2018/11/05 のログ
ぼたん > 最近届け物が増えたこともあり、街並みを覚えようと張り切って朝から富裕地区へと足を踏み入れた。
同じ所をうろうろしすぎて、途中何度か衛兵に声を掛けられたりもした。

(アタシ、こンな方向音痴だったかなァ…)

草臥れていることもあり、ほんの少し落ち込んで地図に目を落とす。多分まだ、主要な所の半分も周れていないだろう。
片方の膝に頬杖をついて、もう片方の膝の上に地図を広げる。

ぼたん > (…まあそれでも、この広場から帰る方向は解るようになったもンね。…及第点としなけりゃ)

今まで、来る度に最終的に誰かに道を聞いて帰っていた。これからはこの広場の場所さえ解れば、帰る方向を間違える事はないだろう…たぶん

ぼたん > もうすぐ日暮れだ。自分の店の準備もしなければならない。
(また、次回がんばろ…)
縁石から立ち上がると、尻をはたく。折りたたんだ地図と広場を何度か往復させて

「…こっち…」(…多分)
まだあやふやな感覚のまま方向を決めると、広場を後にする

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 広場」からぼたんさんが去りました。