きさを確認すると内心悪態を吐く。
こりゃケツじゃねーとキツいか……?
しかし、一度流れに乗ってしまった以上は後戻りは出来ない。
生身の肉棒へと股間を擦り付け早く早くとねだり、これみよがしに膝を広げる。
「いいよ、いれて……はやくぅ……♡
でも……だすのはおしりでね?」
下着越しにふれる切っ先に割れ目を擦り付けながら小悪魔のように戦場的な表情向け囁く。
前に出せばメイドを通じて主に知られてしまう……。
だから、隠蔽すべき……そう、これは本気の浮気なのだと、主が見ていることに気付いていないのだと、覗いている主へとさりげなく伝えた。
そして……。
「んああああああっ♡」
主よりも固く長く太いモノに貫かれ……その日は何度も何度も絶頂を貪り快楽に溺れ、そして、愛を囁く。
それは主が満足するまで……一体どれほどの時間が必要になるか……それすらもわからないまま続けられるのだった。
■ホウセン > 流石に己と同程度の背丈では、慣らしても限度というものはある様子。
それ故にきつく、挿入と同時に四方八方で生じる摩擦は手酷いものであったし、神経を直接鑢掛けするようなものだ。
裾野の広い円錐形をした亀頭は楔そのもので、牝穴に押し入り、割り開き、そしてカリが返しとなって容易に抜け落ちぬように。
胎の奥底に辿り着くのは程なくのことで、流石に根元までを全て飲み込むことは出来なかったよう。
真に迫る前振りに応じるのは、性器同士がカッチリと嵌り込んだ後のこと。
「嗚呼、お主にも体面というモノがあろうから、その要望は守ってやらねばならぬな。
尤も、望んだ硬ぁいモノに感極まって脚でしがみ付かれてしもうては、その限りではなかろうがっ…」
そんな背徳的な情景を思い描けるよう、言の葉を紡いでやるのもどこかの好事家に聞かせてやる為。
程なくして衣擦れの音を伴い、腰が律動を刻み始める。
肉棒のサイズもそうであったように、腰使いも酷く手馴れたもので危なっかしさは見当たらない。
感度良好な少女と組み合わせれば、これ見よがしに絶頂に打ち震える様を見せ付けるのも難しい話ではないだろう。
屋敷の変態貴族が目をかける二人の”着せ替え人形”。
それらが自分の制御下を離れて、思う様交わる背徳的な光景。
「はっ…ふっ…!
ケツ穴に出す約束じゃったが、辛抱堪らんでのぅ…!
存分に受け取るが良いぞっ…!」
其れを欲した者へ覗かせるのだ。
最初の射精は”当然が如く”、幼い牝穴の最深部へ。
主以外の精液でマーキングされる少女の姿を披露し、再び行為へと没入していく。
貫き、犯し、辱め、睦言を交わす。
初老の主では行えぬ荒淫と、決して導けぬ忘我の際。
淫らかな”出し物”は続き、室内には精臭が満ち満ちる。
閉幕はきっと明け方になってからで、舞台から降りるその刹那、役者の片割れは共犯者に、本来の居場所を問い――
答えが与えられたかは、当事者のみが知るところ。
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