2018/10/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にアシュリーさんが現れました。
アシュリー > 「くぁー……うー……」

眼鏡を外して目を擦り擦り。
昨日は夜更かしをしてしまった。ので、ものすごく眠い。
今日が夜番の警邏当番の日だというのをすっかり忘れていたのだ。
……自業自得、とはいえあの本が面白すぎるのが悪いのですわ。
孤児や貧民相手の職能教育所を兼ねた学校設立……を、父上らに認めてもらうにはまず自身の教養。
ということで歴史書(娯楽小説として多分に脚色されたナルラート王の英雄譚)を手にとって――

気がついたら朝で、其処から睡眠に入って、目が覚めたら夕刻。
おかげで遅刻するところだった。うん、なんて極悪な本。
……明日は貸本屋で続きを探しましょう、そうしましょう。なんて考えながら、ぼんやりと街を巡回する。

アシュリー > 「あ痛ぁい!」

ごちん、と壁に激突。
いつの間にか進路が90度ほどズレ、真正面から壁に歩いていたらしい。
赤くなったおでこを押さえてなでなで。手に血はついてない。よかった。

「こんなに眠いですし帰って一眠り……したいですけれど、治安維持は大事なおしごと……
 警邏……巡回……ぐぅ。ね、寝てませんわ!」

歩きながら瞼がゆっくりと降りてきて、慌てて首を横にふる。
寝てない。お仕事終わるまでは寝ない、寝ませんわー。全然眠くありませんわーっ。

アシュリー > 「すぴぃ……うにゃ……けーびぃ。
 わらくしがちあんをおまもりれすわー……んふぅ」

半目でむにゃむにゃいいながら、酔っぱらいも真っ青の千鳥足で夜の富裕地区を徘徊する警備の騎士(見習い)。
その姿を目撃したものが無かったのは、不幸中の幸いか――
翌朝、帰ってこない後輩を心配して探しに出た先輩によって、詰め所の入り口脇で幸せそうにすよすよしているところを保護されたとか、されなかったとか。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からアシュリーさんが去りました。