2018/08/21 のログ
ご案内:「王都マグメール ソドム」にエキドナさんが現れました。
エキドナ > 富裕地区に存在するセックスクラブ「ソドム」
今宵も酒池肉林の様相を見せ、人種や立場を越えた様々な男女や集団、或いは人ならざる者が過激で品の無い愛欲に耽っている。

「う~ん、いいニオイ~
順風満帆ってのはこのことだねぇ」

ドレスコードが裸にも関わらず、胸と股間にハート型のシールを貼り付けてメインフロア内を練り歩く一人の女。
かろうじて上品な雰囲気のあるメインフロアでさえも、いたるところから艶っぽい喘ぎ声と肉のぶつかり合う湿った音が響き渡り、漂う淫気は外にまで漏れ出てしまいそうなほど。
その蕩けそうな淫臭を感じて股間を濡らしつつ、今宵のお相手を探しているところ。

「んでも、ドレスコードは見直そうかな~
エッロい格好ならなんでもオッケーな感じにさ」

フロアを巡回しつつ、奴隷スタッフに声を掛けたものの「どうぞご自由に」なんてオーナーにだけは愛想の無いスタッフたちだった。

ご案内:「王都マグメール ソドム」にエズラさんが現れました。
エズラ > 酒池肉林の饗宴が繰り広げられているメインフロア――そこへ続く控え室の扉が開かれ、ドレスコードをきっちりと遵守した格好の男が一名、通される。

「おおっ……こりゃ聞いてた以上じゃねーの……――」

富裕地区ではあまり見かけない類の、粗野な風貌である。
その肉体も、余すところなく鋼のように張り詰め、そこかしこに切創、火傷、その他諸々も戦傷を帯びていた。
それに何より――淫靡な芳香に充ち満ちたこの場所においてなお、濃い雄の獣臭を漂わせているのである。
貧民地区の娼館の用心棒をしている時に耳にした、セックスクラブの噂――その真相を確かめにやって来たというわけであった。
さて、どうしようか――周囲を見回していたその時。
褐色肌に、しなやかながらもメリハリのある肢体を持った、赤い髪の年若い少女の姿が目にとまる――
まさか彼女がここの支配者であるとは知るよしもなく、男はにかっと笑みを浮かべ――

「よっ、お嬢ちゃん――ひとつオレとどうだい」

まるで朝の散歩にでも誘うようにそう告げる。
男の股ぐらもまた、ググーッ、とあれよあれよと首をもたげ始めるのである――

エキドナ > 客ウケはいいのに何故自分には冷たいのか、そんな奴隷スタッフにぶーぶー文句を垂れていると声を掛けられる。

「おっ」

ちらりと視線を向ければ、いかにも戦士らしい逞しい肉体を持った男。
ほぼ全ての客を網羅しているが、彼の姿は初めて見る。
にも関わらずこのクラブの雰囲気に物怖じしていないどころか馴染んでいる様子に、にんまりと口角を上げた。
こういう雄臭さぷんぷんの男、大好き。

「ふふーん、お目が高いねお兄さん
私でいいならひとつでもふたつでもオッケーしちゃうよ」

身体を男に向ければぷるんと揺れる豊満な褐色の胸。
グラマラスな肢体を持つ顔立ちはそこそこの女が、男の逞しい胸板に手の平を触れさせてじっくりと男の身体とその逸物を舐めるように眺めていく。
この女なら今この場で組み伏せられようとも、或いは個室に連れ込まれようとも容易く股を開くだろう。

ご案内:「王都マグメール ソドム」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール ソドム」からエキドナさんが去りました。