2019/01/24 のログ
■リス > 「仕方がないわ、急いで帰って、おうちのお風呂で我慢しましょう。」
我慢と言っていても、仕方がないと言っていても、別にそれは嫌々ではない。
家の風呂も大好きだし、心地よいのも大好きなのである。
九頭竜温泉のお風呂と比べると、というものであるからして、どうしようもないほどの設備と比べているのだから仕方がない。
家に帰れば、沸かしたての綺麗なお風呂が待っていると思えば、少女はうきうきして。
家路に帰る足取りも早くなろうもの、なのである。
■リス > 少女の足はどんどん早くなる。
寒い中歩くのはしんどいので一刻も早く家にたどり着きたいという感情があるからである。
人気のない富裕地区を駆け抜ける少女は。
そのまま、夜の市街地を駆け抜けて自宅に戻るのであろう―――
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からリスさんが去りました。