2019/04/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にシュバルトさんが現れました。
シュバルト > 「何時もご贔屓有難うございまッス」

お得意様には元気に挨拶を。
これからお得意様になってくれそうな方にはもっと元気に。

今宵は久々にお得意様から声がかかり、簡単な調律と香と薬と諸々を硬貨と引き換えて満足な、そんな商いの後の事だった。

お客様から一声あれば九頭龍山脈だろうが、港湾都市ダイラスからだろうが、乗合馬車を使ってズバっとはせ参じるのもお客様との縁を切らないコツである。

さて、とある貴族のお屋敷からの帰り道。
富裕地区の大通りを重たく……温かくなったお財布を懐に大事にしまい、仕事鞄も軽くなり、ご機嫌な鼻歌を歌いながら歩いている。

まあ、こんな夜だから少し寄り道して散々しても?散々シテも??と思うのだが……にしても、何か富裕地区が賑やかなような?先程の貴族様に何故に?と聞いておくべきだったか、あまり自分のお財布に絡むような事じゃない、ような気がしたのでスルーしていたが、なんだろうか、関わっておいた方が良い気もしてきた。

シュバルト > と言うのも懐豊かな今現在、是を仕入れに回そうと考えた。

とある貴族のお屋敷にはせ参じる前に覗いた薬草を扱う店であまり王都では見かけない薬草や薬が扱われているのを見かけたのだ。

その時はこんなに今宵のお客様が代金を弾んでくれると思って居なかったし、元々財布が軽かったし、で見るだけで済ませていたが……今なら、今なら買えるのではないか、と。

白衣の裾を揺らし、ピタと足を止めると左右をキョロキョロと視線を向けて眺めると、右手で巻き毛な癖毛な髪をがしがしと引っ掻き掻き乱すと、どうするかなーどうするかなーと富裕地区の大通りの真ん中で悩み始めてしまう。

シュバルト > 考えがまとまった。

一先ず動こうと

購入するもよし、購入したモノをネタに採取しに行くもよし
今なら乗合馬車が動いているだろうし、と……。

白衣姿の青年は歩く、富裕地区の各種お店を巡りめぐって最終的にはどうするかなんて考えずに……。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」からシュバルトさんが去りました。