2019/03/19 のログ
ご案内:「富裕地区 劇場」にヴィオラさんが現れました。
ヴィオラ > 薄暗い劇場に朗々とした男女の声が響き渡る。
それは舞台で演技をする二人の役者のものであり、
観客を惹きつけるその迫真の演技は、見る者にぐっと舞台が近いたような錯覚を起こさせる。

「フフ、中々悪くない」

観客席の一つに座っていた長身の女が口の端を上げて薄く笑う。
僅かに顎を持ち上げて、片手を頬杖にし、寛いで演劇を楽しんでいた。
周囲を見るまでもなく他の観客も似たようなものだろう。
中には別の目的で訪れた者もいるようだが、まあ、構うまい。

ヴィオラ > 「む」

しかしその機嫌の良かった表情が、ある瞬間から僅かに顰められる。
それまで愛を語り合っていた二人が佳境を越えて暗転に沈んだかと思うと、
次に現れたのが大きなベッド――その上で交わる二人の姿だったから。

「…………」

段々と大きくなる女の嬌声と男の荒げる声に合わせて眉根が寄る。
別に色事は嫌いではない。むしろ好ましい。しかしそれは自分が当事者であればのこと。
他人の情事などに食指がそそられる訳が――

「いや、それが自然か」

これまでの物語の流れを思い出しながら、舞台から目を離せないことに気付く。
苦労したものな……と、いっそ微笑ましい気分で演技に見入った。
演技よな。あれは。直に出し入れしてるが。すごい声が出ているが。
周囲の観客の息まで荒くなっているのに気付き、居た堪れない気分で舞台を眺める。

ヴィオラ > 「……む、むむ」

情事が始まりどれだけの時が経っただろうか。
よくもあれだけ体力が続くものだと思う。演技であってくれよとも。
それくらいの時間を二人の演者はベッドの上で没頭し、果てては動いてを繰り返す。

「ああ、まったく……」

小さく歯を軋らせ、口惜しそうな表情で唇を噛む。
こんなものを、いつまでも見せつけられて、冷静でいられようか。
別の目的で来ていたカップルなど自分達の時代が来たとばかりに盛っている。
それを横目に太腿を擦り合わせ、脚を組んでは組み直し、なんとかもどかしさを紛らわせようと。

ご案内:「富裕地区 劇場」にジョイさんが現れました。
ジョイ > 「どうかなさいましたか? 今とてもよいところですよ」

 先から何やら落ち着かない様子の女性に振り向くのは隣席の少年。
 気遣わしげな視線を向けるが、そこには奇妙なものを探る眼差しもあった。
 こんな浅ましい演目と知らぬわけでもないだろうに連れのいない彼女を不思議がる。
 
「恋人同士を演じるために、他者の興奮を煽るようなまぐわい方も練習するなんて。
 彼らは舞台袖に引っ込んだ後、その熱情を後に引かずに別れるのだそうで……凄いですね」

 自分の唇を撫でながら品定めをするように舞台上の男女を眺めた。
 横目で女性を再び盗み見る。誰かが放っておいているのだとしたら。
 この愚か者、などと舞台役者のように大声で叱ってやりたくなる。

ヴィオラ > 爪を噛んで耐えていたら隣から声がした。
見れば赤い髪の少年の顔が向いており、その眼差しは僅かに訝しげ。

「いや、な、このような演目だとは知らなかったのだ」

相手が少年と分かれば素直に今置かれている状況を説明する。
舞台を見ていたならもどかしげにしている脚の様子までは知られていないと思うが、
しかし妙に落ち着いて舞台を評するその姿に、若干の予感もしている。

「あれが演技とは……信じられんな。
 しかしいつ終わるのだ、これは……っ」

小声ながらもつい荒い物言いになる。
少年の存在が僅かな気休めにはなっているが、それもいつまで持つか。

ジョイ > 「成る程。抱き合って接吻で閉幕、というものを予想されていた」

 可笑しそうにころころと笑ってみせる。
 興味は次第に舞台から女性のほうへと向いて、脇息に肘を置いて隣席に乗り出す。

「まだそれなりに続くかと。だって急いでしまったら、皆を急かす事になる」

 男女の嬌声がひそやかに響く劇場内を揶揄るように立てた指をくるくると回す。
 懐中時計を開いて薄闇の中時刻を確認するがそれなりにまだ時がある。
 フワフワと甘い香りを彼女に届けながら少し考えた。
 彼女のプライドを少し煽ってみるような言葉を紡ぐ。

「見聞きに堪えないなら席を立ってもいいかと。
 純情な方々はそうされますからね。
 そうしたくないならその間、僕で暇を潰しますか?」

ヴィオラ > 気恥ずかしさを隠すように唇をきゅっとへの字にする。
悪いか、と言い返しそうになって相手は子供なのだからと自分に言い聞かせた。

「皆を急かす……?」

近づく少年に訝しげな表情を返し、指に釣られるように見回せば。
ああ、確かにこれは急かせるような状況ではあるまいな、と。
いくつもの交わる男女の影から視線を戻して少年を見る。

「急かしているのは、おぬしの方ではないのか?」

甘い匂いについて言外に指摘すれば、続いた言葉には僅かに目を見張った。
よもや少年から誘われるとは思っていなかった。
妙に落ち着いているから、実際の年齢はどうなのかと疑ってはいたのだが。

「確かにつまらぬ劇であればその権利もあろうが……
 不覚にも魅入ってしまったからな……ここで席を立つのはいささか気が進まぬ、ゆえに」

すっと目を細め、少年の顎に手を伸ばしてくすぐろうとしながら。
おぬしで暇を潰してやろう、と赤い舌が覗く唇で熱っぽく囁いた。

ジョイ > 「まさか。僕の香りはこれくらい近づかなければ届きません。
 座席に予め香りを残すなんて悪戯も考えなかったわけではないですが」

 指摘されると眼を丸くしてから笑って否定はしてみせる。
 ただしそれは観客に対してしたことの否定であって眼の前の女性に対してどうかは言うまでもない。
 此方とて余裕はあってもあの情事の芝居を見て何も感じないわけはない。

「芝居の後でその言葉を下賜すれば役者の皆様は大喜びでしょう。
 ええ、もちろん僕にとっても光栄の至りでありますとも」

 顎に触れるなめらかな手と美貌の誘惑にうっとりと眼を細める。
 更に身を乗り出して女性の首に腕をかけ隣席に乗り上げる。
 一瞬だけ舞台を隠すように彼女の顔を覗き込むと迷わず唇を奪った。
 舞台上の男女のように激しく舌を押し込む。というよりも真似ている。

ヴィオラ > 「フフ、誘い文句としては悪くない。褒美をやろう」

言外に特別扱いされて悪い気がしないのがこの女。
紫のルージュを引いた唇の端を吊り上げ、そして近づければ、
思ったよりも早く唇が重なり、奪い合うようにして激しく舌が絡まり合う。

「んっ、ふっ、んん……っ」

くちゅくちゅと舌が擦れ合う音が僅かに響いて、甘い匂いと唾液の味に体が火照っていくのを感じる。
片手はするりと少年のシャツの下から侵入して肌を撫で上げ、腹から胸元へと。
そして突起を見つければ爪先でやんわりと転がした。

ジョイ > 「有難き幸せ…んっ、ふっ」

 彼女のルージュを移される段階はすぐに終わって深い口付け。
 劇場を甘やかな雰囲気に変える音たちのひとつに紛れながらキスに没頭する。
 負けじと慣れた舌使いで彼女の腔内の隅までを擽った。

「っん! んっ、ん」

 生細い体躯は女性の体温をも心地よく感じ、突起を捏ねられるとびくんと跳ねる。
 対応するように両手を目の前の巨大な乳房に伸ばした。
 胸ぐりを引っ張ってその乳房を露出させる。
 掌が飲み込まれかねないサイズ比を物ともせず大胆に指を食い込ませては先端に指を絡めた。

ヴィオラ > 「んっ、んっ、んふふ……っ❤」

積極的な舌使いに思わず甘く鼻を鳴らし、応えるように口内を舐め回す。
長い舌が歯や頬をなぞり、口を一杯にするように根元まで絡ませ合い。

「はっ、良い反動だ……なぁっ❤」

不意にドレスをひき下ろされ、巨大とも言える乳房を露出させれば、食い込む手と指の感触にびくりと肩が跳ねた。
先端はすでに硬く尖っていて指を絡めるのは容易だろうか、それとも、逆だろうか。
自然と鼻息を漏らして切なげに喘ぎながら同じように少年の先端を摘んでは爪弾き続ける。

「ん、ふぅ、はぁ、もっと、触ってよいぞ、あっ、くぅ……っ」

ジョイ > 「う、くぅ…あなた様の此処も、既に硬くなっておりますよ?」

 舞台ばかりを照らす照明に上気した顔が浮かび上がる。
 男相手でもやりなれた指使いにすっかり高まらせて彼女の指に硬く凝った感触を伝える。
 下から乳房を持ち上げる。掌で押しつぶして捏ねる。
 もっと良いと言われたので次第に乱暴な手付きになって、巨大な柔らかい肉を揉みくちゃに解す。

「ミルクでも吹き出そうな勢いです、どれ味見をば」

 冗句を口にした唇を唾液の糸を引きながら彼女の唇から離す。
 片方の胸の先端にしゃぶりつく。吸い付いた音やリップ音を響かせて舌を絡める。
 下から持ち上げた乳房をまるで搾るように力強く動かし、同様に指でも先端をしごく。
 彼女に再び舞台上のまぐわいを見せながら。

ヴィオラ > 「んくっ、んん……っ! これは、あれとおぬしのせいだ……っ
 よいぞ、上手いでは、ないか……っ、んんぅ……っ❤」

反論は肯定であり、慣れた指使い乳房を押し潰すように捏ねられてぞくぞくとする。
大きさはそのまま性感帯の広さであり、大胆なほど感じるようだった。
たっぷりとした乳房を揉みくちゃにされて息はより荒く、快感による震えも大きく。

「ん、はあっ、あっ、あっ……❤ はあぁんっ❤」

尖りきった先端にしゃぶりつかれ、生ぬるい口の中と絡まる舌の感触に甘ったるい喘ぎが響き。
口は半開きで今にも涎を垂らしそうなほど緩んで、乳房を絞られ、先端を扱かれるたびに腰までもがびくびくと快感に跳ねる。

「んぎぃっ❤ それっ、だめだっ、刺激がっ、つよ、いいぃっ❤
 おっおっおっおっ、おおぉっ❤」

気付けば周囲の誰よりも大きな声を響かせていた。
下品な嬌声は遠慮がなく、仕返すことも出来ずにただ快楽に没頭する。
舞台を遠く感じる。あの女とて、これほどの快楽は得ていまい。

ジョイ > 「ええ、悪さをお咎めにならないともっと続けてしまいますが」

 責任を押し付けられても微笑むばかりで反論はせずに愛撫を続けた。
 大きければ鈍感になりがちな乳房が鋭敏な反応を見せると予想外のことに楽しくなってくる。
 強く吸い付いて引っ張った乳房を解放してもう片方の乳房に吸い付いた。

「乳牛のようにされるのがお気に入りのようですね。
 では搾って差し上げます、私は乳を啜る者を演じさせて頂きましょうかね」

 そう囁く声は嬌声を上げる女性には聴こえているのだろうか。
 両方の乳房を下から掴み、ぐにゅぐにゅと揉み込み付け根から先端へ引っ張るようにして搾る。
 硬くなった先端に爪や歯を食い込ませて痛みに近似した快感を刷り込む。

「んっ、ぢゅっ、もっとはしたなく声を上げてくださって平気ですよ、どうか我慢はなさらずに」

 あてられて快感を得るなど恥ずかしくないという意味で「平気」と言った。
 はしたない吸い付く音を立て、楽器を奏でるが如く彼女を絶頂に押し上げる。

ヴィオラ > 「とがめ、とがめるなど、はっ、あぐっ、ふぅぅぅ……っ!」

止め処ない快感に食い縛った歯の合間から熱い吐息がこぼれる。
震えの止まらない火照りきった体は、もう片方の乳房まで吸い付かれてびくんと大きく跳ね。

「よいっ、よいぞっ、もっとぉ……っ❤
 わらわはだらしなく乳をぶら下げた、ただの牝牛だ……っ❤」

首は快感を堪えて傾ぎ、視線は虚空を彷徨いながらも、囁きには切なく喘ぐように答える。
そして再び始まる、根元から搾るような愛撫に淫らな声を抑えきれず。

「んおおおっ❤ おほおおぉぉっ❤」

喉を搾ってこみ上げるままに声を上げられる悦び。
その都度送られる先端を押し潰される鋭い刺激に目元をきつくしてはすぐに緩め。
ひいひいと悲鳴を混じらせ、想像以上の快楽に握り締めた肘掛がみしみしと音を立てて、そしてついに。

「いくっ❤ いぐっ❤ いっでしまうっ❤ おほおおおおおおぉぉっっ❤」

乳房を搾られ、吸いたてられるまま、突き抜けるような絶頂の快感にのけぞって。
乳の代わりにドレスの下で潮を噴出し、じゅわりと下腹部と椅子を汚す。

ジョイ > 「それでは厭らしい牝牛様、どうぞご存分に達されてくださいませ」

 嘲笑めいた言葉の後に両のち首を唇と指できつくつねって絶頂へ後押しした。
 大きく響いた声は周囲の気をわずかながら引いたかもしれない。
 それでも自分たちの情事を中止するものは居ないだろう。
 もっと激しくすることはあるかもしれないが。そう考えながら彼女の雌臭を吸った。

「とても良い声で歌われるお方です、掃除夫には申し訳なくありますがね」

 再び唇に吸い付いてから乳房を解放した手が脚の間に向かう。
 だらしなく濡れた股座にスカートをたくしあげて入り込み、無遠慮に指を押し込んだ。
 その中でもぞもぞと何かをしながら背筋を伸ばす。
 巨大な乳房の間にずるりと熱いものが押し込まれる。男性器だ。

「次はこれであなた様を楽しませて差し上げたいのですが…おっと」

 巨大な乳房でも隠しきれないほどの長さ。
 指が回るか怪しい太さ。妖精然とした姿に似つかわしくない形。
 人ならざる巨大な男性器で腰を揺らし乳房の内側を摩擦しながら彼女に踏み込んだ行為を促す。
 後部の座席の男女と眼があって人差し指を立てて「静かに」のジェスチャーを伝えた。

ヴィオラ > 「はーっ、はーっ……!」

絶頂の余韻にぐったりと四肢を投げ出したまま、天井を仰ぐように舌を出して大きく息をする。
温まっているはずの場内で、幾度も女の熱い吐息が白く濁り。

「あ……」

惚けた表情で見下ろせば、胸の谷間から突き出した雄雄しい男根。
それに乳房の内側を擦られながら、とくとくと心臓が早鐘を打つのが分かった。
紅潮した顔が喜びと期待に満ちた興奮した表情に変わり、すぐに腕で顔を隠し、気恥ずかしげに背けて。

「す、好きに、せよ……」

震える声で囁けば、ドレスが闇に溶けるようにして消えていく。
露わになった裸体は火照りきり、荒い息に上下しながら、浮かんだ汗を伝わらせていた。
立ち昇る上気した肌と、女の愛液の匂いが、場内の甘い匂いと混ざる。

ジョイ > 「可愛らしいことです。それは演技ですか、それとも」

 逸らされた顔を追いかけずに許可を得たので姿勢を下げた。
 その間も巨大な乳房を両側から挟んで柔らかさを堪能して、下から肉棒が引き抜ける。
 逸物が彼女の姿を見て更にみちみちと張り詰めたことでその仕草に興奮したことを伝えた。
 露わになった肉感的な肌を薄闇の中で存分に視姦しながら彼女の膝を掴む。

「それでは好きにさせて頂きましょう。あなた様もこれが欲しくてたまらないようですから」

 膝下に手を差し入れて大きく脚を持ち上げて、左右の脇息に脚をかけさせてM字開脚の姿勢。
 彼女の女の部分をもしっかりと見つめてからそこに逸物をあてがい、竿で軽く入り口を擦る。
 準備はもう必要ないだろうと判断して、そのまま一息に奥まで押し込んだ。

「舞台上のベッドのように、激しいものがお好みでしょう?」 
 
 子宮を揺るがす一撃の後しばらく腰を揺すって入り口を愛撫。
 そして大きくずるんと腰を引いて、より乱暴に一番奥に押し込み観客席を軋ませる。
 乳房に阻まれて見えないであろう結合部に何が起こってるかをあえて語る必要はないだろう。

ヴィオラ > 「き、聞くな、面映いだけだ……」

見ているだけで気がどうにかなりそうだったとは、言わない。
しかし期待しているのも事実で、腕の下からそろりと覗けばより張り詰めた男の物。
ごくりと、喉が鳴る音を気かれやしなかっただろうか。

「はぁ、はぁ……っ、よいぞ、きて、くれ……っ」

膝を掴まれただけで肌を甘い痺れが舐めていくよう。
その脚を開かされたことで再び顔を背けそうになったが、今度は期待が勝った。

「んっ! んんっ! はあっ、はあっ、ああっ……!」

濡れそぼった入り口に逸物を宛がわれ、擦られるだけで喘ぎ声がこぼれる。
切なさだけで達しそうなほどの昂ぶりを感じながら、ようやく――

「んぎっ、あああああぁぁああんっ!!」

一気に押し込まれた男根が濡れた中を押し分け、ずんと最奥に達する。
甲高く上がった嬌声は大きく腰を引かれた時に上がり、より深く突かれて節がうねった。
それこそ楽器のように、お腹の中を食い荒らされる快感に悦び鳴き叫ぶ。

ジョイ > 「んっ、ああ、とても、これは…良いですね、僕のが奥まで入って、それにとても気持ち良い」

 濡れた肉穴の締め付けにうっかり達しそうになった。
 彼女の指先の愛撫にこちらの身体もいい加減昂ぶっていたのだ。
 女性の痴態と声に煽られた興奮をぶつけるように、全体重を叩きつける往復運動が始まる。

「声は決して我慢なさらぬよう、大丈夫です、周りも皆この様に悦びの声をあげておりますから」

 そう言って彼女の悲鳴をより助長させた。
 大きく動く。引き抜けては叩きつける。人間でないから出来るほぼ陵辱まがいの動き。
 柔らかな肉穴を肉の凶器でかき混ぜた、そして開脚を脇息にまかせているということは両手が自由なのだ。

「なんでしたらこちらも同時に可愛がって差し上げましょう」

 そのたびに揺れる乳房を両手で正面から掴む。
 今度は大きく円を描くように掴んだ乳房を揉みながらこねた。
 小さな手でパンを作るならこんな感じだろう、というくらいの力強さは腰の動きと連動していた。

ヴィオラ > 「んぐっ、はあっ、あっ、よいのか? 本当に、よいのか……っ?」

みちみちとお腹の中を満たす圧迫感に吐息をこぼしながら、
己の具合についてか、声についてか、ねだるように問いかける。
しかし答えを聞く間もなく腰を叩きつけるようにぶつけられて背を仰け反り。

「おほおおおおぉぉっっ❤ おっおっおっおおおっ❤」

込み上げるものは全て吐き出すよう、野太い女の嬌声が場内に響き渡る。
引き抜かれれば体がくねって甘く上ずった声を上げ、叩きつけられればその声がよく響く。
溢れる愛液と快感に蠢く中が男のものに絡みついては少年の動きと昂ぶりを助けるよう。

「んおっ❤ おおっ❤ だめだっ❤ それだめぇっ❤
 んぎっ、良いっ、良いいっ、んひいぃぃぃーーーーっっ❤」

体を貪られながら大きく揺れる乳房。それを正面から掴まれこねられて脳裏に火花が散った。
少年の手の中で乳房がぐねぐねと肉らしからぬ柔らかさで歪むたび、歯を食い縛って嘶き。
快感に震える体は今にも達しそうで、しかし中は物欲しげに締まる。

ジョイ > 「ええとても…お互い天上の感覚を共有できているのでしょう、恐れ多くも喜ばしいことです♥」

 声においては少なくとも良い筈もないのだが彼女を煽って声を抑えさせることはない。
 そしてこちらが味わっている快感が蕩けそうなほどなのは隠すまでもない事実だった。
 突き立てられる逸物は射精の予兆を大きく脈動することで示した。
 そうしている間も肌は汗ばみ香りを彼女に吸わせながら奥底を幾度も殴りつける。

「駄目なのか良いのかはっきりして頂かないとやめるにやめられませんよ。
 そして今更やめろと言われても腰は止まりませんから、ね!」

 強まった締め付けの中にがむしゃらに腰を叩きつけるとこちらも我慢の限界に近づいた。
 乳房に指のあとがつくほどに力強い腰使いを繰り返す。

「ふっ♥ああ、良い。あなた様にイかされてしまいそうです…♥
 このままっ、中に、射精しますからっ、たくさん受粉をしてくださいねっ?」

 有無を言わさぬ言葉とともにスパートをかけて万遍なく肉襞に逸物をこすり付ける。
 子宮口をこじ開けんばかりに押し込む突きと同時に短い悲鳴を上げて絶頂した。
 勢いよく多量の白濁液をその子宮に注ぎ込み、その間も腰を小刻みに動かして奥を刺激していた。

ヴィオラ > 「はあっ、ああっ❤ あっあっあっあっあっ❤」

力一杯の喘ぎは女の体から強張りを拭いさり、いつしか揺さぶられるままの肉の人形と化す。
お腹の中で脈動する熱を、きゅうきゅうと締め付けながら、淫らな匂いに気が遠くなって。

「や、やめふなっ、やめるへないっ、いくっ、いかへてっ、いかへてくれぇっ❤」

止まらずともその可能性に気付いたように懇願の声を上げる。
舌を出し、だらしない表情で腰を叩きつけられる度に嬌声を響かせ。
乳房にはくっきりと少年の手の痕がつくだろうか。

「おっおっおっおっ❤ だへっ、だひてくれっ、だひてぇっ❤
 いぐっ❤ いぐいぐいぐいぐいぐっっっ❤ おおおおおおぉぉっっっ❤」

肉襞を擦り嬲られながら、ついに気をやって打たれた様に全身を打ち震わせる。
のけぞった体は少年の腹に密着し、そのお腹の奥を満たす精液の迸る音を伝えるだろうか。
熱く大量の白濁液が僅かに下腹部を膨らませ、なおも小刻みに刺激されて体を跳ねさせ。

「はあーーっ、あーー……っ❤」

天上でたゆたうようにいっそ穏やかな表情で揺さぶりに身を任せ。

ジョイ > 「ふう…♥ 実はね…誰よりもあなた様の声が高らかに響いておりましたよ」

 大量の種を受け止めさせた実感と絶頂に浸りながら悪戯っぽく笑う。
 気づけば舞台はしめやかに終わりに向かいつつある。
 他の恋人たちもまた最高潮に昇りつめたか後戯に浸っている。
 
「盛大にイってくださいましたね。こちらは気に入って頂けたでしょうか。
 私とすれば身に余る光栄を受けられまして、それこそ天へと昇る気分なのですが」

 言いながら腰を引いて奥をズンとひとつきした。
 気をやっている彼女の意識をそちらに向けさせるためだ。

「そろそろ舞台も閉幕と相成ります。
 如何ですか?この後抜け出して、別の場所で語らうというのも」

 甘い香りを身にまといながらそう誘った。

ヴィオラ > 「……フフ……ン……」

天上を仰いで傾いたまま、惚けた頭で何を言われているかを吟味する。
とりあえず己が一番のようなので勝者の権利として不敵に笑ってみせた。
荒かった息が徐々に静まっていくのを感じながら、耳だけを傾け。

「フ、フフ……精々、光栄に思うが、よい。
 わらわも中々に気に入っ……あぁんっ!」

言いかけたところでまた奥を突かれ、甘ったるい声を響かせる。
落ち着いてきた場内では余計によく響いて、集中する視線に僅かに頬を染める。
突かれた拍子に前を向いているため、再び緩んでしまった表情を隠せぬまま。

「はーっ、はーっ、いい、だろう……。
 だが、肩を貸せ……膝に力が入らぬ……」

爪先が伸びたままの両脚はがくがくと震えていて。

ジョイ > 「ふふ。この体躯ではあなたをおぶるのは難しいので頑張っていただきましょう」
 
 彼女の腹から剛直を抜き去るとその形は萎えずに彼女の腹を叩く。
 服をある程度整えても到底その膨らみは隠しきれるものではない。
 これからは舞台の締めや挨拶などが挟まれる。
 照明が観客席を照らす前に丁重に彼女の背を抱いて肩を貸した。

「僕はそのままでも構いませんが、美しい裸体のまま赴かれますか?」

 からかうように告げて闇の中をすり抜けるように舞台から抜け出した。
 二人が赴いた先は…

ご案内:「富裕地区 劇場」からジョイさんが去りました。
ヴィオラ > 「はっ……わかっている……」

腹から男の物を抜かれても違和感と吐き出された物の存在感が残り。
力の制御が出来ずに、身に纏ったドレスはようやく一部を隠す程度。
舞台を一瞥しながら苦労して肩を借りて歩いていく。

そうして向かう先は……。

ご案内:「富裕地区 劇場」からヴィオラさんが去りました。