2018/05/28 のログ
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
紅月/アカツキ > ーーーかちゃり、ことっ…からん。

マグメールには、様々なものが集まってくる。
それは情報だったり、旅人だったり、交易品だったり。

…つまり、アレだ。
金銭さえ用意できれば『モノ』という点でとても豊かなのだ。

ここは、そんな豊かさの代名詞とも言える富裕層の地区の一画…スイーツやカフェの集まった、砂糖菓子のような場所である。
通称、スイーツ通り。
実はお菓子だけでなく菓子パンや惣菜クレープなんかもあったりする為、絶妙に舌が飽きない。

紅月/アカツキ > 「……はー、しあわせー…」

生クリームとアイスがひんやりと、宝石のような瑞々しいベリー達に鮮やかに彩られたワッフルプレート。
…を、花が咲くようなホンワリした笑顔で頂く燕尾服の男。
そう、男。

たとえ中性的な顔立ちをしていても、よくよく手入れされた紅の長い髪が艶やかに輝いていても、何か近寄ると落ち着いた花の香りがしても…男である。

周囲の客は見慣れているのか『あら月さん、今日はワッフル?』だとか『最近また新しいお店が出来たみたいよ』なぁんて、気軽に声をかけていく。
…不可思議ではあるが、非常に、女性達の中に溶け込んでいた。

紅月/アカツキ > 「やぁロザリー、この間は美味しいシフォンの店教えてくれてありがとう!
あそこハーブティーも美味しいねー?」

「あぁ、エルミナじゃないか!
その後ウワサの彼氏とは順調かい?
…何、別れた?ふむ、ん…うんうん……?
あー、止めとけ止めとけそんな甲斐性なし、別れて正解だよ!」

「おっ、イ・ザ・ベ・ラ~!
お腹の調子はどうだい?順調?
おーおーそっか!そーりゃあよかった!!
…えっ、お腹、触……いやいやさすがにレディにそれはって、ちょ、イザベラさん話聞いて!?」

…おそらく当人の、いわゆる女子力というのが高いのだろうが。
最早完全に女子会・婦人会の一員である。

甘いものというのは、どうやら笑顔と平和を運ぶらしい。
とても、和やかな空気である。

紅月/アカツキ > 「……、…嗚呼。
香り高い紅茶の絶妙な渋みが舌をリセットしてくれる…この、幸せよ…」

かちゃ、ティーカップとソーサーの重なる音が小さく鳴る。
ふぅ、と一息…うっとりと空を眺める。
パラソル付のテラス席、陽当たりは程よく良好…空も雲一つ無い、爽やかな昼下がり。
紅茶の湯気が空に溶けていく様は実に美しい。

「さて、のんびりするか…それとも、別の甘味を探すか……悩むところだ、実に」

随分と幸せな悩みである。
実際男の顔が緩みきっている辺り、悩みと呼ぶほどの事でもないのだろう。

ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
紅月/アカツキ > [まさかの自分が二重化するバグ発生につき、何度か退室を試したが直らず]

[荒らしのようになってしまい申し訳ありませぬ]

紅月/アカツキ > [あっ、治った]
紅月/アカツキ > 「…そうだ、ノワゼット食べたい。
ショコラムースと、ヘーゼルナッツ」

青空に向かって、何と無しに呟く。

濃厚系ケーキ、けれどもビター。
あまりハズレのないケーキだと個人的には思っているけど、どうなんだろう?
ショコラだからなぁ…オレンジティーのある所がいいなぁ。
ベリーティーも捨てがたいが、今日はもう食べちゃったし。

「…良いトコ、あったかねぇ?」

首を傾げる…が、疑問というよりはワクワクした表情だろうか。

ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」に紅月/アカツキさんが現れました。
紅月/アカツキ > [おそらく回線トラブル収束、だと、いいなぁ]
紅月/アカツキ > 先程の店を出て、通りを歩く。
次のお目当てはショコラケーキもしくはナッツ系ケーキだ。

…ん、いや、やっぱりシフォンケーキ食べたいかも?
……いやいやいや、看板に釣られるんじゃあない、今はショコラの口っ!

「…お、此所雰囲気がいいなぁ」

ケーキ屋ではなく喫茶店の前に立ち止まる。
気分屋な所があると、自覚はあるんだが…やはり、何となく気が向くままに生きるって気楽でいいと思うんだよな。

…と、言うことで喫茶店に立ち寄る。

紅月/アカツキ > やはりテラス席に陣取る。
街並みや人並みを眺めながらのんびりするのは、なかなかに楽しい。

ふむ、ここはケーキ・デザート類も店内で作っているらしい。
て、手作りプリン…プリン……どうするかな。
大の大人が、しかも燕尾服の男がメニューと真剣ににらめっこ…結構シュールな光景かもしれない。

「それじゃあ…ヘーゼルナッツラテと、紅茶のシフォン!」

ウエイトレスに微笑む。
気分と好物の闘い…本日は好物に軍配があがったようだ。

のんびり空でも眺めて待っていようか。

紅月/アカツキ > 「お、来た来た。
ありがとうなーお姉さん」

ウエイトレスに手をふる。
にこやかに。
特に意味はない、習慣みたいなモンだ。

マグカップに口をつける…あぁ
さてさて今日はしばらくここにいようか。

ご案内:「マグメール 富裕地区/甘味通り」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 無頼者にとっては、富裕地区なんてものはあまり居心地のいいもんじゃあない。この夜の時間帯であってもだ。
この大男にとっても同様だった。普段はあんまり近寄らない場所、――だが、仕事の絡みとあっては仕方がない。
片手に紙袋を抱え込んで――その中には丁重な装丁のされた書籍がいくらか。
抱え込んで歩きながら、ふ、と思い出すように笑う。

「――とはいえ、あっちのほうじゃあ、ンなもん持ってりゃすぐに狙われるか。」

こういった金目らしき物品を持ち歩いて難癖つけられないのはさすがに、治安が良い。悪かったからとて、行動に大して変りはないんだけども。
――さて、目的の品も手に入った。翌日に備えて宿に戻ってもいいのだが。

「……腹ァ減ったなあ。」

ぼやいた。昼食は遅めだったとはいえ、空腹にならないわけでもない。
さて、と見回すも、いまいち地理に疎い。店がわからない。
でっかいでっかい男が道の真ん中で、どうしたもんかと困ったように佇んでいる、奇妙な図。