2018/04/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にロキシーさんが現れました。
ロキシー > 富裕地区にあるこぢんまりとした喫茶店。
静かなその店内のテーブル席に座り、珈琲を飲みながら読書をする身なりの良い感じのダークエルフの少年が一人。

「ふむ……美味い。
 良い豆と腕だな、マスター。」

一口飲めば口の中へ広がる味と香りにほっと一息ついて賞賛を店主へと送る。
褒められた店主は無駄話をせずに食器を拭きながらペコリと一度会釈を返してきた。
良い店だと心の中で思いながら少年はもう一口口に付ける。

ロキシー > 「偶にはこういう静かな場所でのんびりするのも良い物だな。
 この辺りであれば変なこともそうそう起きえな……」

珈琲カップを手にしながらそう言いかけたところで、前に変な貴族らしきのに絡まれた経験を思い出したので言葉を止める。

「いや、運が悪ければ偶にはあるか……」

あれは面倒だったと、当時の事を思い出してため息を一つ漏らす。

「まあそれはともかくとして、少しばかり塩っ気のある物が欲しくなってきたな。
 う~む、パン系に行くほど小腹が空いているわけでも無いとなれば……バターピーナッツで。」

メニュー表を見て少し悩んだ後に追加注文を店主へと告げた。